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40年分の気象データ・ノウハウを搭載したAIエージェントを自社開発
利用率8割超、毎月10,000回利用の「WNI Intelligence Core」
〜ウェザーニューズ流AI活用術で全社の事業成長を加速〜
株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、創業以来40年の間に培った気象データと専門ノウハウを搭載した社内向けAIエージェント「WNI Intelligence Core」を開発し、全社的なAI活用環境を構築しました。
本エージェントは、外部AIサービス利用における情報漏洩リスクを解消し、複数の最新LLMを社内環境で安全に活用できる社内AI基盤システムです。さらに、自社データと連携することで業務に直結する高品質なアウトプットが得られる点も大きな特徴です。現在ではエンジニアだけでなく、営業、カスタマーサクセス(CS)、予報部門、人事・総務など、全社員の8割以上が月間10,000回利用するほど日常的に「WNI Intelligence Core」を活用し、業務効率の劇的な改善と生産性の向上を達成しています。
今後は、社内での業務効率化・知見の共有にとどまらず、得られたAI運用のノウハウや基盤技術を活かし、顧客向けサービスへのAI搭載・機能拡張を推進するとともに、気象データを軸とした新たな付加価値を提供していきます。
社員の8割以上が日常的に利用し、1ヶ月で10,000回の利用実績
当社は2023年6月以降、「利益体質への転換」を重点テーマに掲げ、AIを全面的に活用し、新プロダクトの開発および既存業務の見直しを進めてきました。なかでも、大規模言語モデル(LLM)を活用して開発した自社向けのAIエージェント「WNI Intelligence Core(ダブリュエヌアイ・インテリジェンス・コア)」は、社員一人ひとりのAI活用を加速させてきました。
一般的にAIは、セキュリティや実務への適用難易度の観点から、業務利用に課題が残ります。そこで、「WNI Intelligence Core」では、情報漏洩を防ぎながら、最新のLLMを複数利用できる環境を整備しました。さらに、Deep Researchやコード実行環境、MCP(※1)、Artifact(※2)といった実務に直結する高度な機能を利用できるよう整備したことで、汎用的なLLMを単体で使う以上の利便性と実用性を実現しています。
こうした「現場で本当に使える環境」を整えたことで社内への普及が急速に進み、現在では全社員の8割以上が日常業務で利用し、1ヶ月間の利用回数が10,000回に達する社内基盤システムとなっています。
エンジニアから営業・CSまで広く活用、数時間かかる報告書作成業務を15分に短縮
本AIエージェントの導入は、社内業務のあり方を根本から変え、多方面で成果を上げています。
営業面では、個人が持つ優れた提案ノウハウや資料をAIに蓄積・共有することで、チーム全体で質の高い資料を迅速に作成できる体制を整えました。またカスタマーサクセス(CS)部門においては、気象災害発生後の顧客向け報告書作成時間を従来の数時間から「約15分」へと大幅に短縮し、定型フォーマットの報告書についてはワンクリックでの出力を実現しています。こうしてAIによって創出された時間は、新規顧客の獲得や既存顧客へのフォロー、アップセルなど付加価値の高い業務に充てることで、売上拡大にも寄与しています。
予報業務ではArtifact機能を活用したプログラミング不要の高度なデータ分析・可視化により、予測モデルの精度評価を迅速化しました。これにより、客観的な分析と課題抽出が自動で行われ、精度向上の作業に人的リソースを集中させることができ、新モデル開発のPDCAサイクルが大幅に加速しています。
その他にも、気象データを活用した被害想定額の算出、入電した気象データの管理や船舶に関するデータを活用したインシデント管理画面などを「WNI Intelligence Core」上で開発し業務に利用しています。
個人・法人向けサービスにもAIを搭載し、顧客へ新たな価値を提供
当社が扱う気象情報は、もとより数値や規格が整ったデータとして管理してきたため、AI技術との親和性が極めて高く、すでに社内業務の劇的な効率化や高度化において明確な効果を上げています。
今後は、社内活用で実証されたAI技術やノウハウを顧客向けプロダクトへも展開し、全サービスへのAIエージェント搭載を推進してまいります。社内で得られた成果をサービス価値の向上へつなげ、お客様へ新たな付加価値を提供していきます。
※1MCP:AI(大規模言語モデル)と外部のシステム、データベース、各種ツールを安全かつシームレスに相互接続するための標準規格(通信プロトコル)。
※2Artifact:AIが生成したプログラミングコードや文書、図表などを、通常の会話画面とは別の独立した専用パネルに表示し、リアルタイムでのプレビューやインタラクティブな操作を可能にする機能。


