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福井市民の自助・共助活動を支援し、気象災害の軽減を目指す官民共同プロジェクト
4月30日、ウェザーニューズと福井市と市民で取り組む “ふくい減災プロジェクト”がスタート
~インターネットサイトと携帯サイトで、福井市の災害情報をみんなで共有~
株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、福井市(市長:東村新一氏)と共に、個人や地域のコミュニティーでの減災意識を高め、気象災害による被害を少しでも軽減するため、福井市民の自助・共助活動を支援する“ふくい減災プロジェクト”を4月30日より開始しました。“ふくい減災プロジェクト”は、福井市内で気象災害によって発生した冠水や浸水、ライフラインの停止などの被害の状況を市民から随時報告いただき、インターネットサイトや携帯サイトにリアルタイムに反映し、市民一人ひとりの被害を軽減する活動や防災活動に役立てていく市民参加型のプロジェクトです。サイトでは、災害情報のほか、大雨による河川の氾濫を想定した河川氾濫想定エリアや、地すべり被害想定エリア、土石流危険区域、また、避難所や医療機関など自治体からの最新情報なども合わせてご覧いただけるため、災害の発生場所やどこに避難すれば良いのか、一目で把握することが可能です。“減災プロジェクト”の取り組みは、千葉市、名古屋市、神奈川県、大阪府、習志野市、京都市、香川県、鈴鹿市、埼玉県に続き10例目、北陸地方の自治体とは初めてであり、市民と取り組む減災活動が確実に広がっています。ウェザーニューズでは、市民自らが参加し、地域のきめ細かい情報を共有し合えるよう、福井市や市民と共に“ふくい減災プロジェクト”に取り組んでいきます。“ふくい減災プロジェクト”は、誰でも全て無料でインターネットサイトや携帯サイトから閲覧することができます。
“ふくい減災プロジェクト”の利用、閲覧はこちら(無料) | ||
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インターネットサイト「ウェザーニュース」 から『減災Ch.』へアクセス https://weathernews.jp/gensai_fukui/ |
携帯サイト https://wni.jp/?fukui |
福井市民と共に取り組む“ふくい減災プロジェクト”
“ふくい減災プロジェクト”は、大雨や突風などのあらゆる気象災害による被害状況の報告を随時募集しています。「近くの狐川、水位上がってます」など、気象が原因で起きた現象であれば、サイト画面にある“減災カード”としてその内容を送ることができます。これらの情報は、リアルタイムに共有されると共に、貴重な被害データとして蓄積され、発生時の気象条件に基づいて“ふくい減災プロジェクト”のマップ内で公開します。より多くの市民が参加すれば参加するほど、今、どこで何が発生しているのか詳細な災害情報を確認することができるようになります。“減災カード”は、インターネット利用者や携帯電話利用者であれば誰でも無料で送信することが可能で、送られた“減災カード”は“過去のリポート閲覧”でいつでも確認することができます。
被害の状況や避難所、医療機関、河川氾濫想定エリアなどを一目で確認できる“マップオプション”
“ふくい減災プロジェクト”のマップでは、被害の内容をカテゴリー別に表示したアイコン(河川増水・氾濫、大雨冠水、強風被害、高潮など)で、どのような被害報告がどの場所から送られてきたかを一目で把握することができます。また、避難所もマップ上に反映されるため、自宅以外で災害に遭遇しても、すぐに一番近い避難所を確認することができます。
さらに、福井市では河川氾濫想定エリア、地すべり被害想定区域、土石流危険区域、雪崩危険箇所を確認することができます。避難を考える時には河川の氾濫が想定されるエリアや地すべりが発生しやすい場所を知っておくことで、より安全なルートや場所を選択することができます。いざという時に慌てないよう、自宅・学校・会社などの普段の生活の場と避難所について把握しておくと安心です。
“ウェザーリポート”の災害情報も掲載
ウェザーニューズでは2005年より、毎日自宅から見える空の様子や体感などを、コメントや写真・動画と合わせて報告し、全国の人と共有する“ウェザーリポート”という参加型のコミュニティーを展開しています。空の写真や体感、災害報告などを寄せる“ウェザーリポーター”は全国に650万人おり、ウェザーニューズに届くリポートは1日約2万通に及びます。
これまで、福井市の利用者からも“ウェザーリポート”として報告をいただいており、2013年9月16日に上陸した台風18号の被害情報が寄せられました。“ふくい減災プロジェクト”では、福井市から寄せられた「ウェザーリポート」のうち災害報告に関するものを「減災リポート」として掲載しています。「過去のリポート閲覧」では、その日がどのような気象状況だったのかを画面左下の解説ボタンから振り返ることも可能です。規模が大きい災害から、自宅周辺で起こった小さな災害まで、利用者は自由にリポートを送り、近所の方と情報を共有する事が可能です。
自分の地域専用の減災情報が入手できる“ふくい減災メール”
“ふくい減災メール”は、過去にあった被害と同じ被害を出さないために、過去に災害が起きた時と同じような気象条件になった場合、またはその可能性がある場合に、予め登録されたメールアドレス(携帯メール、PCメール両方可)へ“ふくい減災メール”を送信するプッシュ通知サービスです。登録は、過去の気象災害の発生状況を加味して分類した4 つのエリア(*)から選択して登録する事ができます。外出先で自宅周辺の様子がわからない時や、家族にすぐに注意喚起を行いたいときなど、“ふくい減災メール”を利用する事で、早急に対応する事ができます。
*ふくい減災メールのエリア設定
1.福井エリア(旧福井市)
2.美山エリア(旧美山町)
3.越廼エリア(旧越廼村)
4.清水エリア(旧清水町)
ウェザーニューズでは、市民一人ひとりの減災意識を高め、自らが主体的に情報を収得し、減災活動に役立てる『自助』及び、地域やコミュニティー内で行われる『共助』の活動の輪を今後も広げていきます。