株式会社ウェザーニューズ（本社：千葉市美浜区、代表取締役社長：草開千仁）は、花粉症対策に取り組むコミュニティ「花粉プロジェクト2017」の開始に先立ち、来春の花粉シーズンに備えて花粉観測機『ポールンロボ』を設置していただける方を募集します。対象は、全国の一般家庭、医療機関、企業、学校などです。応募〆切は11月13日（日）24時の予定です。自宅や会社など身近な場所に設置される『ポールンロボ』は、花粉飛散量を自動観測し、ウェザーニューズに観測データを自動送信します。全国の『ポールンロボ』による観測データは、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」およびインターネットサイト「ウェザーニュース」にてリアルタイムに公開し、花粉の飛散予想や通知サービスなどの対策コンテンツ用のデータとして活用します。また、観測された花粉飛散量と、『ポールンロボ』設置者や一般の方々の症状報告との関係を分析し、対策コンテンツに活かす取り組みを行っていきます。なお、今年は新たに無線LAN対応のポールンロボも配置する予定です。
　来春の花粉飛散量は、平年(2008〜2016年平均)の1.2倍、今年の4.3倍の予想で、特に西日本では3〜4年ぶりの大量飛散の可能性があります。ウェザーニューズは『ポールンロボ』による花粉観測データと一般の方々から寄せられる症状報告をもとに、花粉症対策に役立つきめ細かな情報提供に努めていきます。

▼『ポールンロボ』の設置者募集の詳細
・スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「おしらせ」または、
・インターネットサイト「花粉プロジェクト2017」
https://weathernews.jp/smart/pollen_entry_2017/

◆みんなで花粉症に立ち向かう「花粉プロジェクト2017」
〜『ポールンロボ』を設置して、地域密着型の花粉観測網の確立へ！〜

　来春、13年目を迎える「花粉プロジェクト」は、全国の一般の方、医療機関、企業、学校などと協力して花粉症対策に取り組むプロジェクトです。一般家庭や会社に設置された花粉観測機『ポールンロボ』は、地域の花粉飛散量をリアルタイムに観測します。観測データ及び皆様から寄せられる症状リポートを分析し、1時間ごとの花粉飛散予想や花粉症対策コンテンツに活かし、対策に役立つ情報としてスマートフォンやインターネットでリアルタイムに発信していく予定です。
　2016年夏の暑さの影響で、来春の花粉飛散量は平年(2008〜2016年平均)の1.2倍、今年の4.3倍の予想で、特に西日本では3〜4年ぶりの大量飛散の可能性があります。リアルタイムな花粉の飛散状況を把握することで、大量飛散の際も対策にお役立ていただけます。

◆“口”から花粉を吸い込み、“目”の色で花粉飛散量をお知らせする『ポールンロボ』

　　『ポールンロボ』は、一般家庭やオフィスなどに簡単に設置できる花粉観測機で、無料で貸与されます。『ポールンロボ』での花粉観測は2005年から始まり、2017年で13年目を迎えます。バージョンアップを重ね、6代目となった現在の『ポールンロボ』は直径約15cmの球体で、人の顔に見立て、目、鼻、口がかたどられています。口の部分からは成人の呼吸量と同量の空気が吸引され、人の呼吸時に吸い込むのとほぼ同量の花粉を観測できるように設計されています。『ポールンロボ』の目の色は、観測した花粉の数によって「白」「青」「黄」「赤」「紫」の5段階で変化し（表1参照）、設置場所の花粉飛散量がひと目でわかるようになっています。『ポールンロボ』から得られたこれらのデータはインターネット回線を通じてウェザーニューズに自動送信され、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やインターネットサイト「ウェザーニュース」でリアルタイムに公開するほか、花粉の飛散予想や花粉症対策のコンテンツにも活用します。なお、今年は新たに無線LANのポールンロボも準備しました。設置者のネットワーク環境に合わせて希望のタイプをお選びいただけます。

 

◆表1：花粉観測機『ポールンロボ』の目の色の変化（イメージ図）

花粉観測機 ポールンロボ
目の色	白	青	黄	赤	紫
飛散数/日	0～29個	30～99個	100～199個	200～299個	300個～

◆募集概要

本ニュースをプリントアウトしてご覧になりたい方はこちら