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第四回花粉飛散傾向、花粉観測機「ポールンロボ」が観測基準値を上回る

【速報・第四回花粉飛散傾向】東京都で花粉飛散が本格化!平年より10日遅い開始に

〜毎日の花粉予報や大量飛散情報が届く『花粉対策アラーム』で万全な対策を〜

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 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、34日までに関東全域、山梨県、静岡県、愛知県、三重県、長崎県、宮崎県の112県で基準(※)を超える花粉の飛散が観測され、当該の都県で本格花粉シーズンに突入したことを発表しました。東京都の本格花粉シーズンの開始時期は、断続的に流れ込んだ強い寒気の影響で、昨年より16日遅く、平年(2008年~2017年平均)より10日遅い開始となりました。
 3月は一時的に寒さが戻る日もありますが、気温は平年並か平年より高い傾向となります。このため、花粉シーズンに入っている地域を中心に、続々とスギ花粉の飛散が本格化していくとみています。なお、西・東日本の広範囲で飛散ピークを迎えるのは、スギ花粉は3月下旬にかけて、ヒノキ花粉は3月下旬~4月中旬の予想です。
 なお、花粉観測機「ポールンロボ」がリアルタイム観測した花粉データや1時間ごとの飛散予報は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やウェブサイトの「花粉Ch.」からご覧いただけます。ウェザーニューズは今シーズンも、スマホアプリの利用者を対象に、一人ひとりの症状に合わせた対策情報や予想飛散量を毎朝プッシュ通知でお知らせし、花粉症でお困りの方をサポートしていきます。

各都道府県に設置している花粉観測機「ポールンロボ」の3割以上が、110個以上を観測する日(2日以上)を花粉シーズン開始、130個以上を観測する日を本格花粉シーズン開始の基準とし、ウェザーニュース会員からの症状報告も参考にしています。

毎日の花粉予報や花粉観測データはこちら
スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」をダウンロード後「花粉Ch.」にアクセス
または
ウェザーニュースウェブサイト「花粉Ch.
https://weathernews.jp/s/pollen/

強風と気温上昇で花粉が飛散!東京など112県で本格花粉シーズンに突入

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 31日と4日に、花粉観測機『ポールンロボ』によって、関東全域、山梨県、静岡県、愛知県、三重県、長崎県、宮崎県で基準(「ポールンロボ」の3割以上が130個以上を観測)を超える花粉飛散量が観測されたため、ウェザーニューズは当該の都県で本格花粉シーズンに突入したことを発表しました。
 本格花粉シーズンの開始時期は、年末から2月にかけて断続的に流れ込んだ強い寒気の影響で、各地とも昨年・平年よりも遅く、東京都では昨年より16日遅く、平年より10日遅い本格花粉シーズンの開始となりました。
 2月末から3月初めにかけて、発達した低気圧が日本海を通過し、低気圧に向かって暖かい空気が流れ込んだことで、気温が20近くまで上昇しました。気温上昇に加え、近畿や東海、関東で「春一番」が発表されるなど各地で風が強まったため、スギ花粉の飛散が本格化したと思われます。

飛散開始予想:花粉エリア拡大中、北陸や東北も3月中旬に花粉シーズンへ

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 3月は寒気の南下によって、一時的に寒さが戻る日もありますが、気温は概ね平年並か平年より高い傾向です。中旬は天気が周期変化し、下旬は西・東日本の太平洋側を中心に晴れる日が多くなる見込みです。また、北日本や北陸エリアの雪の降る日も、平年より少なくなると考えられます。
 今後は他のエリアでもスギ花粉の飛散が本格化していくとみています。大雪に見舞われた北陸や東北でも、3月中旬には花粉シーズンに入る予想です。

飛散ピーク予想:西・東日本のスギ花粉は3月下旬まで、ヒノキ花粉は3月下旬~4月中旬

 すでにスギ花粉の飛散が本格化している関東は3月中旬まで、東海や九州は3月下旬までが飛散ピークとなる予想です。その他のスギ花粉のピークは、西・東日本の広範囲で3月中旬~下旬、東北では3月中旬~4月中旬とみています。
 3月が終わりに近づくと、西日本からヒノキ花粉の飛散が増えていきます。九州は3月下旬~4月中旬、東海や関東では3月下旬~4月上旬、中国や四国、近畿では4月上旬~中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる予想です。
 また、シラカバ花粉が飛散する北海道では、道南・道央はゴールデンウィーク前後、道北・道東は5月中旬に飛散ピークを迎える予想です。

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飛散量予想:全国的に少なめの平年比65%に

 2018年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、全国で平年の65%となる見込みで、東日本を中心に平年の50%未満となる地域が目立ちます。特に、記録的な日照不足となった関東は、東京都で平年の50%、茨城県では平年の28%となる予想です。ただ、風が強い日や雨の降った翌日などは一時的に花粉の飛散が増えるため、油断せず対策を行ってください。

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都道府県ごとの花粉飛散傾向

エリア

都道
府県

花粉飛散量
(平年比:%)

花粉飛散量
(2017年比:%)

花粉シーズン
イン予想

本格花粉シー
ズンイン予想

花粉飛散ピーク予想

花粉シーズン
アウト予想

北海道

北海道

111

85

4月下旬

5月上旬

道南・道央:5月上旬
道北・道東:5月中旬

6月上旬

東 北

青森県

117

107

3月中旬

3月下旬

スギ:3月下旬〜4月中旬

5月上旬

岩手県

68

121

3月中旬

3月下旬

5月上旬

秋田県

76

85

3月中旬

3月下旬

5月上旬

宮城県

61

116

3月中旬

3月下旬

スギ:3月中旬〜4月上旬

5月上旬

山形県

67

97

3月中旬

3月下旬

5月上旬

福島県

53

86

3月3日

3月中旬

5月上旬

関 東

茨城県

28

43

2月15日

3月4日

スギ:3月上旬〜中旬
ヒノキ:3月下旬〜4月上旬

5月上旬

栃木県

30

46

2月19日

3月4日

5月上旬

群馬県

30

47

2月15日

3月1日

5月上旬

埼玉県

48

77

2月14日

3月4日

5月上旬

千葉県

51

65

2月15日

3月1日

5月上旬

東京都

50

71

2月15日

3月4日

5月上旬

神奈川県

51

69

2月14日

3月1日

5月上旬

中 部

山梨県

45

68

2月26日

3月4日

スギ:3月上旬〜中旬
ヒノキ:3月下旬〜4月上旬

5月上旬

長野県

47

59

3月中旬

3月下旬

スギ:3月下旬〜4月上旬
ヒノキ:4月中旬

5月上旬

新潟県

59

101

3月中旬

3月下旬

5月上旬

富山県

46

50

3月中旬

3月下旬

5月上旬

石川県

57

65

3月中旬

3月下旬

5月上旬

福井県

55

67

3月中旬

3月下旬

5月上旬

静岡県

32

34

2月15日

3月1日

スギ:3月上旬〜下旬
ヒノキ:3月下旬〜4月上旬

5月上旬

愛知県

48

58

2月24日

3月1日

5月上旬

岐阜県

49

57

3月3日

3月中旬

5月上旬

三重県

31

34

2月23日

3月1日

5月上旬

近 畿

滋賀県

42

54

3月2日

3月中旬

スギ:3月中旬〜下旬
ヒノキ:4月上旬〜中旬

5月上旬

京都府

69

77

3月2日

3月中旬

5月上旬

大阪府

55

60

3月1日

3月中旬

5月上旬

兵庫県

77

88

3月3日

3月中旬

5月上旬

奈良県

51

83

3月3日

3月中旬

5月上旬

和歌山県

89

89

3月1日

3月中旬

5月上旬

中国
四国

岡山県

71

66

2月27日

3月中旬

スギ:3月中旬〜下旬
ヒノキ:4月上旬〜中旬

5月上旬

広島県

75

74

2月27日

3月中旬

5月上旬

鳥取県

70

108

3月4日

3月中旬

5月上旬

島根県

70

97

3月3日

3月中旬

5月上旬

山口県

89

92

2月28日

3月中旬

5月上旬

徳島県

55

57

3月1日

3月中旬

5月上旬

香川県

55

56

3月1日

3月中旬

5月上旬

愛媛県

87

86

2月28日

3月中旬

5月上旬

高知県

45

52

3月3日

3月中旬

5月上旬

九 州

福岡県

115

101

2月26日

3月中旬

スギ:3月上旬〜下旬
ヒノキ:3月下旬〜4月中旬

4月下旬

佐賀県

119

100

2月28日

3月中旬

4月下旬

長崎県

111

75

2月24日

3月1日

4月下旬

大分県

65

59

2月28日

3月中旬

4月下旬

熊本県

83

66

2月28日

3月中旬

4月下旬

宮崎県

101

91

2月24日

3月1日

4月下旬

鹿児島県

107

118

2月26日

3月中旬

4月下旬

全 国

65

75

花粉飛散量の求め方について
花粉の飛散量は、沖縄県を除く46都道府県に設置された花粉観測機「ポールンロボ」が観測した数値をもとに算出されています。また、花粉飛散傾向の予想は、過去の花粉飛散量と前年の夏と秋の天候やエリア別の飛散傾向、また全国から寄せられる『雄花リポート』を分析した結果です。
各都道府県に設置している花粉観測機「ポールンロボ」の3割以上が、110個以上を観測する日(2日以上)を花粉シーズン開始、130個以上を観測する日を本格花粉シーズン開始の基準とし、ウェザーニュース会員からの症状報告も参考にしています。
花粉飛散量の平年値:2008年~2017年の10年平均飛散量

参考情報:花粉対策コンテンツ

『花粉対策アラーム』イメージ

 スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「花粉Ch.」では、花粉飛散量や天気、風の予報を時系列で一覧できる1時間ごとのピンポイント花粉飛散予報や、花粉観測機「ポールンロボ」が観測したリアルタイムの花粉飛散量、飛散シミュレーションを無料でチェックできます。
 そのほか『花粉対策アラーム』では、その日の予想飛散量や花粉シーズンの開始・ピークをスマホにプッシュ通知でお届けします。さらに、花粉症タイプを診断する『花粉症チェックシート』にお答えいただくと、毎朝一人ひとりの症状にあった花粉対策や、臨時で大量飛散の情報をお知らせします。花粉対策の参考に、ぜひご活用ください。

 

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