ウェザーニューズの起源
「船乗りの命を守りたい」
「いざという時、人の役に立ちたい」
1970年1月、福島県いわき市。小名浜港を襲った爆弾低気圧により、貨物船が沈没。
15名の尊い命が奪われました。当時の気象技術ではこの爆弾低気圧の予測が難しかったこと、船乗りのための気象情報が存在していなかったことがこの事故につながりました。
「本当に役立つ気象情報があれば、この事故は防げたかもしれない」
創業者の石橋は、この事故をきっかけに気象の世界に進み、1986年にウェザーニューズを設立しました。
創業時と比べ、気象技術やサービスは格段に進化しました。しかし、「船乗りの命を守りたい」
そして、「いざという時、誰かの役に立ちたい」という想いは今も変わらず、全スタッフに受け継がれています。
フルサービスウェザーカンパニーへの歩み
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1970s
海洋気象の専門会社として、船舶の最も安全で
経済的な航路を推薦する「ウェザールーティン
グサービス」を提供。 -
1980s
ピンポイント気象サービスの開始。お弁当の廃
棄ロスをなくすため、ピンポイント天気を仕出し
弁当屋に提供。 -
1983
放送局向けサービスの開始。放送局からの1本
の電話から、衛星画像をテレビで放送するとい
う当時としては画期的なサービスを提供。 -
1985
ヘリコプターの運航会社に対して、安全な運航
をサポートする航空気象サービスを提供開始。 -
1986
6月
東京都港区に株式会社ウェザーニューズ創立。
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1988
3月
アメリカにWeathernews America Inc.設立。
-
11月
関東・甲信越・東北を囲む落雷位置評定ネット
ワークを構築、日本初の落雷情報サービス開始。 -
1990
4月
幕張にウェザーニューズ幕張総合サービス
センターを開設。 -
1993
10月
オーシャンルーツ社を吸収合併。
-
1994
1月
韓国にWeathernews Korea Inc.設立。
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1996
3月
セブンイレブン・ジャパンの気象情報システムに
「ウェザーマーケティング」サービスを提供開始。 -
1999
2月
NTTドコモiモード向け「WNI気象情報」
(「現在はウェザーニュース」)提供開始。 -
2000
12月
大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に気
象会社として世界初の株式上場。 -
BSデジタル・データ放送の気象専門チャンネル
「ウェザーニュース」910ch放送開始。(〜2016) -
2002
5月
2002年FIFAワールドカップサッカー日本国内会
場での気象面での運営管理・対応情報を提供。 -
12月
電力会社の業務を支援する電力気象サービスが
開始。 -
2003
3月
中国にWeathernews Shanghai Co,Ltd.を設立。
-
11月
東京証券取引市場第一部に指定。
-
2004
3月
サポーターと桜前線を追いかける
「さくらプロジェクト」スタート。 -
4月
中国移動(China Mobile)向けに気象情報を
提供開始。 -
9月
世界向けの気象情報サービスを集中運営する
「幕張天気街(ウェザーストリート)」を開設。 -
10月
気象研究の最先端であるアメリカ・オクラホマ
大学の敷地内にサービス運営拠点を開設。 -
イギリス・ロンドンにWeathernews U.K. Ltd.
を設立。 -
2005
航空気象サービスのグローバル展開。
韓国・中国の航空会社へのサポート開始。 -
2006
4月
超小型観測衛星『WNI衛星』打上げに向けて
プロジェクトが始動。 -
北極海航路支援に向け、世界の海氷を観測・
予測するGlobal Ice Center設立。 -
台湾にWeathernews Taiwan Ltd.、
ネパールにWeathernews Nepal Pvt. Ltd.、
インドにWeathernews India Pvt. Ltd.設立。 -
2007
10月
次世代小型レーダーシステム、CASA(The
Center for Collaborative Adaptive Sensing of
the Atmosphere)プロジェクトに参加。 -
2008
3月
鉄道気象サービススタート。鉄道事業者への
強風対策サービスを提供開始。 -
8月
約1万人のサポーターとゲリラ雷雨の捕捉に
挑む「ゲリラ雷雨防衛隊」の取組み開始。
「ゲリラ豪雨」で2008年の流行語大賞受賞。 -
10月
会長石橋博良が「アントプレナー・オブ・ザ・
イヤー・ジャパン2008」日本代表に選出。 -
2009
1月
iPhone向けスマホアプリ
「ウェザーニュースタッチ」をリリース。 -
4月
サポーターと共に創る24時間お天気情報番組
「SOLiVE24」開始。 -
10月
独自観測レーダー、WITHレーダー
ネットワークを日本全国へ展開開始。 -
2010
2月
元南極観測船「しらせ」を文部科学省より引き
受ける。気候変動・地球環境の交信・共創とい
う新たなテーマの活動の場として利用を計画。 -
4月
中国携帯事業最大手の中国移動(China
Mobile)が運営する携帯ポータルサービス、
モンターネット(Monternet)へ、
気象コンテンツの提供開始。 -
9月
KDDI株式会社と、基地局に気象観測装置を設
置、収集された気象情報を、サポーターと共有
する新感覚のコンテンツ「ソラテナ」を発表。 -
“無”常識に、革新的なサービスを実現するイン
フラ開発を行うOklahoma Innovation Center
が始動。 -
2011
3月
東日本大震災を受け、津波発生を早期伝達し、
被害軽減を支援する「TSUNAMI Radarcast」
の開発を中心に復旧復興支援の取り組み開始。 -
5月
トヨタ自動車のナビに「ウェザーニュース」を
提供開始。 -
9月
シンガポールに
Weathernews Singapore Pte. Ltd.設立。 -
2012
3月
津波発生を早期伝達し、被害軽減を支援する「TSUNAMI Radarcast」の運用を開始。
-
Jリーグ全試合の気象情報・
開催判断支援情報を提供開始。 -
11月
デンマーク・コペンハーゲンに営業拠点を開設。
-
2013
3月
登山家 三浦雄一郎氏の世界最高齢(80歳)
エベレスト登頂をサポート。 -
11月
超小型独自衛星「WNISAT-1」打ち上げに成功。
-
フォーブスアジアが選ぶ「Forbes Asia's 200
Best Under a Billion 2013」に選出。 -
2014
マニラオペレーションセンター、
インドネシアの首都ジャカルタに営業拠点を開設。 -
2015
5月
米国のソーシャル天気会社Weathermobの
アプリ事業買収。 -
世界最大級の気象観測網を展開する仏
Netatmoと気象データで提携。 -
コペンハーゲンに航海気象サービスセンター、
ベトナムの首都ハノイにオフィス開設。 -
9月
超小型独自衛星「WNISAT-1R」完成。
-
イギリスで行われた国際大会でラグビー
日本代表をサポート。 -
10月
フィリピン大気地球物理天文局とフィリピン国内
の気象災害による被害軽減に向け相互協力開始。 -
企業内保育所「WNI RAIN KIDS HOUSE」設立。
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11月
ドローンプロジェクト開始。
株式会社アクセルスペースへ出資。
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2016
4月
インドネシアの気象気候地球物理庁と
インドネシア国内の気象災害による被害軽減に
向けて相互協力開始。 -
8月
スポーツ気象チーム、リオデジャネイロで日本代表選手団を現地サポート。
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ヤンゴンオペレーションセンター、
モスクワ現地法人 WEATHERNEWS RUS LLC、
アテネとバンコクにオフィス開設。 -
2017
1月
仏気象会社METNEXTを買収し、パリにサービ
スセンター開設。環境気象市場立ち上げへ。 -
7月
WNISAT-1R打ち上げ成功。
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2018
3月
ラオスの天然資源環境省気象水文局とMOU締結
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5月
国内全ドクターヘリが動態管理システムを導入
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10月
ミャンマーの気象水象局とMoU締結
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2019
6月
SNSを防災に活用する「防災チャットボット」
の社会実装を目指し「AI防災協議会」を設立 -
12月
気候変動への適応と緩和の取り組み開始
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2020
9月
高性能気象IoTセンサー「ソラテナ」販売開始
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2022
6月
企業のサステナビリティ経営をサポートする気候テック事業部を設立
「ウェザーニュース」が天気予報サービス予報精度No.1を獲得
環境省と「気候変動適応の促進に関する連携協定」を締結
私たちの夢
全世界ひとり一人の情報交信台