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株式会社ウェザーニューズ（本社：千葉市美浜区、代表取締役社長：草開 千仁）は、12月2日、自治体・企業向けに「防災DXウェブセミナー ～チャットボットで支援する安心安全な地域作り～」を開催します。
自治体は住民の安否確認や被害状況を把握するために、電話や無線で情報収集を行うことがほとんどです。ただ、職員の人手がかかるなどのために情報収集や整理に時間を要しており、迅速な全容把握のためにもDXの推進が課題となっています。また昨今は、気候変動の影響で集中豪雨の発生回数が増加したり、新型コロナ感染症が拡大するなど、社会的な環境が変化しています。このため、社会環境の変化にどのように適応し事業を継続させるか、BCPの観点で対応策を考える企業が増えています。
本ウェブセミナーでは、SNSを用いた対話型災害情報流通基盤システム「防災チャットボット」の概要をご紹介いたします。また、2019年から実証実験を通して「防災チャットボット」を活用している伊丹市総務部危機管理室の宮﨑氏をゲストに招き、実際の活用事例をお話しいただきます。
「防災チャットボット」は、SNSを通して被災者とコミュニケーションをとり、AIが対話の中から安否確認や不足物資などの災害関連情報を自動で抽出・集約し、最寄りの避難所や物資状況などを共有するシステムです。「防災チャットボット」を導入いただくことで、災害時における情報収集の効率化や現地スタッフの迅速な安否確認を支援します。また、平常時でもコロナに関する情報などをユーザーに発信するなど、安心・安全な地域作りにお役立ていただけます。防災DXに関心をお持ちの自治体・企業の方は下記URLよりご参加ください。
| ウェブセミナーの申込はこちら |
https://biz.weathernews.com/dx-chatbot |
開催概要
日 時： 2021年12月2日(木) 13:30～14:30
実施方法： Zoomを利用したウェブセミナー
詳細・申込： https://biz.weathernews.com/dx-chatbot
申込締切： 2021年12月1日(水) 12:00
参 加 費： 無料
プログラム
＜オープニング＞ 13:30～13:35
株式会社ウェザーニューズ 常務執行役員 交通気象事業主責任者 岩佐 秀徳
＜防災チャットボットの取り組み＞ 13:35～13:50
株式会社ウェザーニューズ 防災チャットボットプロジェクト リーダー 萩行 正嗣
災害の発生時には、災害の状況を確認した市民や現場にいる職員からの情報が非常に重要で、これらの情報は無線や電話などでやり取りし、ホワイトボードや地図に集約されます。しかし、電子化するまでに時間を要するため、職員は隣接する部署へ情報共有することさえ十分にできなかったり、住民は避難に関する情報を集めることが難しい状況です。
ウェザーニューズではこれらの課題を解決するため、2018年から「防災チャットボット」の開発に取り組み、社会実装を進めてきました。「防災チャットボット」は、自らが災害状況を報告すると同時に、周囲の災害状況も知ることができるコミュニケーションツールとして、実際に利用する自治体が増えてきています。また、企業の総務部や災害対策室などでも同じように活用できるため、本ウェビナーでは、具体例を交えながら自治体や企業で活用した場合の効果についてもご説明します。
＜活用事例のご紹介＞ 13:50～14:05
伊丹市 総務部危機管理室 主任 宮﨑 芳典 氏
2018年の台風21号の影響で、2万戸以上の停電が1週間続くなど大きな被害を受けました。当時は電力会社の停電を把握するシステムがダウンしており、被害状況の把握は電話に限られたため、早く的確に情報を収集することが困難でした。この経験をきっかけとして2019年から実証実験を行うなど「防災チャットボット」の活用を開始、2021年からは先行的に導入し、迅速な情報収集と情報共有を実現しています。また、他のSNSと比べてフェイクニュースの可能性が極めて低いことも、導入の後押しとなりました。本ウェブセミナーでは、実際に導入が進む伊丹市でどのように活用しているか、実体験をもとにお話しいただきます。
＜ディスカッション＞ 14:05～14:20
伊丹市 総務部危機管理室 主任 宮﨑 芳典 氏
株式会社ウェザーニューズ 防災チャットボットプロジェクト リーダー 萩行 正嗣
＜質疑応答＞ 14:20～14:30