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乾燥と強風の影響で、関東の花粉飛散量が増加!

<速報>東京都、本日、本格花粉シーズンに突入!

~ 神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県、栃木県、静岡県でも、本日、本格花粉シーズンへ ~

株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、2月27日(月)、関東で花粉飛散数が増加し、本日以降も飛散数が増える見通しから、本日、東京都を含む1都6県が“本格花粉シーズン”に突入したことを発表しました。当社では全国1,000ヶ所に、花粉観測量に応じて目の色が変化する独自の花粉観測機『ポールンロボ』を設置し、花粉の観測をしています。本日、東京都内21ヵ所(総数69ヵ所)の観測地点において、花粉症の症状が出始める花粉飛散量(30個)を超えるレベルに達すると予想されます。また、24時間以内の都内に在住する花粉症の方の症状報告を見ても、30%以上の方が、“ややつらい”、またはそれ以上の症状を感じ始めています。その他では、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、静岡県でも30個以上の飛散が予想されているため、本日、本格花粉シーズンに突入したことを発表いたします。また、京都府、滋賀県でも、敏感な方が症状が出始める、花粉飛散量(10個)を超えるレベルに達すると予想されるため、本日、“花粉シーズン”に突入したことを発表します。花粉症の方は、最新の花粉飛散情報を確認し、十分な対策を取る必要があります。

*花粉症の症状が出始める花粉飛散数30個、過去7年、協力者と共に蓄積した花粉飛散量と症状のデータを相関、分析した情報です。また、花粉観測機「ポールンロボ」は、全国の花粉症の方の一般家庭や企業、病院などに設置している当社独自の観測機で、人の呼吸と同じ量を吸引し、観測しているため、実際に人間が空気中で吸い込む花粉量を計測することができます。

今後の飛散予測についての全国の概況

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2月は度々強い寒気が流れ込み、西日本~東日本の太平洋側でも積雪するなど、寒い日が多くなりました。ただ、先週は日本海側でも雨が降るなど、寒気がいったん緩んだ状態になりました。本日は、再び寒気が流れ込み、関東地方も冬の寒さになっていますが、晴れて空気が乾燥し、風が強く吹いているため、花粉が飛びやすい状態です。また、朝から花粉の飛散量が増え始め、今後、夕方をピークにさらに飛散量が増えていく見通しです。なお、今後は3月に入る頃には一段と寒さが緩み、花粉の飛散量が増えていく予想です。今シーズンの飛散量は昨シーズンの3割程度となる所が多いものの、例年並みの飛散量となる予想です。十分な対策をして、花粉シーズンを乗り切りましょう。最新の飛散情報と各地の花粉シーズン、本格花粉シーズン突入のお知らせは、随時、スマートフォン向けWEBサイト(https://weathernews.jp/s/)、携帯サイト「ウェザーニュース」(https://wni.jp) で発表していく予定です。

花粉観測機「ポールンロボ」の観測結果

東京都
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栃木県
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静岡県
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今後の見解

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  • 飛散開始予想日は各県内において3割以上の花粉観測機「ポールンロボ」が10個/日以上を、
    本格飛散予想日は30個/日以上を、日を基準としています。
  • 赤字で日付が記載してある県は、すでに「花粉シーズン」「本格花粉シーズン」に突入しています。