日本最大級の花粉観測網を展開する株式会社ウェザーニューズ（本社：千葉市美浜区、代表取締役社長：草開千仁）は、花粉症対策に取り組むコミュニティ「花粉プロジェクト2018」の開始に先立ち、来春のスギ・ヒノキ花粉シーズンに向けて花粉観測機“ポールンロボ”を設置していただける方を募集します。対象は、全国の一般家庭、医療機関、企業、学校などです。応募〆切は11月14日(火)を予定しています。自宅やオフィスなど身近な場所に設置される“ポールンロボ”は、花粉飛散量を自動分析し、ウェザーニューズに観測データを1分ごとに自動送信します。観測されたデータは、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やインターネットサイト「ウェザーニュース」にてリアルタイムに無料公開し、毎日の飛散予想や通知サービスなどの対策コンテンツに活用していきます。また、観測された花粉飛散量と、一般の方々から寄せられた花粉症の症状報告との関係を分析し、症状予測など対策コンテンツの精度向上に努めます。
　来春の花粉飛散量は、平年(2008～2017年平均)の65％、今年と比べてもほとんどの地域で減少する見込みですが、風が強い日や雨の翌日は一時的に花粉の飛散が増えることがあります。ウェザーニューズは、『ポールンロボ』による花粉観測データと一般の方々から寄せられる症状報告をもとに、花粉症対策に役立つきめ細かな情報提供に努めていきます。

▼“ポールンロボ”の設置者募集ページはこちら

スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」をダウンロード後「お知らせ」からアクセス
または
ウェザーニュースウェブサイト「花粉プロジェクト2018」
https://weathernews.jp/smart/pollen_entry_2018/

◆地域密着型！日本最大級の花粉観測網を展開
～みんなで花粉症に立ち向かう「花粉プロジェクト2018」～

　来春、14年目を迎える「花粉プロジェクト」は、全国の一般家庭、医療機関、企業、学校などと協力して花粉症対策に取り組むプロジェクトです。自宅やオフィスに設置された花粉観測機『ポールンロボ』は、地域の花粉飛散量をリアルタイムに観測します。観測データ及び一般の方々から寄せられる花粉症の症状報告を分析し、1時間ごとの花粉飛散予想や花粉症対策コンテンツに活かし、対策に役立つ情報としてスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」やインターネットでリアルタイムに発信していきます。
　来春の花粉飛散量は、今年の夏に東日本や東北太平洋側を中心に曇りや雨の日が続いた影響で、平年(2008～2017年平均)の65％、特に記録的な日照不足となった関東は平年の28％～51％となる予想です。今年と比べても、ほとんどの地域で減少する見込みですが、風が強い日や雨の翌日は一時的に花粉の飛散が増えることがあるので安心はできません。花粉は気象条件によって飛散量や飛散するエリアが変化するため、リアルタイムの飛散状況を詳細に把握しておくことが重要です。

◆花粉数をリアルタイムに24時間監視、目の色で大量飛散をお知らせする“ポールンロボ”

　ウェザーニューズが独自開発した“ポールンロボ”は、自宅やオフィスなどに簡単に設置できる花粉観測機で、無料で貸与されます。“ポールンロボ”での花粉観測は2005年から始まり、2018年で14年目を迎えます。6代目となった現在の“ポールンロボ”は直径約15cmの球体で、人の顔に見立て、目、鼻、口がかたどられています。口の部分からは成人の呼吸量と同量の空気が吸引され、人の呼吸時に吸い込むのとほぼ同量の花粉を観測できるように設計されています。一般的な花粉観測方法では、スライドガラスに24時間で付着した花粉を顕微鏡で数える「ダーラム法」が主流となっていますが、情報の更新に時間がかかり、1日単位での飛散量しか把握できません。それに対し、“ポールンロボ”は花粉をリアルタイムに観測します。花粉数に応じて目の色が「白」「青」「黄」「赤」「紫」の5段階で変化し（表1参照）、設置場所の花粉飛散量がひと目でわかるようになっています。観測データはインターネット回線を通じて1分ごとに自動送信され、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やインターネットサイト「ウェザーニュース」で無料公開するほか、花粉の飛散予想や花粉症対策のコンテンツにも活用されます。なお、今年も無線LANの“ポールンロボ”を取り揃えており、設置者のネットワーク環境に合わせて希望のタイプをお選びいただけます。

◆表1：花粉観測機“ポールンロボ”の目の色の変化（イメージ図）

花粉観測機 ポールンロボ
目の色	白	青	黄	赤	紫
飛散数/日	0～29個	30～99個	100～199個	200～299個	300個～

◆募集概要

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