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気温上昇に伴い、西・東日本の各地で続々と花粉シーズンへ
<速報>大阪府、愛知県を含む1府12県で本日、花粉シーズンに突入!
~ 花粉観測機「ポールンロボ」で症状が出始める1日10個以上の花粉を観測 ~
株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、2月24日(金)、ある一定の花粉飛散が西・東日本の各地で確認され、今後も徐々に飛散数が増える見通しから、本日、大阪府、愛知を含む1府12県が“花粉シーズン”に突入したことを発表しました。当社では全国1,000ヶ所に、花粉観測量に応じて目の色が変化する独自の花粉観測機『ポールンロボ』を設置し、花粉の観測をしています。本日、大阪府内10ヵ所(総数31ヵ所)の観測地点において、花粉に敏感な人が、症状が出始める花粉飛散量(10個)を超えるレベルに達すると予想されます。また、24時間以内の大阪府内に在住する花粉症の方の症状報告を見ても、40 %以上の方が、“ややつらい”、またはそれ以上の症状を感じ始めています。その他では、愛知県、福岡県、静岡県、岐阜県、福井県、兵庫県、和歌山県、佐賀県、長崎県、熊本県、山口県、山梨県でも10個以上の飛散が予想されているため、本日、花粉シーズンに突入したことを発表いたします。花粉症の方は、最新の花粉飛散情報を確認し、十分な対策を取る必要があります。
*花粉症の症状が出始める花粉飛散数30個、過去7年、協力者と共に蓄積した花粉飛散量と症状のデータを相関、分析した情報です。また、花粉観測機「ポールンロボ」は、全国の花粉症の方の一般家庭や企業、病院などに設置している当社独自の観測機で、人の呼吸と同じ量を吸引し、観測しているため、実際に人間が空気中で吸い込む花粉量を計測することができます。
今後の飛散予測についての全国の概況
2月は度々強い寒気が流れ込み、西日本~東日本の太平洋側でも積雪するなど、寒い日が多くなりました。ただ、今週になって強い寒気が去り、現在は寒さが緩んでいる状態です。さらに、雨上がりに晴れて、気温が上がった本日は、花粉の飛散に好条件となっています。 西日本・東日本では2月はじめから少しずつ花粉が飛び始めていましたが、寒さが緩んだタイミングで、広いエリアで花粉の飛散量が増え始め、大阪府・愛知県・福岡県を含む西・東日本の各地で花粉シーズンに突入したものと思われます。今後、3月に入る頃には一段と寒さが緩み、花粉の飛散量が増えていく見通しです。今シーズンの飛散量は昨シーズンの3割程度となる所が多いものの、例年並みの飛散量となる予想です。十分な対策をして、花粉シーズンを乗り切りましょう。最新の飛散情報は、随時、スマートフォン向けWEBサイト(https://weathernews.jp/s/)、携帯サイト「ウェザーニュース」(https://wni.jp) で発表していく予定です。