株式会社ウェザーニューズ（本社：千葉市美浜区、代表取締役社長：草開千仁）は、6月2日（月）、お天気マガジン『季刊SORA』2014梅雨号を発刊しました。『季刊SORA』は、多くの方に天気や自然の移ろいを感じることができ、どの年代でもわかりやすく親しめる季刊誌です。梅雨号は、2013年5月20日に米国オクラホマ州で発生した巨大竜巻の全貌を特集しています。ウェザーニューズの研究所「オクラホマ・イノベーションセンター」から10kmしか離れていない被災地ムーアで、現地スタッフの羽入拓朗さんがいち早く調査した巨大竜巻の経路や竜巻発生のメカニズムを紹介します。また、特別寄稿では、鰹節のうま味に欠かせないカビの存在についてお話します。第16回「天気と健康」では、カビが引き起こす内蔵や皮膚の病気と、簡単にできる対策について精神科医の吉田勝明先生が解説します。サポーター投稿企画では、ウェザーリポーターから寄せられた梅雨の空の写真を紹介しており、様々な角度から季節や自然を感じ取る事ができる1冊となっています。

特集「オクラホマ巨大竜巻の全貌」

梅雨号は、2013年5月20日に米国オクラホマ州で発生した巨大竜巻の全貌を特集しています。第一部では巨大竜巻による被災状況を、第二部では竜巻発生のメカニズムについて迫ります。
　被災地オクラホマ州のムーアから10km地点に、ウェザーニューズの研究所「オクラホマ・イノベーションセンター」があります。第一部では、現地スタッフの羽入拓朗さんが、いち早く被災地を調査してわかった巨大竜巻の経路や被害状況を報告すると共に、オクラホマ大学名誉教授の佐々木嘉和先生が感じた当時の国立気象台の対応や竜巻予測の現状について語ります。第二部では、“雲のなかでは何が起こっているのか？”、“竜巻はどうやって起きるのか？”という疑問に答えるべく、竜巻研究の最前線である「気象エントロピー理論」にもとづき佐々木先生がわかりやすく解説します。