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海運会社の多様化するニーズに応える、グローバルなサービス

Optimum Ship Routeingサービス提供拡大

穀物メジャーのCargill、南米最大の海運会社CSAVに3月から本格提供開始

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、穀物メジャーであるCargill(海上輸送部門:スイス連邦ジュネーブ、Chairman:Gregory R. Page)と、南米最大の海運会社CSAV(チリ共和国、Chairman:Guillermo Luksic Craig)に、船舶の安全性に加え経済性、環境性、定時性など多様化するニーズに応えるためのOptimum Ship Routeingサービス(以下、OSRサービス)を3月より本格的に提供開始しました。
当社の海運会社向けのサービスは、船長のみならず、陸上のオペレーターや船舶のオーナーに対しても包括的にサポートを行っており、24時間365日体制で船舶の動静を管理し、船舶の運航管理を支援しています。中でもOSRサービスは、海運会社の「安全性」「定時性」「経済性」「環境性」など、多様化するニーズに応えるサービスで、採用する企業が世界的に拡大しています。

多様化する海運会社のニーズ応えるOSRサービス

世界的な経済変動、CO2排出量の規制、燃料の高騰などの要因により、海運業界をとりまく環境は大きく変化しています。このたびCargill、およびにCSAVにサービス提供を開始したOSRサービスは、これらの変化や海運会社のニーズの変化に応えたサービスです。
OSRサービスは、船舶毎の燃料とスピードのパフォーマンス特性を解析し、航海で要求される到着時間、燃料節減目標を実現するための最適航路、最適エンジン回転数、予想される気象海上状況の情報と他の選択肢の検討とリスク情報を船長、陸上の運航担当者、そしてウェザーニューズが共有することで、航海を最適化します。
当社が創業以来提供してきましたウェザールーティングサービスは、気象・波・海流などを考慮した「安全で最も航海日数が少ない航路の提供」であったのに対し、OSRサービスは「燃料消費を最小限に抑える航海(経済性)」、「運送契約で要求される到着日時どおりに到着する航海(定時性)」など、多様化する海運会社のニーズや経営戦略などに対応しています。
現在OSRサービスは、コンテナ船、自動車船、ばら積み船、タンカー船などあらゆる船種に対応し、約1,000隻にサービスを提供していますが、将来的には当社の航海気象サービスを利用している全船約6,000隻にサービスを展開する予定です。