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日本人のお花見意識を一斉調査!「全国お花見調査」結果発表

ニッポン人はお花見が大好き! 全体の9割が、桜が咲いたら花見をすると回答

~一番お花見時間が長いのは青森県民、お花見の予算は一人当たり平均2,224円~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、各地でお花見シーズンを迎えている中、日本人のお花見に対する意識を調査するため、「全国お花見調査」を実施しました。この調査はスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」や携帯サイトの利用者を対象に3月21日~3月24日の期間調査したもので、合計30,412人(男性59%、女性41%)の有効回答をまとめた結果になります。本調査結果は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」や携帯サイトウェザーニュース(https://wni.jp)にて公開すると共に、今後展開する様々なサービスに活かしていく予定です。

日本人の平均お花見回数は1.6回

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~上の年代ほど、お花見回数は増える傾向に~

「今シーズン、お花見回数は何回を予定していますか?」との質問をしたところ、日本人の平均お花見回数は1.6回で、全体の90%がお花見に行くと回答しました。男女別に見てみると、男性が1.5回、女性が1.7回で女性の方が若干多いという結果となりました。都道府県別に見ると、福島県、山形県で1.9回と最も多く、年代別に見てみると、10代が1.2回、20代、30代、40代が1.5回、50代が1.7回、60代以上が2.1回となり、年齢が高くなるほどお花見に行く回数が増加傾向にあり、桜の季節を満喫していることがわかりました。また、「お花見に行く回数は昔と比べて変わりましたか?」との質問をしたところ、“変わらない”との回答が最も多く43%で、エリアや年代別に見ても、どのエリア、年代も3人に1人以上がお花見の回数に変化がないことがわかりました。さらに年代別に注目してみると、20代と60代以上は、お花見の回数が“増えた”との回答が他の年代よりも多く、それぞれ22%、21%となりました。20代は、大学や会社でお花見に行く機会が増え、余暇時間が増える60代以上の方は、じっくりと日本の桜の美しさを味わえているのかもしれません。

好きなお花見スタイルは、やっぱり昼間にお花見散策!

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「好きな aligncenter alignrightお花見の楽しみ方が、人気があるのかを調査しました。圧倒的な人気だったのは、やはり“昼間にお花見散策”で、青空をバックにお花見を楽しみたい方が多いようです。続いて“夜桜を鑑賞”、“お花見ドライブ”、“通勤・通学中にお花見”、“桜の下で宴会”という結果になりました。また、この調査結果をエリア別に見てみると、北日本や中国四国エリア、九州沖縄エリアでは、“お花見ドライブ”が第2位となり、他のエリアよりも多いことがわかりました。これは、街中から離れた所に名所が多いため、車で出かける方が多いのかもしれません。さらに、男女別で見てみると、女性は散策を楽しむ回答が多く、男性は夜桜や桜の下で宴会を楽しむ方が多い傾向にあることも分かりました。

日本人の平均お花見時間は2時間29分

~一番お花見時間が長いのは青森県で、最も短い沖縄県の約3倍~

1シーズン当りの平均お花見時間
(お花見にかける時間×お花見の回数)

1位

青森県

3時間26分

2位

大阪府

2時間51分

3位

広島県

2時間49分

4位

香川県

2時間49分

5位

岡山県

2時間48分

全国平均

2時間29分

43位

鳥取県

2時間06分

44位

富山県

2時間02分

45位

長崎県

2時間00分

46位

北海道

1時間58分

47位

沖縄県

1時間07分

お花見にかける時間を質問し、選択肢(30分未満、30分~1時間程度、1~2時間程度、2~3時間程度、3~5時間程度、5~8時間程度、8時間以上)から選んで回答して頂いた結果、全国平均は1時間36分となりました。1シーズン当りのお花見平均時間を調べるため、その数字をお花見の平均回数とかけると、2時間29分という結果になりました。同様に、都道府県別にみていくと、最もお花見時間が長かったのは青森県の3時間26分で、最も短かった沖縄県(1時間07分)の約3倍となることが分かりました。エリア別に見ると、最も長いのは近畿エリアで1時間45分でした。これは多くの桜の名所がある京都府、また、大勢で長時間お花見を楽しむ大阪府民の影響が大きいのかもしれません。

日本人のお花見の予算は、一人当たり2,224円

~お花見予算、男性は女性より発泡酒3本分高い結果に~

一人当たりのお花見の予算

1位

青森県

2,908円

2位

岡山県

2,687円

3位

北海道

2,678円

4位

岩手県

2,648円

5位

秋田県

2,648円

全国平均

2,224円

43位

宮崎県

1,935円

44位

沖縄県

1,931円

45位

長崎県

1,904円

46位

鳥取県

1,808円

47位

富山県

1,736円

「1回のお花見の予算は?(交通費&食費)」との質問に選択肢(500円未満、500~1000円未満、1,000~3,000円未満、3,000~5,000円未満、5,000~10,000円未満、10,000円以上)から回答して頂いた結果、一人当たりのお花見の予算は、全国平均で2,224円であることが分かりました。一番多かったのは、“1,000~3,000円未満”で38%、次いで“3,000~5,000円未満”で32%でした。また、この結果を都道府県別に見てみると、最も予算が高かったのは青森県の2,908円で、反対に一番少なかったのは富山県で1,736円でした。年代別に見ると、10代は1584円、20代は2,048円、30代は2,212円、40代は2,254円、50代は2,322円、60代以上は2,414円と、上の年代ほど予算が高い結果になりました。定年退職後にゆっくり花見旅行に出かけられている方が多いのかもしれません。また、この結果を男女別に見てみると、男性は2,371円、女性は2,015円で男性は女性よりも約360円多いことがわかりました。好きなお花見スタイルが“夜桜鑑賞”と“桜の下で宴会”の割合が多い男性は、お酒の分だけ予算が高めなのかもしれません。

桜の写真撮影、一番人気は携帯電話

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「桜の写真は何で撮りますか?」との質問をしたところ、“携帯電話”が52%と最も多く、続いて“デジカメ”が30%となり、手軽に写真を撮ることができる“携帯電話”と“デジカメ”に人気が集中しました。男女別に見ると、特に女性の携帯電話率が52%と高く、46%の男性よりも多いことが分かりました。最近のSNS利用者の増加と合わせて、撮った写真をそのまま投稿できる携帯電話は利用率が高くなった可能性があります。
また、「シーズンを通して、桜の写真はどのくらい撮りますか?」と質問したところ、全国平均が14枚でした。都道府県別にみると1位は石川県で20枚、順に愛媛県で17枚、滋賀県、高知県、奈良県、岩手県、京都府で16枚となり、最も少ないのは長崎県、沖縄県、徳島県で11枚でした。また、年代別に見ると、10代~50代は13~15枚だったのに対し、60代以上は20枚という結果になりました。

日本人の97%は桜が好き!

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全国の方が桜をどのように感じているかを調査するため、「日本の春を象徴する桜、あなたは好きですか?」との質問をし、“とっても好き”、“まぁまぁ好き”、“どちらでもない”、“あまり好きじゃない”、“全く好きじゃない”から選択してもらい、回答結果をまとめました。その結果、“とっても好き”との回答は75%と最も多く、続いて“まぁまぁ好き”が22%、“どちらでもない”が2%、“あまり好きじゃない”“全く好きじゃない”は0%ととなり、97%の方が“好き”と回答しました。やはり日本人はみんな桜が好きと言っても過言ではなさそうです。

三重県民、徳島県民、もっとお花見できる公園が欲しい!

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「あなたの桜への想いを教えてください(複数回答可)」との質問に対する回答結果を見ると、“春と言えばお花見だ”が最も多く17879人、次に“お花見できる公園がもっと欲しい”で12262人でした。敷地面積に対する桜の本数では世界一である日本ですが、まだまだ桜を楽しみたいと思っている方が多いようです。“お花見できる公園がもっと欲しい”との回答を都道府県別に見ると、三重県と徳島県が34%と全国で最も多く、お花見ができる公園の増加を求めていることがわかりました。徳島県は、桜への関心があるものの、お花見が楽しめる場所が少ないと感じている方が多いようです。

自分の県の桜に一番誇りを持っているのは青森県民!

自分の住んでいる県が
日本で一番桜が美しいと回答した割合

1位

青森県

30%

2位

奈良県

23%

3位

京都府

23%

4位

福島県

18%

5位

熊本県

15%

全国平均

8%

43位

千葉県

5%

44位

山口県

5%

45位

香川県

5%

46位

愛媛県

5%

47位

徳島県

4%

「あなたの桜への想いを教えてください(複数回答可)」との質問をし、日本人の桜に対する想いを調査しました。その中でも、“自分の住んでいる県は、日本で一番桜が美しいと思う”との選択肢に注目し、回答結果を都道府県別にまとめました。その結果、自分の住んでいる県に一番誇りを持っているのは青森県民で、30%の方が回答しました。続いて、奈良県と京都府が20%、福島県が18%で、全国平均は8%でした。青森県は、お花見時間が長い県でも第1位、お花見予算も一番多く、青森県民の桜への並々ならぬ愛情が伝わってきますね。桜を愛する心NO.1の県、といっても過言ではなさそうです。
上位の県では、桜の名所ランキングで上位にランクインする名所が存在する県が多く、自分の県の桜に自信を持っている方が多い傾向にあると考えられます。一方、山口県、大阪府が3.7%、埼玉県、富山県が3.4%、愛媛県が1.9%、徳島県が0.9%となり、自分の住んでいる県の桜への自信は控えめな結果となりました。

【参考資料】