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今年の梅雨はどうなる?ウェザーニューズ、2019年「梅雨入り・梅雨明け見解」を発表

西・東日本の梅雨入りは平年並の予想も、各地方で昨年よりも長い梅雨に

〜エルニーニョの影響で梅雨前線の北上に遅れ、7月は各地方で梅雨末期の大雨に注意〜

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 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、2019年の「梅雨入り・梅雨明け見解」を発表しました。今年は、沖縄や奄美で平年よりも遅い梅雨入りとなりましたが、その他の梅雨入りは平年並となる予想です。梅雨明けは九州や北陸、東北で平年よりも遅く、長い梅雨となりそうです。その他、平年並の長さとなる地方も、短かった昨年の梅雨と比べると長く感じられそうです。梅雨時期の総雨量は、暖かく湿った空気が流れ込みやすい沖縄・奄美で平年よりも多く、九州南部と四国でやや多くなる見通しで、その他の地方では平年並の予想です。雨のピーク時期は、沖縄・奄美で6月上旬、九州で7月上旬、九州を除く西・東日本で7月上旬~中旬、東北で7月中旬~下旬の予想で、各地方で大雨の恐れがあり、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに注意が必要です。
 最新見解はスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「おしらせ」または、ウェブサイト「梅雨情報」からご確認いただけます。雨の季節を少しでも安全で快適に過ごせるようお役立てください。

<ポイント>
・梅雨前線北上が遅れ、梅雨明けは九州・北陸・東北で平年よりも遅く、長い梅雨になる見通し
・梅雨の総雨量は沖縄・奄美で平年より多く、九州南部と四国でやや多いが、その他の地方では平年並の予想
・西・東日本では7月上旬~中旬に雨のピーク、各地方で梅雨末期の大雨に注意

一般向け「梅雨入り・梅雨明け見解」のサイトはこちら
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または
ウェザーニュースウェブサイト「梅雨情報」
https://weathernews.jp/s/news/tsuyu/

2019年「梅雨入り・梅雨明け見解」
~西・東日本の梅雨入りは平年並の予想も、各地方で昨年よりも長い梅雨に~

図1:今年の梅雨の天気図イメージ

 今年は514日に全国に先駆けて奄美で梅雨入りが発表され、16日には沖縄でも梅雨入りとなりました。沖縄、奄美ともに昨年よりも早いものの、平年よりも遅い梅雨入りです。九州から東北の梅雨入りは平年並となる予想です。梅雨明けは、九州や北陸、東北で平年より遅くなりますが、その他の地方では平年並の見込みです。
 現在、弱いエルニーニョ現象が継続しているとみられ、その影響で、太平洋高気圧の中心は平年に比べて南東側にずれる見通しです。太平洋高気圧は西への張り出しは強いものの、北への張り出しが弱く、梅雨前線の北上が遅れます(図1)。このため、高気圧の縁にあたり、暖かく湿った空気が流れ込みやすい九州や北陸、東北では梅雨明けが遅れる可能性があります。

図2:梅雨期間の傾向

 梅雨期間は九州や北陸、東北地方で平年よりも1週間前後長くなる予想です(図2)。中国・四国、近畿、東海、関東甲信では平年並の長さとなりますが、全国的に短かった昨年の梅雨と比べると、関東甲信では約3週間、その他の地方でも1週間前後長くなる見通しです。沖縄でも平年よりも短いものの、昨年よりも約2週間長い梅雨となりそうです。

~西・東日本では7月上旬~中旬に雨のピーク、梅雨末期の大雨に注意~

図3:梅雨の雨量傾向

 今年の梅雨期間の雨量は、東北から九州北部にかけては平年並、四国、九州南部では平年よりやや多く、沖縄・奄美では多くなる予想です(図3)。
 6月以降は太平洋高気圧の勢力が徐々に強まりますが、今年は北への張り出しが平年より弱く、暖かく湿った空気の流れ込みは沖縄・奄美が中心になります。このため、沖縄・奄美の雨量は平年よりも多くなる見通しです。梅雨末期にあたる6月上旬は梅雨前線が活発化し、豪雨、大雨に警戒が必要です。九州南部や四国は平年同様曇りや雨の日が多く、降水量は平年並となります。九州北部から東北にかけては雨の降る日が少なく、雨量は平年並か少なくなる見込みです。
 7月は太平洋高気圧の北への張り出しが強まるため、梅雨前線が北上し、本州付近に停滞しやすくなります。また、太平洋高気圧に沿って暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発化する見通しです。梅雨明けするまでの期間は雨の降る日が多くなり、九州から東北にかけての雨量は、平年並か多い見込みです。豪雨、大雨の恐れもあるため、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などへの警戒が必要です。

本見解は21日時点のものです。予測が大きく変わる可能性もありますので、最新見解は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」または、ウェザーニュースウェブサイト「梅雨情報」(https://weathernews.jp/s/news/tsuyu/)にてご確認ください。

地方ごとの梅雨の天気傾向

地方

雨のピーク時期

雨量の傾向
(平年との比較)

天気傾向

東北

7月中旬〜下旬

6月:平年並か少ない
7月:平年並か多い

 東北の梅雨入りは北部、南部ともに平年並の予想です。今年は太平洋高気圧の北への張り出しが弱いため、梅雨前線の北上が遅れ、梅雨明けは昨年・平年よりも遅くなる見込みです。
 6月は、梅雨前線が本州の南海上に停滞するため、曇りや雨の日は少なく、梅雨の中休みがありそうです。降水量は平年並か少なくなる見込みです。
 7月は、梅雨前線が本州付近に北上し、雨の降る日が多くなります。梅雨末期にあたる下旬は豪雨や大雨の恐れがあり、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに警戒が必要です。
 なお、6月後半は、海からの冷たい風“やませ”が吹いて、太平洋側では気温が下がる可能性があります。

北陸

7月上旬〜中旬

6月:平年並か少ない
7月:平年並か多い

 北陸の梅雨入りは平年並の予想です。今年は太平洋高気圧の北への張り出しが弱いため、梅雨前線の北上が遅れ、梅雨明けは昨年よりかなり遅く、平年よりも遅くなる見込みです。
 6月は、梅雨前線が本州の南海上に停滞するため、曇りや雨の日は少なく、梅雨の中休みがありそうです。降水量は平年並か少なくなる見込みです。
 7月は、梅雨前線が本州付近に北上し、雨の降る日が多くなります。梅雨末期にあたる上旬〜中旬は、豪雨や大雨の恐れがあり、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに警戒が必要です。

関東
甲信

7月上旬〜中旬

6月:平年並か少ない
7月:平年並か多い

 関東甲信の梅雨入りは平年並の予想です。今年は太平洋高気圧の北への張り出しが弱いため、梅雨前線の北上が遅れ、梅雨明けは昨年よりかなり遅くなりますが、平年並の見込みです。
 6月は、梅雨前線が本州の南海上に停滞するため、雨の日は少なく、梅雨の中休みがありそうです。降水量は平年並か少なくなる見込みです。
 7月は、梅雨前線が本州付近に北上し、雨の降る日が多くなります。梅雨末期にあたる上旬〜中旬は、豪雨や大雨の恐れがあり、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに警戒が必要です。

東海

7月上旬〜中旬

6月:平年並か少ない
7月:平年並か多い

 東海の梅雨入りは平年並の予想です。今年は太平洋高気圧の北への張り出しが弱いため、梅雨前線の北上が遅れ、梅雨明けは昨年より遅くなりますが、平年並の見込みです。
 6月は、梅雨前線が本州の南海上に停滞するため、雨の日は少なく、梅雨の中休みがありそうです。降水量は平年並か少なくなる見込みです。
 7月は、梅雨前線が本州付近に北上し、雨の降る日が多くなります。梅雨末期にあたる上旬〜中旬は、豪雨や大雨の恐れがあり、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに警戒が必要です。

近畿

7月上旬〜中旬

6月:平年並か少ない
7月:平年並か多い

 近畿の梅雨入りは平年並の予想です。今年は太平洋高気圧の北への張り出しが弱いため、梅雨前線の北上が遅れ、梅雨明けは昨年より遅くなりますが、平年並の見込みです。
 6月は、梅雨前線が本州の南海上に停滞するため、雨の日は少なく、梅雨の中休みがありそうです。降水量は平年並か少なくなる見込みです。
 7月は、梅雨前線が本州付近に北上し、雨の降る日が多くなります。梅雨末期にあたる上旬〜中旬は、豪雨や大雨の恐れがあり、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに警戒が必要です。

中国

四国

7月上旬〜中旬

【中国】
6月:平年並か少ない
7月:平年並か多い

【四国】
6月:平年並
7月:平年並か多い

 中国・四国の梅雨入りは平年並の予想です。今年は太平洋高気圧の北への張り出しが弱いため、梅雨前線の北上が遅れ、梅雨明けは昨年より遅くなりますが、平年並の見込みです。
 6月は、梅雨前線が本州の南海上に停滞するため、中国地方で雨の日は少なく、降水量は平年並か少なくなる予想です。梅雨前線の影響を受ける四国では平年同様曇りや雨の日が多く、降水量は平年並の見通しです。
 7月は、梅雨前線が本州付近に北上し、雨の降る日が多くなります。梅雨末期にあたる上旬〜中旬は、豪雨や大雨の恐れがあり、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに警戒が必要です。

九州

7月上旬

【北部】
6月:平年並か少ない
7月:平年並か多い

【南部】
6月:平年並
7月:平年並か多い

 梅雨入りは平年並の予想です。今年は太平洋高気圧の本州への張り出しが弱いため、梅雨前線の北上が遅れ、梅雨明けは昨年や平年より遅くなる見込みです。
 6月は梅雨前線が本州の南海上に停滞するため、北部では雨の日が少なく、降水量は平年並か少なくなる予想です。梅雨前線の影響を受ける南部では平年同様曇りや雨の日が多く、降水量は平年並の見込みです。
 7月は梅雨前線が本州付近に停滞し、雨の降る日が多くなります。特に梅雨末期にあたる上旬〜中旬は豪雨や大雨となる可能性があるため河川の増水や家屋への浸水、土砂災害に警戒が必要です。(※九州北部は山口県を含む)

沖縄

奄美

【奄美】
6月上旬

【沖縄】
6月上旬

6月:多い

 沖縄・奄美の梅雨明けは昨年や平年よりも遅い予想です。
 太平洋高気圧の縁にあたる期間が長く、平年より雨の降る日が多い見込みです。また、梅雨末期の6月上旬は、梅雨前線の活動が活発化し、豪雨や大雨の可能性があるため、河川の増水、浸水被害、土砂災害に警戒が必要です。

本プレスリリースにおける“平年”とは、1981年~2010年の30年平均で算出しています。

各地方の梅雨入り・梅雨明け予想

地方

梅雨入り

梅雨明け

2019年

2018年

平年

2019年

2018年

平年

東北北部

6月中旬

6月11日頃

6月14日頃

8月上旬

7月19日頃

7月28日頃

東北南部

6月中旬

6月10日頃

6月12日頃

7月下旬

7月14日頃

7月25日頃

北陸

6月中旬

6月9日頃

6月12日頃

7月下旬

7月9日頃

7月24日頃

関東甲信

6月上旬

6月6日頃

6月8日頃

7月下旬

6月29日頃

7月21日頃

東海

6月上旬

6月5日頃

6月8日頃

7月中旬

7月9日頃

7月21日頃

近畿

6月上旬

6月5日頃

6月7日頃

7月中旬

7月9日頃

7月21日頃

中国

6月上旬

6月5日頃

6月7日頃

7月中旬

7月9日頃

7月21日頃

四国

6月上旬

6月5日頃

6月5日頃

7月中旬

7月9日頃

7月18日頃

九州北部

6月上旬

6月5日頃

6月5日頃

7月下旬

7月9日頃

7月19日頃

九州南部

5月下旬

6月5日頃

5月31日頃

7月下旬

7月9日頃

7月14日頃

奄美

5月14日

5月27日頃

5月11日頃

7月上旬

6月26日頃

6月29日頃

沖縄

5月16日

6月1日頃

5月9日頃

6月下旬

6月23日頃

6月23日頃

梅雨入り・梅雨明けには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間あり、表には移り変わりの期間の概ね中日を記載しています。
沖縄・奄美の梅雨入りは、実際に各気象台が梅雨入りを発表した日付です。

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