株式会社ウェザーニューズ（本社：千葉市美浜区、代表取締役社長：草開千仁）は、ゴールデンウィーク（4月26日～5月6日）の計画に天気情報を役立ててもらうため、期間中の天気傾向を発表しました。今回発表する内容は、全国および、エリアごとの天気と体感の傾向です。

ゴールデンウィーク期間中の全国の天気傾向

今年のゴールデンウィーク（以下GW）は全国的に天気が周期変化するものの、中頃（4月29日～5月2日）ほど高気圧に覆われる日が多く、晴れてお出かけを楽しめる日が多くなりそうです。期間のはじめ（4月26日〜28日）と終わり（5月3日～6日）は天気が崩れるタイミングがあるため、傘が活躍する日がありそうです。体感については、期間を通して北のエリアほど気温が大きく変化するため、長期旅行の際は調節出来る服装がおすすめです。
GWのはじめは、全国的に晴れてレジャーを楽しむことが出来るものの、低気圧の通過で雨が降る日があります。特に、東、北日本には寒気が流れ込み、北海道では雪が降る見込みです。大気の状態が不安定となるため、落雷や突風に注意が必要です。中頃は、高気圧に覆われて、北から西日本の広範囲で晴れる日が多くなります。GWの終わりは、再び低気圧が通過して変わりやすい天気になります。特に、東、西日本ではまとまった雨が降る可能性があります。東北地方と北海道では気温変化が大きくなるため体感差に注意が必要です。
今年のGWは、期間のはじめと終わりに天気が変化します。旅行やレジャー、お花見など十分満喫するために、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」や携帯サイトでGWの天気情報を確認して、連休の計画を立てて頂くことをおすすめします。

ゴールデンウィークの天気傾向　～エリア別詳細～

北日本
GW期間は中頃ほど晴れてお花見日和に GWのはじめは、晴れてお出かけを楽しめるものの、曇りや雨となる日もあります。特に、北海道では寒気の影響で雪が降り、場合によっては落雷や突風の可能性があります。また、気温もあまり上がらないため、お出かけの際は暖かめの服装がおすすめです。中頃は、北ほど高気圧に覆われて晴れる日が多くなります。この頃には桜の開花前線が北海道を順次北上するため、札幌市でも桜の開花を迎えて、春の訪れを感じられそうです。 体感も春の暖かさが戻ります。終わりは、晴れて 日差しが届くものの、再び曇りや雨となる日があります。気温は平年よりもやや高くなり暖かさが増すものの、気温の変動が大きくなるため、体感差に注意が必要です。 北上を続ける桜の開花前線は、期間中は東北北部から北海道へと進んで順次開花する見込みです。GW初めに東北北部で開花を迎え、終わりには北海道札幌市内にある「北海道神宮」でも桜が開花する予想です。
東日本
GW期間は中頃ほどお出かけ日和 GWのはじめは、晴れてお出かけを楽しめる日が多いものの、寒気が流れ込む影響で不安定な天気となります。特に、山でのレジャーは落雷や突風など、天気急変に注意が必要です。天気が崩れると肌寒くなるので、いつもより一枚多く羽織るものがあると安心です。中頃は、高気圧に覆われて晴れる日が多く、休日を満喫できそうです。寒気が抜けて、日差しが届くことで、暖かさが戻って、汗ばむこともありそうです。終わりは、晴れる日が多いものの、曇りや雨となる日もあります。特に、太平洋側ほどまとまった雨が降ることもあるため、傘の出番が多くなりそうです。この期間は、気温がやや高くなることから、薄着でも過ごせる日が多くなりそうです。紫外線が強さを増してくる時期なので、お出かけの際は紫外線対策も忘れずに行って下さい。
西日本
GW期間は中頃ほどお出かけ日和 GWのはじめは、周期的に晴れてお出かけが楽しめるものの、雨が降る日もありそうです。日差しのもとでは暖かい体感となるものの、雨の降る日は少し肌寒い体感となります。中頃は、高気圧に覆われて晴れる日が多くなり、ＧＷ中で最もお出かけやレジャーが楽しむことが出来る期間となります。晴れて日差しが届く日が続くことで、昼間は初夏の陽気が続きます。終わりは、晴れる日はあるものの、まとまった雨が降る日もありそうです。雨の日は肌寒く感じるため、一枚羽織るものを用意しておくと安心です。
南西諸島
GW中頃から早くも梅雨の走りに GWのはじめと終わりは、高気圧に覆われて晴れる日が多く、お出かけやマリンレジャーも楽しむことが出来ます。紫外線が段々と強まる時期のため、紫外線対策は忘れずに行って下さい。中頃から、前線が停滞する影響で「走り梅雨」となり、曇りや雨のぐずついた天気が多くなる見込みです。体感も暖かさが弱まって、半袖では肌寒さを感じられそうです。