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ウェザーニューズ、“ほたる”の出現傾向を発表
ほたるの出現、西~東日本は5月下旬〜6月中旬にピークの予想
~ 見頃をスマホにお知らせする『ほたるのヒカリ』でタイミングを逃さず楽しもう! ~
株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、梅雨の時期に美しい光を放つほたるの出現傾向を発表しました。今年は、全国的に昨年より早めにほたるが出現する見込みです。すでに九州や四国の広い範囲で出現しており、中国・近畿・東海の一部でもほたるが飛び始めています。5月下旬〜6月中旬には西〜東日本の広い範囲で見頃を迎え、6月下旬〜7月には東北や北海道でもほたる観賞を楽しめそうです。また、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」にて、ほたるの見頃をスマホにお知らせするサービス『ほたるのヒカリ』の事前登録を開始するとともに、全国100カ所から地域別に名所を検索できる『ほたるスポット検索』をオープンしました。『ほたるスポット検索』には、各スポットで見られるほたるの種類や生息数のほか、観賞時期の情報もあり、ほたるを楽しむお出かけを計画することができます。ほたるの見頃は2週間程度と短く、出現時期は気象条件によっても左右されます。見頃をお知らせするサービスやほたるスポットの情報を活用して、ほたるの季節を楽しんでください。
本発表は5月15日時点のものです。最新のほたる出現傾向は、下記のサイトにて更新していきます
『ほたるスポット検索』はこちら | ||
スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を ダウンロード後、「おしらせ」にアクセス |
スマホ向けwebサイト 「ウェザーニュース」から 『ほたる情報』へアクセス https://weathernews.jp/s/hotaru |
携帯サイト「ウェザーニュース」 『ほたる情報』へアクセス https://wni/jp/?407 |
全国各地のほたる出現傾向
〜西・東日本は5月下旬から6月中旬に見頃の予想〜 ほたるは幼虫時代を水の中で過ごし、春になると陸に上がって土の中でさなぎになります。晩冬〜春の気温が高いほど羽化が早まり、ほたるが飛び始める時期も早くなります。
今年の西〜東日本は、晩冬〜春の気温が平年に比べてやや高く、例年(2009〜2014年)および昨年と比べ、3〜5日ほどほたるの出現が早まるところが多くなりそうです。すでに九州や四国をはじめとし、中国・近畿・東海の一部のエリアでもほたるが飛び始めています。5月中には関東南部や北陸でもほたるの出現が始まる予想です。6月になると関東北部以北でもほたるが現れ始め、5月下旬〜6月中旬は西〜東日本の広い範囲で見頃を迎える見込みです。
北日本でも、晩冬〜春にかけての気温が高く、特に3月は観測史上最も高い気温となりました。この先も気温は平年並〜やや高めの予想で、ほたるの出現は例年に比べ1週間程度早まる予想です。北海道や東北北部の一部では昨年に比べ10日以上早まるところもありそうです。見頃を迎えるのは6月下旬〜7月になる見込みです。
また、ほたるの出現は気象的な要因だけでなく、卵や幼虫が生育する川の環境の影響も受けます。川が増水すると卵や幼虫が流されてしまうことがあり、昨年の夏に大雨で洪水があった地域では、今年のほたるの出現数が減少する可能性があります。
気象条件と目撃リポートでほたるの見頃をお知らせする『ほたるのヒカリ』
『ほたるのヒカリ』は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」内の「スマートアラーム」で“季節のたより”をONに設定しておくと、現在地周辺でほたるが見頃を迎えた時にお知らせが届くサービスです。ほたるの見頃はわずか2週間程度で、気象条件によっても出現時期が変化します。見頃の時期を分析するためには、実際のほたるの出現状況を把握することが大切です。ウェザーニューズでは気象条件と全国のウェザーリポーターから寄せられるほたるの目撃リポートをもとに、ほたるが見頃を迎えた時に『ほたるのヒカリ』のサービスでお知らせします。ほたるの季節を迎えたら、水辺に近い草むらなどに目を向けると、小さな光に出会えるかもしれません。