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ウェザーニューズ、都道府県ごとの花粉飛散時期とピークを発表

【第二回花粉飛散傾向】2月上旬に関東から花粉シーズンスタート、飛散ピークは2月下旬から

〜飛散量は全国的に少なめ、全国平均で平年の8割強、2019年の6割予想〜

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 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区 代表取締役社長:草開千仁)は2020年の花粉シーズンに向け、「第二回花粉飛散傾向」(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)を発表しました。
 今冬の気温は平年並か平年より高い予想で、花粉シーズンの開始時期は平年並かやや早くなる見込みです。2月上旬に関東を中心に飛散が始まり、2月中旬には近畿や東海など西・東日本の広範囲で飛び始め、3月上旬にかけて飛散エリアが東北へと拡大します。西・東日本の飛散ピークは、スギ花粉が2月下旬〜3月中旬、ヒノキ花粉が3月下旬〜4月中旬の予想です。
 飛散量は、東北日本海側を中心に平年を上回る地域があるものの、全国的に平年を下回る予想です。全国平均では平年の85%程度とみており、2019年の半分以下の飛散量になる地域もあります。ただ、総飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量の花粉が飛散することがあるため、油断せずにシーズン前からしっかりと対策を行ってください。

※1アプリ「ウェザーニュース」の利用者に、スギの雄花の様子を写真とコメントで報告していただきました(調査期間:11月8日〜15日、報告数:558件)。
※2予想飛散量の詳細は「第一回花粉飛散傾向」からご覧いただけます。
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<ポイント>
1. 2月上旬に関東から花粉シーズンスタート、2月中旬に西・東日本の広範囲へ、3月上旬にかけて東北へ飛散エリアが拡大
2. スギ花粉の飛散ピークは2月下旬〜3月中旬、ヒノキ花粉は3月下旬〜4月中旬
3. 花粉の飛散量は全国的に少なめ、全国平均で平年比85%、2019年の半分以下の地域も

▼「第二回花粉飛散傾向」の一般向けサイト
スマホアプリ「ウェザーニュース」をダウンロード後、『お知らせ』にアクセス
または
ウェザーニュースウェブサイト「第二回花粉飛散傾向」
https://weathernews.jp/s/topics/201912/050055/

◆2020年「第二回花粉飛散傾向」
<飛散開始時期:花粉シーズン開始は2月上旬、関東が飛散開始一番乗りに>

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 スギの雄花は、冬の寒さを経験することで休眠から目覚め(休眠打破)、寒さがピークを過ぎて暖かくなると、花粉を飛ばし始めます。このため、冬の適度な寒さと春の気温の上昇が、飛散開始のタイミングを左右します。
 花粉の飛散開始時期に影響する2019年12月〜2020年2月の気温は、平年並か平年より高くなる予想です。全国的に暖冬傾向ではあるものの、断続的な寒気の流れ込みに伴って休眠打破が起こり、2020年シーズンのスギ・ヒノキ花粉の飛散開始時期は平年並かやや早くなるとみています。
 2月上旬には関東を中心に飛散が始まり、2月中旬には近畿や東海など西・東日本の広範囲で、2月下旬には北陸や東北南部、3月上旬には東北北部でも飛散が始まる予想です。
 なお、飛散開始時期は1月下旬以降の寒さが緩むタイミングに大きく左右されるため、随時最新の情報をご確認ください。

<飛散ピーク時期:西・東日本のスギ花粉は2月下旬〜3月中旬、ヒノキ花粉は3月下旬〜4月中旬>

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 スギ花粉の飛散ピークは、西・東日本の広範囲で2月下旬〜3月中旬、東北では3月上旬〜4月中旬の予想です。3月が終わりに近づくとスギ花粉のピークは越え、代わって西日本からヒノキ花粉が増えていきます。
ヒノキ花粉の飛散ピークは、太平洋側のエリアでは概ね3月下旬〜4月中旬、日本海側のエリアでは4月上旬〜中旬となる予想です。 
 また、シラカバ花粉が飛散する北海道では、道南・道央はゴールデンウィーク前後、道北・道東は5月中旬に飛散ピークを迎える予想です。


<予想飛散量:全国的に少なめ、全国平均で平年比85%、2019年の半分以下の地域も>

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 2020年のスギ・ヒノキの花粉飛散量は、東北日本海側を中心に平年を上回る地域があるものの、全国的には平年を下回る予想です。全国平均では平年の85%程度になるとみています。
また、2019年と比べても、花粉の飛散量は、北海道と東北北部、東北南部日本海側を除いたほとんどの地域で少なくなる予想で、2019年の半分以下になる地域もあります。ただ、総飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量の花粉が飛散することがあるため、油断せずにシーズン前からしっかりと対策を行ってください。

※予想飛散量は10月1日発表の「第一回花粉飛散傾向」から変更ありません。詳細はウェブ版プレスリリースよりご覧いただけます。
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◇雄花調査の結果:「例年/昨年より少ない」報告が多数、台風の影響は限定的の見込み

 ウェザーニューズでは2019年の夏の天候、年ごとの飛散量傾向、雄花調査の結果などを検証して、2020年春の花粉飛散量を予想しています。本発表では2019年11月8日〜15日に全国のウェザーニュース会員から寄せられたスギの“雄花リポート”を活用しています。
 雄花リポートを集計した結果、雄花が「例年/昨年より少ない」という報告数が、「例年/昨年より多い」という報告数を上回りました。また、関東エリアのウェザーニュース会員からは、台風によるスギの倒木や塩害によって枯れたスギの報告が寄せられました。ただ、倒木や塩害による影響は限定的で、飛散量を大きく変化させる水準ではないとみています。

神奈川県秦野市・11月8日 「少し少なめです」
神奈川県葉山町・11月15日 「ほとんど枯れています」

◆エリアごとの2020年花粉飛散傾向

北海道:飛散開始は4月以降 飛散量は少なかった前年の約2倍に

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、4月以降、寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始める見込みです。シラカバ花粉の飛散開始時期は平年並かやや早くなると考えられます。道南など早い所では4月中旬、その他のエリアでは4月下旬から5月にかけて花粉シーズンに入るとみています。
飛散ピークは道南や道央エリアでゴールデンウィーク前後、道北や道東では5月中旬で、6月に入ると段々と飛散量は少なくなる見込みです。

 2020年シーズンのシラカバ花粉の飛散量は、平年の84%、2019年シーズンの195%となる予想です。飛散が少なかった2019年シーズンと比べて症状がつらく感じる可能性があるため、しっかり対策を行ってください。

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東北北部:飛散開始は3月上旬 飛散量は平年比・前年比ともに増加

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、3月上旬に太平洋側から花粉シーズンに入ると予想しています。
飛散ピークは3月下旬〜4月中旬で、その後飛散量は段々と少なくなる見込みです。

 2020年シーズンのスギ花粉の飛散量は、平年の116〜129%、2019年シーズンの114〜155%になる予想です。2019年シーズンと比べて症状がつらく感じる可能性があるため、しっかり対策を行ってください。
なお、東北北部で春に多く飛散するのはスギ花粉で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。

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東北南部:飛散開始は2月下旬 日本海側を中心に飛散量が増加

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月下旬に太平洋側から花粉シーズンに入ると予想しています。
その後3月上旬〜4月上旬にスギ花粉、4月中旬頃にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

 2020年シーズンの花粉飛散量は、日本海側で平年の129%、2019年シーズンの111%、太平洋側で平年の78%、2019年シーズンの71〜74%になる予想です。日本海側では、2019年シーズンと比べて症状がつらく感じる可能性があるため、しっかり対策を行ってください。
なお、東北南部で春に飛散するのは例年スギ花粉がメインで、ヒノキ花粉は少ない傾向にあります。

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関東:飛散開始は2月上旬 長梅雨の影響で飛散量は減少

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月上旬と予想しています。
その後2月下旬〜3月中旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

 2020年シーズンの花粉飛散量は、平年の70〜76%、2019年シーズンの70〜79%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。

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北陸・長野:飛散開始は2月下旬 飛散量は前年比で大幅減

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月下旬と予想しています。
その後、3月上旬〜下旬にスギ花粉、4月上旬〜中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

 2020年シーズンの花粉飛散量は、平年の71〜93%、2019年シーズンの49〜71%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。
なお、北陸で春に飛散するのは例年スギ花粉がメインで、ヒノキ花粉は少ない傾向にあります。

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東海・山梨:飛散開始は2月上旬 飛散量は前年比で大幅減

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月上旬〜中旬と予想しています。
その後、2月下旬〜3月中旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

 2020年シーズンの花粉飛散量は、平年の82〜98%、2019年シーズンの44〜71%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。

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近畿:飛散開始は2月中旬 飛散量は前年比で大幅減

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月中旬と予想しています。
その後、2月下旬〜3月中旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

 2020年シーズンの花粉飛散量は、平年の79〜92%、2019年シーズンの51〜72%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。

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山陽:飛散開始は2月中旬 飛散量は前年比で大幅減

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月中旬と予想しています。
その後、2月下旬〜3月中旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

 2020年シーズンの花粉飛散量は平年の80〜89%、2019年シーズンの47〜66%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。

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山陰:飛散開始は2月中旬 飛散量は前年比で大幅減

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月中旬と予想しています。
その後、2月下旬〜3月中旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

 2020年シーズンの花粉飛散量は平年の85〜86%、2019年シーズンの53〜63%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。

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四国:飛散開始は2月中旬 飛散量は前年比で大幅減

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月中旬と予想しています。
その後、2月下旬〜3月中旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

 2020年シーズンの花粉飛散量は平年の78〜92%、2019年シーズンの49〜66%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。

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九州北部:飛散開始は2月中旬 飛散量は前年比で大幅減

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月中旬と予想しています。
その後、2月下旬〜3月上旬にスギ花粉、3月下旬〜4月上旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

 2020年シーズンの花粉飛散量は平年の79〜83%、2019年シーズンの42〜55%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。

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九州南部:飛散開始は2月中旬 飛散量は前年比で大幅減

 この冬は暖冬傾向ですが、断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。花粉の飛散開始時期は平年並かやや早く、2月中旬と予想しています。
その後、2月下旬〜3月上旬にスギ花粉、3月下旬〜4月上旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

 2020年シーズンの花粉飛散量は平年の73〜79%、2019年シーズンの59〜60%と少なくなる予想です。シーズン全体の飛散量が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずしっかり対策を行ってください。

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◆都道府県ごとの2020年花粉飛散傾向

エリア

都道府県

花粉飛散量
2019年比:%)

花粉飛散量
(平年比:%)

花粉シーズンイン予想

花粉シーズンアウト予想

北海道

北海道

195

84

4月下旬

6月中旬

東北北部

青森県

155

129

3月上旬

5月上旬

岩手県

114

116

3月上旬

5月上旬

秋田県

135

117

3月上旬

5月上旬

東北南部

宮城県

71

78

2月下旬

5月上旬

山形県

111

129

3月上旬

5月上旬

福島県

74

78

2月下旬

5月上旬

関東

茨城県

76

74

2月上旬

5月上旬

栃木県

70

76

2月上旬

5月上旬

群馬県

75

71

2月上旬

5月上旬

埼玉県

75

70

2月上旬

5月上旬

千葉県

79

71

2月上旬

5月上旬

東京都

75

70

2月上旬

5月上旬

神奈川県

75

71

2月上旬

5月上旬

北陸・長野

新潟県

71

93

2月下旬

5月上旬

富山県

61

86

2月下旬

5月上旬

石川県

49

83

2月下旬

5月上旬

福井県

61

84

2月下旬

5月上旬

長野県

56

71

2月下旬

5月中旬

東海・山梨

山梨県

71

82

2月中旬

5月上旬

静岡県

58

90

2月上旬

5月上旬

愛知県

52

92

2月中旬

5月上旬

岐阜県

48

98

2月下旬

5月上旬

三重県

44

92

2月中旬

5月上旬

近畿

滋賀県

51

91

2月下旬

5月上旬

京都府

59

89

2月下旬

5月上旬

大阪府

72

87

2月中旬

5月上旬

兵庫県

69

92

2月中旬

5月上旬

奈良県

63

79

2月中旬

5月上旬

和歌山県

52

91

2月中旬

5月上旬

山陽

岡山県

53

89

2月中旬

5月上旬

広島県

66

80

2月中旬

5月上旬

山口県

47

81

2月中旬

5月上旬

山陰

鳥取県

53

86

2月中旬

5月上旬

島根県

63

85

2月中旬

5月上旬

四国

徳島県

66

78

2月中旬

5月上旬

香川県

63

85

2月中旬

5月上旬

愛媛県

49

92

2月中旬

5月上旬

高知県

52

87

2月中旬

5月上旬

九州北部

福岡県

52

81

2月中旬

4月下旬

佐賀県

42

80

2月中旬

4月下旬

長崎県

55

79

2月中旬

4月下旬

大分県

46

83

2月中旬

5月上旬

熊本県

54

82

2月中旬

5月上旬

九州南部

宮崎県

59

73

2月中旬

5月上旬

鹿児島県

60

79

2月中旬

5月上旬

全国

64

85

※平年:天候の平年は1981年〜2010年の過去30年平均、花粉飛散量の平年は2010年〜2019年の過去10年平均
※飛散量:花粉観測機「ポールンロボ」が観測すると想定される花粉数。過去のポールンロボの観測数をもとに予想を算出
※北海道はシラカバ花粉の飛散量。沖縄は目立った花粉の飛散がないため除く

◆参考:ウェザーニューズの花粉観測網について 〜日本最大級の花粉観測網を展開!〜

花粉観測機「ポールンロボ」設置イメージ

 ウェザーニューズの「花粉プロジェクト」は、花粉症の方々の役に立ちたい!という想いで、2005年から実施しているユーザー参加型の取り組みです。全国のご家庭や企業などに、独自開発した花粉観測機「ポールンロボ」を約1,000台設置し、空気中に含まれる花粉をリアルタイムに自動観測します。
 一般的な花粉観測方法では、ガラス板に付着した花粉を顕微鏡で数える「ダーラム法」が主流となっていますが、情報の更新に時間がかかるのに加え、1日単位での飛散量しか把握できません。また、観測しているのは病院や自治体が中心ですが、観測拠点の有無や分布については都道府県でバラつきがあり、観測情報が一般に広く公表されていない県もあります。
 ウェザーニューズは、日本最大級の花粉観測網とこれまでの蓄積データを活かし、予報精度向上を目指すと共に、アプリの利便性を高め、花粉症の方が少しでも楽に過ごせるよう、サポートしていきます。

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