株式会社ウェザーニューズ(所在地：千葉市美浜区、代表取締役社長：草開千仁)は、入浴と気温の関係を明らかにするため『冬のお風呂調査』を実施しました。本調査では、バス用品と気温の相関分析を行うとともに、1月14〜17日にお天気アプリ「ウェザーニュース」のユーザーに対してアンケート調査を実施しました。

全国延べ71,961件のアンケート調査の結果から、冬のお風呂は湯船派が8割、湯船につかる時間は平均14分で、西日本ほど時間が短い傾向であることがわかりました。また、冬にこだわりたいバス用品No.1は「入浴剤」で、冬は5割以上の方が入浴剤を利用し、効能として「疲労回復」を求めているという結果になりました。さらに、「入浴剤」のGoogle検索トレンドと気温の関係を分析したところ、「入浴剤」は最高気温23度以下で注目されはじめ、最高気温10.5度以下に下がるタイミングで最も需要が高まることがわかりました。

当社は、お天気アプリ「ウェザーニュース」上で、天気・エリア・ユーザーインサイトを掛け合わせて入浴剤やシャンプーなどの商品広告を出し分ける『天気連動広告』を提供しています。訴求力の高い広告掲出にご興味をお持ちのメーカーや小売事業者の方は下記URLよりお問い合わせください。

冬のお風呂は湯船派が8割！沖縄はシャワー好きが約7割

当社は、寒い冬は湯船とシャワーのどちらが好まれているのかを調査するため、2023年1月14日、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーに対して、「冬場のお風呂、湯船とシャワーどっちが好き？」と質問し、“湯船”と“シャワー”の2択で回答いただきました。計11,197件の回答を集計したところ、湯船は80%（男性:79%、女性85%）、シャワーは20%となり、寒い冬は8割の方が湯船好きだとわかりました。

反対に、シャワー派が多かった都道府県は、沖縄県がダントツで約7割（71%）の方がシャワーを支持していました。沖縄の方からは「浴槽がない」、「湯船につかる習慣がない」、「沖縄は年中シャワーで十分」という回答が寄せられました。

日本人の入浴時間は平均約27分！湯船につかる時間は14分、西日本ほど短い傾向!?

＜入浴時間＞
1月15日、当社は「冬場、入浴時間は何分ですか？（体を洗っている時間も含む）」と質問し、0〜120分以上から5分単位で選択いただきました。計10,384件の回答を集計したところ、入浴時間は全国平均27.3分となりました。最も長かったのは山梨県（32.4分）で、関東甲信エリアは入浴時間が比較的長いことがわかりました。反対に、25分未満の短時間でサッと済ませてしまう方は、西日本で多く見られました。

＜浴槽につかる時間＞
1月17日、体をあたためる時間を調べるために「冬場、湯船につかる時間は？」と質問し、0〜120分以上から1分単位で選択いただきました。計8,952件の回答から、湯船につかる時間は全国平均14分となりました。
南北で湯船につかる時間に差があり、北・東日本ではゆっくり浸かり、西日本では13分未満の短い時間で上がる傾向が見られました。最も長風呂の県は山梨県（19.8分）、短かった県は徳島県（10.3分）で、あたたまる時間に10分近くも差がありました。

長風呂派からは、「つかる際はスマホなどを持ち込んでYouTubeや映画を観てしまうのでつい長風呂になりがちです。（60分）」や「スマホで動画を見たりゲームをしたり、音楽を聴いたり（40分）」のように、浴室にスマホを持ち込むというコメントも多く見られました。

冬のこだわりバス用品1は「入浴剤」

当社は冬の入浴へのこだわりを調べるため、1月15日、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーに対して「冬場のお風呂、1番こだわりたいバス用品は？」と質問し、“入浴剤・バスソルト”、“ボディソープ・石けん・洗顔”、“シャンプー・リンス”、“こだわりなし”の4択で回答いただきました。10,447件の回答から、入浴剤・バスソルトは35%、ボディソープは13%、シャンプー・リンスは12%、こだわりなしが40%となりました。

こだわりがある人は6割で、中でも入浴剤へのこだわりが最も強く、1位山梨県（45%）、2位高知県（45%）、3位岐阜県41%が上位になりました。一方、こだわりたいバス用品がない人は全体の4割（男性45%、女性30%）を占めており、宮崎県（51%）や福井県（50%）の方は、半数はこだわりがないことがわかりました。

Googleトレンド分析：「入浴剤」は最高気温5度以下で需要大

ウェザーニューズは、こだわりたいバス用品No.1となった「入浴剤」の注目が高まる時期と気象の関係を調べるため、「WxTech^®︎（ウェザーテック）」サイトで無料公開している「気象相関分析」ツールを用いて分析しました。

秋から冬にかけて（2022年9月〜2023年1月）の「入浴剤」の検索トレンドを分析したところ、気温の低下に伴って「入浴剤」の検索トレンドが上昇しており、トレンド指数と気温（最高・平均・最低気温）は強い負の相関関係にあることがわかりました。

また、過去3年分の検索トレンドから「入浴剤」は、夏から秋に季節が切り替わる9月下旬〜10月上旬にかけて最高気温が23度より下がるタイミングで注目されはじめることがわかりました。さらに、最高気温10.5度以下で「入浴剤」の検索が非常に多くなることがわかりました。

企業のDXを推進する「WxTech^®︎（ウェザーテック）」サービスでは、店舗ごとの商品の売上データやGoogleなどが提供しているオープンデータと1kmメッシュの気象データの関係を分析する気象相関分析サービスを提供しています。
また、分析結果をもとに、お天気アプリ「ウェザーニュース」上で天気に合わせて効果的に広告を掲出する天気連動型動画広告サービスもご用意しています。ユーザーの位置情報や1kmメッシュの高解像度・高精度な気象情報、アプリの利用データに基づくユーザーインサイトの3つを掛け合わせることで、ユーザーのニーズや嗜好に合う広告を配信します。気象データのビジネス活用にご関心のある企業の方は、お気軽にお問い合わせください。

冬は過半数が入浴剤を投入！求める効能No.1は「疲労回復」

＜入浴剤の効能＞
当社は、こだわりたいバス用品No.1となった「入浴剤」に求める効能を調べるため、1月17日、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーに対して「冬場のお風呂、入浴剤に1番求める効能は？」と質問し、“血行促進による疲労回復”、“ぽかぽかを持続する保温効果”、“香りによるリラックス効果”、“保湿・美肌効果”の4択で回答いただきました。
計9,164件の回答から、疲労回復が41%（男性：43%、女性37%）、保温効果が33%、リラックス効果が15%、保温・美肌効果が11%(男性：9%、女性：14%)となり、7県を除くほとんどの都道府県で「疲労回復」が1番に挙げられました。男性の方が「疲労回復」の割合がやや大きく、その分女性は「保湿・美肌効果」を求める傾向が見られました。

＜入浴剤の利用＞
当社は、入浴剤の利用頻度を調べるため、1月16日、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーに対して「冬場のお風呂、入浴剤を入れる？」と質問し、“毎回入れる”、“時々入れる”、“湯船につかるが、入浴剤は使わない”、“シャワーしか使わない”の4択で回答いただきました。
計11,551件の回答から、毎回入れるが32%、時々入れるが25%、湯船につかるが、入浴剤は使わないが28%、シャワーしか使わないが15%となり、冬は半数以上が「入浴剤」を入れていることがわかりました。

シャンプー代は全国平均1,054円

当社は1月16日、シャンプーの費用を調査するため、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーに対して「シャンプーにいくらかける？」と質問し、0円〜5,000円以上まで100円刻みで選択いただきました。計10,266件の回答から全国平均1,054円をかけていることがわかりました。男性が930円、女性が1,327円となり、女性の方が397円ほど高い結果になりました。

シャンプーにお金をかけている都道府県は、1位島根県（1,368円）で、2位和歌山県（1,300円）、3位香川県（1,293円）となりました。一方、費用が低かったのは長崎県（792円）や岩手県（808円）で、九州や北日本で低めの傾向が見られました。

参考資料：都道府県ランキング

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