建設気象


    建設作業における安全対策や作業の実施可否判断を支援

  
 気候変動の進行により、建設工事に与える影響が益々大きくなっています。これまでの台風や大雨に加えて、線状降水帯やゲリラ雷雨を含む短時間強雨の多発化に伴い、作業所では従来よりも迅速で的確な対応を求められています。

 ウェザーニューズでは作業所の立地・工事概要ごとに、ニーズに合わせたタイミングで必要な気象情報(雨・風・気温など)を提供します。また、建設工事の中でも地下・躯体・外壁・内装・外構など、工事の進捗に応じて降雨量・風速の設定値を変えて提供する場合もあり、安全を最優先に、さらには工期・品質を効率的に管理するお手伝いをいたします。その他、建設工事の計画段階で工期を検討するための参考情報として、地域特性が反映された当該立地における過去の気象データを提供することも可能です。



建設業界専用にカスタマイズされたお天気アプリ
  4,200万ダウンロードのお天気アプリをビジネス向けに拡張した「ウェザーニュース for business」は、降雨予測・雨雲レーダー、台風の進路情報、ゲリラ雷雨の発生を事前にスマートフォンで通知する機能があります。その他、企業が予め定めた作業所の最新の気象情報をパソコンやスマートフォンからいつでも見ることが可能です。
 本サービスは工事管理者のほか、作業員や安全 管理スタッフの方々にもご活用いただくことが可能で、同じ情報を確認しながら効率的に意思決定を行うことができます。


ウェザーニュース for businessとは >


3Dデータを利用してビル風を予測する業界最高解像度の都市気象予測モデル
 都心部では、ビルや樹木の影響で風向や風速が変化するため予測が難しく、時には局所的に想定外の風が発生し、クレーンによる揚重作業や外壁工事などに大きな影響をもたらします。
 ウェザーニューズ独自の「超高解像度モデル」は、5mメッシュの高解像度で1時間ごとに30時間先までの風を予測できるため、作業判断にお役立ていただけます。


気象IoTセンサーで、建設現場の気象リスクや熱中症リスクを監視
ソラテナPro®は、小型、軽量、省電力を実現した気象IoTセンサーです。気温、湿度、気圧、雨量、風速、風向、照度の7つの気象要素を1分毎に観測します。建設現場にソラテナpro®を設置することで、スマートフォンやパソコンから現場の気象データの常時監視および気象データの蓄積ができます。
 加えて、観測された気温・湿度・風などの値をもとに「暑さ指数」を1分毎に自動で算出することも可能です。観測データはお天気アプリ「ウェザーニュース」から確認できるほか、雨量や風速などが設定値を超えた場合にアラートで通知する機能も備わっており、作業員の健康管理にお役立ていただけます。