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年末年始のイベントや施工など、悪天候による実施可否を支援

雨・風による中止リスクの確率を「ウェザーニュース for business」で提供開始

〜カレンダーへのスケジュール登録で雨・風が基準を超える確率を予測〜

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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、「ウェザーニュース」を法人専用にカスタマイズできる「ウェザーニュース for business」のPC画面で、雨・風の設定を超える確率を予測する新しいサービスを開始しました。

当社は、野外で行うイベントや施工のスケジュール調整を支援するため、ユーザーが設定した雨量と風速を超える確率を提供します。確率は最大10日先まで、確率に応じて“平常”、“注意”、“警戒”の3段階で色付けし、リスクの高さを一目で把握できます。ユーザーは、スケジュール設定の画面で日時、場所、雨・風の基準値を自由に設定することができ、登録内容の変更や削除はもちろん、複数のスケジュールを登録することも可能です。登録したスケジュールはカレンダーに表示して管理できるため、予定の見通しが立てやすく、スケジュール調整も簡単です。

本サービスの利用で、雨・風によるイベントや施工の中止、強風によるイルミネーションや仮設物の倒壊などに対して10日前から備えることができ、時間に余裕を持った中止・延期の意思決定を行うことができます。なお、本サービスはニーズに応じた冬季向けのコンテンツや機能追加のバージョンアップを予定しています。

「ウェザーニュース for business」に関するお問い合わせはこちら
https://biz.weathernews.jp/contact/
 
雨・風による中止の確率
(17日は10m/s以上の風が吹く可能性が30%)
予測地点の設定画面

 

 

雨・風による中止の確率を予測し、野外イベントや建設作業の可否判断を支援

 当社は、予報精度No.1のお天気アプリ「ウェザーニュース」のビジネス拡張版「ウェザーニュース for business」のPC画面で、雨・風が設定値を超える確率を予測する新サービスの提供を開始しました。
 本サービスでは、ユーザーが設定した雨量と風速を超える可能性について、1日ごと10日先まで把握できます。確率は0〜100%で表示され、数字が高いほど設定値を超過する確率が高いことを意味します。また、確率に 応じて”平常”、”注意”、”警戒”の3段階に色分けするため、リスクの高さを一目で把握することができます。ユーザーは設定画面で、実施日時と地点、雨・風の基準値について自由に設定することができます。雨は0.5mm/h単位、風は1m/s単位で細かく設定でき、ユーザーごとにカスタマイズした情報提供を実現します。なお、登録内容はカレンダーに表示して管理できるため、予定の見通しが立てやすく、スケジュール調整も簡単です。
 今後、雪によるイベント中止の確率の表示や、「ウェザーニュース」アプリの企業専用ページへの表示、プッシュ通知を活用したお知らせなど、利用者のニーズに合わせた機能追加を検討していきます。

 

カレンダーでスケジュール管理が可能

 

アプリで安全・快適な運営を実現、早めの意思決定で損失額の大幅削減も

 長島観光開発株式会社(本社:三重県桑名市)が運営する「ナガシマリゾート」は「ウェザーニュース for business」を活用し、夏恒例の「花火大競演」やハロウィンのイベント運営を行っています。日本最大級の遊園地「ナガシマスパーランド」を中核施設とするナガシマリゾートは、国内外から年間約1000万人以上が訪れる複合リゾートエリアで、安全で快適な運営を実施しています。

「ウェザーニュースfor business」を確認する様子
ナガシマリゾートの「花火大競演」

 

 ナガシマリゾートの大きなイベント「花火大競演」では、雨・風による打ち上げ可否の判断や、晴天が続いて乾燥していれば事前散水の対策を行っており、打ち上げ予定日の数日前から気象情報を把握しておく必要があります。このためナガシマリゾートでは、「ウェザーニュース for business」で雨の降るタイミング、雨量、風向・風速などを確認し、事前の準備を徹底しています。
 また気象情報は、花火の打ち上げ中止に伴う損失額の大幅削減にも役立てることができました。例えば、当日の中止による損失額を100%とした場合、前日の中止は50%、2日前の中止は25%と、花火の準備はもちろん、警備や運営に関わる人件費やパーク全体の収益も考えると、中止の判断は早ければ早いほど損失を抑えることができます。ナガシマリゾートは今後も気象データを駆使しながら、エンターテインメント施設としてのサービスをさらに充実させるようなチャレンジを続けます。 

 

法人向けのSaaS型サービス「ウェザーニュース for business」

 当社は、2022年9月より3,700万ダウンロードのお天気アプリ「ウェザーニュース」をビジネス用に拡張した、法人向けのSaaS型サービス「ウェザーニュース for business」(※)を提供しています。 
 「ウェザーニュース」アプリ上に企業の専用ページやプッシュ通知を追加し、企業のニーズにあわせてカスタマイズした気象情報を提供しています。また、「ウェザーニュース」アプリの30時間先までの雨雲レーダーや独自の台風進路予測など、一般向けに提供している人気の有料コンテンツもご利用いただけます。その他、パソコン版の専用ウェブサイトも用意しており、数か所〜数千か所の企業の拠点と様々な気象情報をマップ上で重ね合わせたり、気象リスクの高い拠点を確認することが可能です。
 店舗の防災・BCP対策、工場やビルの施設管理、工事現場での作業可否や熱中症対策、花火大会や音楽フェスなどのイベント運営、ドローンの安全運航など、様々な市場のニーズに対応するパッケージを用意しています。専用コンテンツやプッシュ通知、指数の開発、観測機との連携など、様々なご要望にお応えしますので、お気軽にお問い合わせください。

2022年9月発表:『ウェザーニュース for business』を提供開始  

 

▼サービスに関するお問い合わせはこちらから

https://biz.weathernews.jp/contact/

 

 

 

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