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花粉飛散開始目前!全国的に昨年の7割増、関東や東北の多い所では3倍の花粉飛散予想
花粉観測機『ポールンロボ』、全国の家庭、病院、企業に続々出荷中
~ 若年化が進む花粉症発症年齢、今年は観測機の設置位置を低くし、子供目線での観測も実施 ~
株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、毎年、一般の方と花粉症に立ち向かう「花粉プロジェクト」を実施しています。このプロジェクトでは、全国の花粉症に悩む方を中心に『ポールンロボ』と名づけられた花粉観測機を自宅や病院、企業に設置してもらいます。今シーズンは、昨夏の残暑の影響で雄花が成長しやすい条件となったため、花粉飛散量は全国的に昨シーズンより7割増と予想され、関東や東北の多いところでは昨シーズンの約3倍となる予想です。早いエリアでは2月上旬に飛散開始が見込まれ、花粉症の方やそうでない方も万全の備えで花粉シーズンを迎える必要があります。そこで、現在、全国各地1,000名の方と共に設置作業を進め、まもなく最終段階を迎えます。『ポールンロボ』は、人が空気中で吸い込む花粉量を計測することができ、計測した花粉数に応じてロボットの目の色が5段階で変化する観測機です。『ポールンロボ』で観測された花粉データは、実況値としてリアルタイムに全国に公開されると共に、地域に密着した1時間ごとのきめ細かい花粉予報に活かされます。また、今シーズンは昨シーズンの約2倍にあたる全国約100の病院に『ポールンロボ』の設置に協力いただき、花粉飛散と症状の関係の分析し、一人ひとりの症状に合った花粉症対策情報の発信を強化していく予定です。さらに、『ポールンロボ』は、春先に飛来する黄砂などのダストもカウントすることができ、空気中のダストの状況も把握して健康面をサポートしていきます。
『ポールンロボ』は、花粉の飛散開始が早い西・東日本から順次発送し、設置されています。北日本は、2月中には発送が完了する予定です。
『ポールンロボ』による観測データは以下で確認できます | ||
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スマートフォン向けアプリケーション |
携帯サイト |
インターネットサイト |
花粉観測機『ポールンロボ』、黄砂などの空気中のダストもカウントし、健康面をサポート!
『ポールンロボ』は、直径約15cmの人の顔に似せた花粉観測機で、自宅や会社などに設置可能な1,000名に無料で貸与されます。『ポールンロボ』による観測は、2005年から行われており、今年で9年目の取り組みになります。『ポールンロボ』は、人の呼吸と同じ量の空気を吸引するように設定され、実際に成人が空気中で吸い込む花粉量を計測することができます。また、観測する花粉量により、花粉が飛んでいない状態の「白」から、「青」、「黄」、「赤」、「紫」へと5段階に目の色が変化するため、一目で花粉量を確認することができます。『ポールンロボ』は、"花粉飛散量"の他に、花粉環境をより詳しく調査するため、"気温"、"湿度"、"気圧"も観測し、花粉が飛散しやすい日の判断や症状との分析などに活用されます。また、今シーズンは、春先に大陸から飛来する黄砂などのダストについても計測し、情報を発信していきます。これらの『ポールンロボ』から得られたデータは、1分間に1回インターネット回線を通じ、ウェザーニューズに自動送信されます。観測データは、スマートフォンのアプリ内やインターネットサイト、携帯サイトでリアルタイムに公開される他、地域に密着した1時間ごとの花粉予報や事前対策にも活用されます。
花粉症の方と立ち向かう「花粉プロジェクト」
今年で9年目を迎える「花粉プロジェクト」は、全国の花粉症に悩む方や、企業、病院などの協力のもと、ウェザーニューズが独自に開発した花粉観測機『ポールンロボ』を設置し、その地域に飛散する花粉量を観測していきます。更に、全国から寄せられる花粉症の症状を調査することで、まだ分かっていない花粉症の実態に迫るほか、その解析をもとに花粉症の方へ役立つサービスを提供していきます。今シーズンは、過去8年間で蓄積された花粉症データをもとに、一人ひとりの症状に合った対策方法でサポートする他、全国約100の病院に『ポールンロボ』の設置を協力いただき、花粉飛散と症状の分析を強化します。また、若年化が進む花粉症の発症年齢に注目し、今シーズンは観測機の設置位置を低くし、子供目線での観測も実施します。全国1,000台の『ポールンロボ』で地域ごとのきめ細かい花粉飛散量を観測し、その情報をスマートフォン、インターネットサイト、携帯サイトでリアルタイムに公開していきます。また、多くの花粉症の方が少しでも楽なシーズンになるよう、最新の花粉予報と花粉症対策サービスを提供していきます。