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ウェザーニューズ、梅雨の風物詩“ほたる”の出現傾向発表
ほたるの出現、西・東日本で5月中旬~下旬となる傾向に
~携帯サイトにて、全国100カ所近くのほたるスポットの見頃日を公開~
株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、梅雨の風物詩の一つであるほたるの出現傾向を発表しました。本発表は、気象条件によって出現時期が変化するほたるをより多くの方に鑑賞していただき、梅雨の季節を楽しんでもらうことを目的としています。本発表は、スマートフォン向けアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」や携帯サイト「ウェザーニュース」内の『ほたる情報』で公開しており、各地の出現傾向を一目で確認する事ができます。また、携帯サイトでは、全国100ヵ所近くのほたる名所スポットの見頃情報がチェックでき、お出かけの計画などに役立てることができます。さらに、希少な昆虫となっているほたるを鑑賞する際のマナーや、ほたるが生息できる自然環境の保護なども呼びかけ、ほたるにとって良い環境作りにも力を入れていく予定です。
※本発表は、5月14日時点のものになります。最新のほたる出現傾向は、下記のサイトにて更新していきますので、そちらをご確認下さい。
ほたるの最新情報はこちらから | |
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スマートフォン向けアプリケーション 「ウェザーニュースタッチ」をダウンロード後、 「マイページ」内の「ソラミッション」にアクセス |
携帯サイト URL:https://wni.jp |
全国各地のほたる出現傾向
~今年のほたる、西・東日本で昨年と同時期に出現~ほたるの出現時期は晩冬から春の気温に影響されます。晩冬は幼虫が栄養を蓄える時期で、寒さはその活動を鈍らせます。春はホタルが上陸し、さなぎとなりますが、暖かい日が続くほど早く羽化することが分かっています。今年は晩冬から春先までは気温が高く推移しましたが、その後は気温が低下し、特に4月の気温は中部から西の地域で大きく下がりました。その結果、春先までの暖かさでホタルが上陸する時期は昨年よりも早めになる地域が多くなる予想ですが、4月の気温低下によって羽化するまでに必要とする期間が長くなる見込みです。よって、総合的に見ると、ホタルが飛び始める時期は西・東日本では概ね昨年と同じ程度となる予想ですが、4月の気温低下が小さかった関東は同じかやや早め、ゴールデンウィークまで寒さが続いた北海道では遅めとなる予想です。
現在は西日本の所々で既にホタルが飛び始めており、九州ではそろそろピークを迎える地域も出てきそうです。6月に入ると北陸の広い範囲で、7月には北海道でもほたるの綺麗な光を楽しめそうです。ただ、ほたるの卵や幼虫が成育する河川で増水が発生すると、卵や幼虫が流され、その後の生育に影響が生じることがあります。そのため、昨年の夏以降に台風などの影響で大雨があった地域では、今年のほたるの出現数が減少する可能性があります。
全国100カ所近くのほたる名所が検索できる「ほたるスポット検索」
みんなが見たほたるをリアルタイムにプロットする「ほたる目撃MAP」
スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」で展開する『マイページ』では、季節や日々の天気に関するお題に答えてポイントをもらったり、みんなで参加して気象を楽しむ“ソラミッション”に挑戦することができます。今回、梅雨の季節に向けて、出現時期が変化しやすいほたるの鑑賞を楽しむため、“ソラミッション”を通して、全国の利用者と共にほたるの出没状況を調査していきます。
“ソラミッション”では、「ほたるを見かけましたか?」という質問に対し、“見かけた”“見かけていない”から回答することで、身近なほたるの出没状況を報告できます。観測された情報はマップ上にプロットされ、このマップを見るだけで、どのエリアでほたるが現れたのかを一目で確認することができます。
各地のほたるが楽しめる「ほたるリポート」
「ほたるリポート」では、全国450万人のウェザーリポーターから寄せられる各地のほたるに関するリポートを紹介しています。ほたるの目撃情報や雑誌などに掲載されていない穴場情報を参考に、ほたる鑑賞に出かけることができます。また、なかなか外出できないという方も、全国各地から寄せられるほたるの写真で、幻想的なほたるの光を見て梅雨の季節を感じて楽しむことができます。
ほたるの環境を守り、ほたる鑑賞を楽しむ「ほたるの豆知識」
「ほたるの豆知識」では、希少な昆虫となったほたるを守るため、マナーの紹介や、ほたるが生息できる自然環境の保護について紹介しています。また、ほたる鑑賞の際のオススメ天気コンディションや時間を紹介するほか、「ほたるの一生」、「ほたるの発光」など、ほたるに関する素朴な疑問に答えるコーナーなどもご用意しています。