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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、5日(現地時間)からリオデジャネイロで開催される国際スポーツ大会において、トライアスロン・セーリング・ラグビー・女子ホッケー日本代表チームなど全7競技16チーム(現時点)を幕張の予報センターと現地の2カ所からサポートします。本日、現地でサポートを行うスポーツ気象チーム5名がリオに向けて出発しました。観測機を現地に持ち込み、実況値を随時予報に反映することで、より精度の高い情報を提供していきます。選手の健康管理や練習スケジュール策定だけでなく、試合の戦略・戦術に活用できる気象情報を提供することでチームの勝利を後押しします。
また、リオの気象情報を伝える「日本代表サポート特設サイト」を本日開設しました。スポーツ気象チームがリオの天気や競技ごとのサポートのポイントを毎日お届けします。
特設サイトはこちらから
※https://weathernews.jp/s/topics/201607/140035/
大会期間中は幕張の予報センターとリオから日本代表の7競技16チームを気象面で支援します。本日、現地でサポートするスポーツ気象チームの5名がリオに向けて出発しました。
リオ派遣メンバーは3日に到着してから21日まで予報センターと連携してサポートを行います。会場周辺に観測機を持ち込んで観測を行うほか、予報士が現地の空を目で見た情報を予報センターに共有し、予測に反映することでより緻密な情報を作成していきます。
ウェザーニューズはリオの気象情報をお届けする「日本代表サポート特設サイト」を開設しました。サイト内では、日本代表チームとのやり取りやサポートのポイントのほか、リオの天気を毎日お届けします。特設サイトはスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」のほか、下記URLからご覧いただけます。
※https://weathernews.jp/s/topics/201607/140035/
◆ 競技によるサポートポイントの違い
- トライアスロン:風の強さによって自転車のホイールを変えたり、潮の流れによって泳ぐコースを検討したり、ペース配分を組み立てるなど、天気が非常に大きく影響する競技です。
特に、リオは午前と午後で風の向きや強さが変わるため、切り替わるタイミングの把握が重要になります。
- セーリング:いかに正確に予測し、風に乗ることができるかで勝負が決まります。特に午前と午後で風向きが変わるリオは、どれだけ風をよむことができるかがポイントとなります。
- ラグビー:天気の雨・晴れ、風の強い・弱いで戦略戦術が変わります。7人制ラグビーは一日に数試合行い、試合と試合の間の体力回復にも気象条件が影響してくるので、一日の細かい気象情報が重要となってきます。
- 女子ホッケー:通常時でもグラウンドに水をまいて試合を行う競技ですが、雨が一定量を超えるとボールが転がらなくなるため、雨量の予測が非常に重要になります。本ニュースをプリントアウトしてご覧になりたい方はこちら