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MaaS開発に活用可能な「天気予報 API」を「MONETマーケットプレイス」にて提供開始

〜1kmメッシュ/1時間ごとのピンポイント天気予報と過去の観測値データをAPIで取得可能に〜

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 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、MONET Technologies株式会社(モネ・テクノロジーズ)が提供する、企業や自治体のMaaS(Mobility as a Service)の実現を支援する「MONETプラットフォーム」の機能である「MONETマーケットプレイス」において、MaaS開発に活用可能な1kmメッシュ/1時間ごとのピンポイント天気予報と過去の観測値データを取得することができる「天気予報 API」の提供を開始しました。

◆MaaS開発に活用可能な「天気予報 API」を「MONETマーケットプレイス」にて提供開始

 「MONETマーケットプレイス」は、2020年4月27日に「MONETコンソーシアム」の加盟企業でシステム開発などを行う企業向けにプレオープンした、さまざまなデータやシステムのAPIを購入して、新たなサービスの開発に活用できるマーケットプレイスです。ウェザーニューズは、「MONETマーケットプレイス」のAPIのラインナップの一つとして「天気予報 API」の提供を開始しました。

 天気は、交通における安全運行や定時運行において非常に重要な要素であり、また同時に、人の行動や意思決定に大きく影響を及ぼします。さらに、人やモノの移動をクラウド化し、個々のレベルで最適化するMaaSにおいては、より詳細かつ正確な天気情報が必要不可欠です。ウェザーニューズの「天気予報 API」では、全国13,000地点にも及ぶ日本最大の気象観測網と、ユーザーから寄せられる天気報告を活用した1kmメッシュのピンポイント天気予報を提供します。メッシュを細かくすることで、局地的な気象現象の表現ができるようになるため、より正確な天気予報が可能になります。例えば、5kmメッシュの天気予報では「晴れ」のエリアでも、1kmメッシュの天気予報では「晴れ」「曇り」「雨」のエリアが含まれていることがあります(下図参照)。「MONETマーケットプレイス」で提供する「天気予報 API」の利用により、生活に最も身近な天気の情報を、より詳細かつ正確なデータとして、新たなモビリティーサービスの開発にご活用いただけます。

◆「天気予報 API」概要

MaaS開発に活用可能な気象データを提供します。

  1. 1kmメッシュピンポイント天気予報
    高精度な1kmメッシュの天気予報を、2日先まで1時間毎に取得。10日先まで1日毎の天気予報も入手できます。次の2種の天気予報のデータを提供。
    ・短期予報: 2日先まで1時間毎の天気予報
          天気・気温・降水量・風向・風速・湿度
    ・中期予報: 10日先まで1日毎の天気予報
          天気・最高気温・最低気温・降水確率

  2. 過去観測値データ(アメダス)
    指定した場所の最寄りの観測点における、直近の観測値を取得できるほか、2008年6月以降の過去の観測値データ(10分間隔)も入手することができます。

 

◆今後の展望

 現在MaaSは、人やモノの移動を最適化する新たな移動の概念として注目され、様々な社会問題の解決手段としても期待されています。ウェザーニューズではこれまで、航海・航空・陸上の多くのパートナーとともに、交通における様々な課題解決と新たな価値創造に取り組んでまいりました。今後も、交通に影響を及ぼすあらゆる気象リスクを予測するノウハウと、きめ細かく天気を把握する気象解析技術を活用し、MaaS開発に役立つAPIの充実化をはじめ、MaaSの本格的な普及に向けた様々な取り組みを進めてまいります。

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