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ウェザーニューズ、アジア最大の気象カンファレンス 「InterMET Asia 2019」で講演

シンガポール > ムンバイ >

株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、3月27日から28日にかけてシンガポールで開催された「InterMET Asia 2019」に、昨年に引き続き参加しました。「InterMET Asia」は2014年から開催されているアジア最大の気象カンファレンスで、今年は世界各国の機関、企業、団体から700名以上が参加し、極端気象や気候変動がもたらす災害リスクの低減などに関して意見交換が行われました。3月27日のメインセッションでは、当社執行役員の石橋知博がディープラーニングを用いた新しい予測技術など、民間企業が提供する最先端の天気予報を紹介しました。このほか、3月20日にはインドの防災・減災を検討するワークショップ「IWDRI 2019」、3月25日には世界の気象業界における産官学の協力関係を協議する「GWE Forum」に参加しましたが、いずれも官民の役割分担と世界の気象市場の活性化が大きなテーマとなっており、官民連携の重要性を改めて認識しました。今後もウェザーニューズは各国の関係機関と協力しながら、グローバル規模での気象リスクの低減に努めてまいります。 

アジア最大規模の気象カンファレンス「InterMET Asia 2019」で講演

3月27日、「InterMET Asia 2019」(*1)のメインセッションで当社執行役員の石橋知博が講演しました。昨年の同セッションで発表したディープラーニングの予測技術への活用に関する研究結果の反響を受けて、今回も最新情報を紹介しました。このほか、ウェザーリポーターの報告を反映させた天気予報など、民間の強みを活かした気象情報の事例を紹介しました。
*1 InterMET Asia 2019 : https://www.intermet.asia/

セッションのパネリスト
左から4番目がウェザーニューズ 執行役員 石橋知博


官民連携で気象業界の発展を推進する「GWE Forum」に参加

3月25日にシンガポールで開催された「GWE Forum」(*2)とそれに関連する26日、29日のワークショップに当社取締役の安部大介が参加し、気象情報を通じて世界中の人々の生命や財産を守るために、産官学がどのように協力し、関わっていくかについて議論しました。「GWE Forum」は、産官学の協力によって世界の気象業界の発展を推進する協議会で、メンバーは産官学の3セクターから4者ずつ選出された12名で構成されています。世界銀行防災グローバルファシリティ(GFDRR)と世界気象機関(WMO)の主催で2018年から開かれており、今回で5度目の開催となります。
*2 GWE Forum : https://www.gweforum.org/ 

GWE Forumの参加者
左から2番目がウェザーニューズ 取締役 安部大介


インドの防災・減災に関するワークショップ「IWDRI 2019」で講演

3月20日、インド・ニューデリーのタージマハールホテルで開催された「IWDRI 2019」(第2回国際ワークショップ 災害レジリエントインフラストラクチャー)(*3)に参加しました。これは2018年に始まったインド政府が主催する防災・減災に関する国際会議で、共催者のUNISDR(United Nations International Strategy for Disaster Reduction、国連国際防災戦略)事務局からは水鳥真美 国連事務総長特別代表が参加するなど、世界中から約400名が集まりました。当社取締役の安部大介がデジタルテクノロジーに関するセッションで登壇し、民間の気象会社と政府機関のそれぞれの役割や、官民連携による成功事例について講演しました。
*3 IWDRI 2019 : https://resilientinfra.org/iwdri/    

セッションのパネリスト
左からGoogle Sella Nevo氏、IBM Seema Kumar氏、通訳、議長、
Sarmap Michael Anthony氏、ウェザーニューズ 取締役 安部大介、
Sacertis Andre Cuomo氏
講演の様子
ウェザーニューズ 取締役 安部大介

 

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