FOSTER-CoPilot

MISSION

もう一人の副操縦士(Co-Pilot)として、機長に寄り添い安全運航を支える

FOSTER-CoPilotは、航空機の位置情報を取得する持ち込み型動態管理システムです。機体から取得された位置情報は、地上の運航管理者が使用するモニタリングツールに表示されます。気象情報と重ね合わせることで、飛行中の航空機運航の安全性・効率性の向上を図ります。


また、専用アプリケーションをインストールしたタブレット端末を接続すると、地上の動態管理モニタリングツールとの間でテキスト通信が可能になります。イリジウム衛星通信を用いているため、無線の不通エリアでも機上ー地上間のコミュニケーションを可能にします。

開発背景

ヘリコプター等の航空機運航(General aviation)においては、飛行中の機体のリアルタイムな位置情報を把握することが長年の課題となっていました。当時、動態管理システムを導入するためには機体の修理改造が必要となり、コストも高く実現が難しかったためです。


そこで当社は、「空の安全を守る」というミッションのもと、機体位置情報把握による安全で効率的な運航管理を実現するため、機体の修理改造が不要かつ低コストで導入可能な機内持ち込み型動態管理システム『FOSTER-CoPilot』を日本で初めて開発、2012年にサービス化しました。


現在では、約250機の航空機に搭載され、空の安全を日々見守っています。
日本国内においては、民間の航空機の他、全国全ての警察ヘリに導入されており、瞬時に出動可否判断が求められるドクターヘリの98%にも搭載されています。