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高精度な積雪予測で企業の大雪対策を強化、全拠点の雪害リスクをリアルタイムに監視
「ウェザーニュース for business」で大雪対策コンテンツを提供開始
迅速な店舗の閉店や出退勤判断で安全性を向上、商品の配送計画の見直しも支援
イベント気象 > 工場気象 > 建設気象 > 施設気象 > 物流気象 > 輸送気象 >株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は企業の大雪対策を支援するため、企業向け気象情報「ウェザーニュース for business」で今冬の“大雪対策コンテンツ”の提供を開始しました。
"大雪対策コンテンツ"として、72時間先までの雪質や圧雪を加味した高精度な『積雪予測』や、72時間先までの道路へ影響を"大規模通行障害のおそれ"や"吹雪事故警戒"など4ランクで予測する『道路通行影響予測』、250mメッシュの高解像度で雨・みぞれ・雪を判別する『雨雪レーダー』などがあります。また今冬は新たに積雪リスクが高い拠点のリストアップや影響ピーク時間を把握できる大雪リスクの『ダッシュボード』と、ウェザーニュースアプリのユーザーから寄せられる積雪報告、全国約330か所のアメダス積雪深も追加しました。
“大雪対策コンテンツ”はアプリとパソコンの専用ウェブサイトから閲覧可能で、大雪リスクが高い場合には現場の従業員や災害対策本部にプッシュ通知でいち早くお知らせします。各拠点での除雪車の手配や除雪要員の確保、商品の配送計画の見直しなど大雪への事前対策や、店舗の開店・閉店の判断や出退勤など当日のお客様や従業員の安全対策にご活用ください。
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企業の大雪対策を支援する“大雪対策コンテンツ”
当社は企業の大雪への備えを支援するため、お天気アプリ「ウェザーニュース」のビジネス拡張版「ウェザーニュースfor business」において、以下の大雪対策コンテンツの提供を開始しました。アプリ版では、複数の担当者が「ウェザーニュース」アプリの企業専用ページから、複数拠点の積雪情報を同時に確認することができます。また、拠点での大雪リスクをプッシュ通知でお知らせすることで、現場における判断の迅速化や見落とし防止を支援します。パソコンの企業専用ウェブサイトでは、全拠点の雪リスクマップやダッシュボードを表示することで、災害対策本部での網羅的な監視を支援します。
① 今冬から本格提供、雪害リスクが高い拠点をリストアップする『ダッシュボード』
大雪リスクの『ダッシュボード』では、72時間先までの積雪量が多い順に拠点をリストアップしたり、災害級の大雪の可能性がある拠点数やエリア別の分布を確認することができます。
例えば、24時間先までの積雪深が多い順でソートすることで、危険性の高い拠点から対策に取り掛かることができます。また、都道府県や市区町村ごとのほか、関東エリアなど企業の組織形態に合わせたグループ単位で影響を受ける人口や割合を算出することができます。さらに、棒グラフの時系列表示で大雪影響のピークを把握することもできます。
② 72時間先までの拠点の「積雪深」と「大雪リスク」を予測する『積雪予測』
『積雪予測』では、積雪深の実況解析の手法を見直した独自の積雪解析モデルを用いることで、72時間先までの「積雪深」をより高精度に予測します。雪質や圧雪の影響まで考慮して「積雪深」を計算し、「ウェザーニュース」アプリのユーザーから寄せられる積雪報告で補正することで、当社比で従来より35%ほど精度を高めています(※1)。
また、雪による生活・業務への影響度は地域によって異なることから、過去の大雪による交通障害や事故、停電情報と、当時の積雪の増加傾向を分析し、雪害の危険度を示す「大雪リスク」を提供します。72時間先までの拠点のリスクを“平常”、“積雪注意”、“吹雪注意”、“雪害警戒”、“災害級の大雪”の5ランクで判定します。“災害級の大雪”は車の立ち往生や通行止め、停電などの被害が発生するレベルの大雪で、“雪害警戒”からの影響が出始めることもあります。“吹雪注意”や“積雪注意”の場合は、通勤や配送車両の事故、歩行時の転倒事故に注意が必要です。
アプリ版では、72時間以内に“雪害警戒”や“災害級の大雪”の予測がある場合、9時と15時にプッシュ通知でお知らせします。これにより、企業は何時頃からどの拠点で雪の影響があるのか、いち早く把握することができます。
③ 72時間先までの通行障害を予測する『道路通行影響予測(大雪)』
『道路通行影響予測(大雪)』では、72時間先までの道路への影響を“大規模通行障害のおそれ”、“通行障害警戒”、“吹雪事故警戒”“走行・渋滞注意”の4ランクで予測します。過去に発生した通行止めや立ち往生などの交通への影響と当時の気象情報の分析結果をもとにした独自の予測を提供します。
また、当社は物流事業者のドライバーやスーパーなどの小売店、食品メーカーなどが雪の影響を事前に把握できることで、立ち往生や配送遅延による混乱を低減していただけると考えており、物流に特化した「交通影響予測」もご用意しています(※2)。雪や風、雨、波が交通インフラに及ぼす影響を予測し、日々利用する道路の通行止めや鉄道の運休、航空や船舶の欠航が発生する可能性を5段階で予測し、配送計画の見直しやルート変更を支援します。
④ 30時間先までの雨と雪の境目が一目でわかる『雨雪レーダー』
『雨雪レーダー』では、過去24時間前から 30時間先までの雨雪予測をマップ上に表示します。アプリユーザーから1日18万通ほど届く天気報告を予報に反映することで、雨/みぞれ/雪の判別や予測の精度を上げています。これにより、企業は各拠点に雨と雪のどちらかが降るか、より高い精度で確認することができます。
⑤ 今冬追加、観測機なしでも雪の様子を把握できる『天気&体感リポート』の積雪報告
『天気&体感リポート』では、全国の「ウェザーニュース」アプリを利用するユーザーの皆さんから寄せられた情報をリアルタイムにマップで表示しています。今冬から『天気&体感リポート』に冬限定で積雪報告を追加しました。積雪なし/芝生にうっすら/道路にうっすら、しっかり、どっさりの5段階の積雪報告を24時間前まで閲覧できます。アメダスの積雪深計は全国の約330か所と限られるため、拠点の周囲に観測機がない地点でも積雪報告から現地の積雪状況を知ることができます。
また、『写真・動画リポート』ではユーザーから寄せられる雪の様子を、写真や動画で閲覧することができます。リアルタイムはもちろん過去の写真も閲覧できるので、雪害が発生したときに当時の様子を振り返ることも可能です。
⑥ 今冬開始、『アメダス(積雪)』の観測データから積雪深を正確に把握
日本国内約1,300か所ある気象庁の気象観測所『アメダス』の観測データも追加しました。『アメダス』の積雪では全国約330か所の積雪深のデータをリアルタイムに閲覧したり、過去データの遡りが可能です。アメダス地点ごとの実況や10分値、1時間値を確認したり、CSVでデータをダウンロードすることができます。企業や自治体の方は、アメダスの積雪深とユーザーからの積雪報告の両方を活用することで、より確かな積雪状況を把握することができます。
企業の大雪対策に気象データを活用
企業は「ウェザーニュース for business」の大雪対策コンテンツを活用して大雪のリスクを事前に把握することで、従業員の安全確保や出勤判断、商品の配送遅延による欠品回避などにご利用いただけます。
例えば、全国チェーンの店舗では、雪のリスクに応じて店舗を一時休業する判断が必要となる場合があります。一方でホームセンターのような雪対策商品を販売する店舗では、ニーズに応えて商品を用意する必要があります。このような場合でも、『ダッシュボード』から対応が必要な店舗やピークを把握し、対象拠点の『積雪予測』を細かく確認することで、大雪対策商品の販売準備のほか、店舗の開店・閉店や従業員の出勤などの安全対策に役立てることができます。
また、食品メーカーでは『道路通行影響予測』を活用し、渋滞や交通障害が予想される拠点へは、通常よりも早めに出荷準備を行うなど計画の見直しをすることで、配送の滞りを最小限に抑え、遅延や欠品リスクの回避が期待できます。
お天気アプリのビジネス拡張版「ウェザーニュース for business」
当社は、2022年9月より予報精度No.1(※3)のお天気アプリ「ウェザーニュース」をビジネス用に拡張した、法人向けSaaS型サービス「ウェザーニュース for business」を提供しています。累計4,500万ダウンロードの「ウェザーニュース」をそのままビジネスにご利用いただけるように、アプリ上に企業の専用ページやプッシュ通知を追加し、企業のニーズにあわせてカスタマイズした気象情報を提供しています。
「ウェザーニュース for business」は、拠点の防災やBCP対策、工場やビルの施設管理、工事現場での作業判断や作業員の働き方改革、花火大会やイルミネーションなどのイベント運営など、様々な市場のニーズに対応します。スタッフ間の情報の一本化や、プッシュ通知の活用によって、見逃しの減少や対応スピードの迅速化が期待できます。
拠点ごとの天気予報や雨雲レーダー、落雷、停電リスク、台風の進路予測、河川水位、冠水・浸水予報、避難情報、店舗の閉店判断など、様々な気象情報を提供しています。一般の有料会員向けのメニューもご利用いただけるので、雨雲レーダーや台風進路予測のほか、雨雲アラームなどのプッシュ通知機能もあわせてご活用ください。
また、管理者向けのパソコン版専用ウェブサイトも用意しており、数か所〜数千か所の拠点とあらゆる気象情報をマップ上で重ね合わせることができます。全拠点の気象リスクを閲覧できるので、災害対策本部や危機管理の担当者などが拠点のリスクを網羅的に把握したい場合に適しています。
▼お問い合わせはこちらから
https://biz.weathernews.jp/contact/
※1 2023年11月10日〜12月14日の積雪深6時間予測の2 乗平均平方根誤差(Root Mean Squared Error)。
日本国内で積雪深を観測している気象庁観測地点の全330地点で評価
※2 「ウェザーニュース for business」の交通影響予測をアップデート
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※3 「ウェザーニュース」が2年連続で天気予報サービスにおける予報精度No.1を獲得
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