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京都府民の自助・共助活動を支援し、気象災害の軽減を目指す官民共同プロジェクト
ウェザーニューズと京都府と府民で取り組む“きょうと減災プロジェクト”スタート
~ インターネットサイトと携帯サイトで、京都府の災害情報をみんなで共有可能に ~
防災気象 >株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、京都府(知事:山田啓二)と共同で、個人や地域のコミュニティーでの減災意識を高め、気象災害による被害を少しでも軽減するため、京都府民の自助・共助活動を支援する“きょうと減災プロジェクト”を12月22日(月)より開始し、「きょうと減災プロジェクトに関する協定書」を締結しました。
“きょうと減災プロジェクト”は、京都府内で気象災害や地震によって発生した冠水や浸水などの被害の状況を府民から随時報告いただき、インターネットサイトや携帯サイトにリアルタイムに反映し、府民一人ひとりの被害を軽減する活動や防災活動に役立てていく参加型のプロジェクトです。サイトでは、京都府民から寄せられる被害状況や避難所情報をご覧いただけるため、災害の発生場所やどこに避難すれば良いのかを一目で把握することが可能です。“減災プロジェクト”の取り組みは千葉市(2011年2月2日)からはじまり、名古屋市、神奈川県、大阪府、習志野市、京都市、香川県、鈴鹿市、埼玉県、福井市、京田辺市、船橋市と続き、今回で13例目(5府県8市)です。今回、既に参加している京都市や京田辺市に加え、京都府が減災プロジェクトに参加することで、“きょうと減災プロジェクト”のエリアが京都府内全域に拡大することになります。“きょうと減災プロジェクト”は、誰でも全て無料でインターネットサイトや携帯サイト、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の『減災Ch.』からご覧いただけます。ウェザーニューズでは、府民自らが参加し、地域のきめ細かい情報を共有し合えるよう、京都府や府民と共に“きょうと減災プロジェクト”に取り組んでいきます。
“きょうと減災プロジェクト”の利用、閲覧はこちら |
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インターネットサイト https://weathernews.jp/gensai_kyoto/ |
携帯サイト |
京都府民と共に取り組む“きょうと減災プロジェクト”
“きょうと減災プロジェクト”は、大雨や突風などのあらゆる気象災害による被害状況の報告を随時募集しています。「街路樹が倒れるほどの風が吹いています」や、「自宅付近の道路が冠水しています」など、気象が原因で起きた現象であれば、サイト画面にある“減災カード”としてその内容を送ることができます。これらの情報は、貴重な被害データとして蓄積され、発生時の気象条件に基づいて“きょうと減災プロジェクト”のマップ内で公開されます。より多くの府民が参加すれば参加するほど、今起きている災害情報を詳細に確認することができるようになります。
“減災カード”は、特設サイト、携帯電話やスマートフォンから誰でも無料で送信可能で、送られた全ての“減災カード”は特設サイトの“過去のリポート閲覧”などからいつでも確認することができます。インターネット利用者は特設サイト内の「減災カード送信」から、スマートフォン利用者はウェザーニューズのスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」内の「減災Ch.」から“減災カード”を送信できます。被害状況を報告した全ての“減災カード”は、送信時に“河川増水・氾濫”や“ライフライン停止”など全19種類に分類されるため、京都府から寄せられた報告をカテゴリー別に確認することができます。
スマホアプリ「KYOTO Trip+」からも“減災カード”が送れる!見られる!
“きょうと減災プロジェクト”は、京都府及び京都市が運用している京都の観光・防災情報を多言語で提供するスマートフォンアプリ「KYOTO Trip+」と連携します。「KYOTO Trip+」では、きょうと減災プロジェクトやウェザーニューズのスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」や特設サイトを通して送られた“減災カード”を確認できるほか、「KYOTO Trip+」からきょうと減災プロジェクトに“減災カード”を投稿することも可能です。投稿された“減災カード”は、「KYOTO Trip+」からはもちろん、きょうと減災プロジェクトや「ウェザーニュースタッチ」やPCサイトからもご覧いただけます。スマートフォン利用者は、「KYOTO Trip+」の“みんなの防災情報”をタップし、「災害情報の共有」から災害の状況をお送りください。ダウンロード数1200万を超える「ウェザーニュースタッチ」に加えて、「KYOTO Trip+」からも報告が寄せられることで、京都府内の情報がより多くの方と共有されることを期待しています。
被害の状況や避難場所、浸水想定区域を一目で確認できる“マップオプション”
“きょうと減災プロジェクト”のマップでは、被害の内容を表示したアイコンで、どのような被害報告がどの場所から送られてきたかを一目で把握することができます。そのほか、京都府内の避難所もマップ上に反映でき、自宅以外で災害に遭遇しても、すぐに一番近い避難所を確認することができます。また“きょうと減災プロジェクト”のマップでは、現在他の地域で展開している減災プロジェクトには無い、大雨による河川の氾濫を想定した浸水区域やその水深を確認することができます。避難を考える時には、浸水が想定されるエリアや水深を知っておくことで、より安全なルートや場所を選択することができます。いざという時に慌てないよう、自宅・学校・会社などの普段の生活の場と避難所について把握しておくと安心です。
(平成26年12月22日時点では、浸水想定マップは桂川流域のみ)
「ウェザーリポート」の災害情報も掲載
ウェザーニューズでは、毎日自宅から見える空の様子や体感などを、コメントや写真・動画と合わせて報告し、全国の人と共有する「ウェザーリポート」という参加型のコミュニティーを2005年より展開しています。これまで、「ウェザーリポート」として京都府の利用者からたくさんの報告をいただいており、2014年8月に福知山市で豪雨となった際は「また一層、増水しました。Uターンの車、続出です。」など、現地の方からたくさんの情報が寄せられました。“きょうと減災プロジェクト”では、京都府から寄せられた「ウェザーリポート」の過去3年分を「減災リポート」として掲載しています。また、「過去のリポート閲覧」では、その日がどのような気象状況だったのかを画面左下の解説ボタンから振り返ることも可能です。規模が大きい災害から、自宅周辺で起こった小さな災害まで、利用者は自由にリポートを送り、近所の方と情報を共有する事が可能です。
自分の地域専用の減災情報が入手できる“きょうと減災メール”
“きょうと減災メール”は、過去にあった被害と同じ被害を出さないために、過去に災害が起きた時と同じような気象条件になった場合、またはその可能性がある場合に、予め登録されたメールアドレス(携帯メール、PCメール両方可)へ“きょうと減災メール”を送信するプッシュ通知サービスです。登録は、過去の気象災害の発生状況を加味して分類した計16地点(※)から選択して登録する事ができます。外出先で自宅周辺の様子がわからない時や、家族にすぐに注意喚起を行いたいときなど、“きょうと減災メール”を利用する事で、早急に対応する事ができます。
ウェザーニューズでは、一人ひとりの減災意識を高め、自らが主体的に情報を収得し、減災活動に役立てる『自助』及び、地域やコミュニティー内で行われる『共助』の活動の輪を今後も広げていきます。
※きょうと減災メール登録地点(16地点) 京都市北区/京都市上京区/京都市左京区/京都市中京区/京都市東山区/京都市山科区/京都市下京区 京都市南区/京都市右京区/京都市右京区京北/京都市西京区/京都市伏見区/ 山城地域 (宇治市・城陽市・ 向日市・長岡京市・八幡市・京田辺市・木津川市・大山崎町・久御山町・ 井手町・宇治田原町・笠置町・和束町・精華町・南山城村) /南丹地域(亀岡市・南丹市・京丹波町)/ 中丹地域(舞鶴市・綾部市・福知山市)/丹後地域(宮津市・京丹後市・伊根町・与謝野町)