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ウェザーニューズ、2025年の「第一回桜開花予想」を発表

桜の開花は3/21東京からスタート!西〜東日本は平年並の開花予想

〜北日本では春先の高温傾向予想で平年より早い開花の見込み〜

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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、桜の季節に向けて「第一回桜開花予想」を発表しました。2025年の桜の開花は西〜東日本で平年並、北日本で平年より早まる予想です。開花スタートは3月21日の東京で、22日に高知と横浜が続きます。3月下旬に西日本から東日本の各地で開花し、4月上旬には東北でも咲き始める見込みです。4月下旬には北海道に桜前線が上陸する予想です。
今冬前半は断続的に冬型の気圧配置となったため、桜の花芽の休眠打破はしっかり行われているとみられます。これまで寒気の影響が長続きしなかった近畿や九州の南部では休眠打破が鈍い可能性があるものの、1月後半は冷え込みが強まるため、休眠打破が進む見込みです。北日本の4月の気温は平年より高くなり、桜の開花は平年よりも早くなりそうです。
全国1,100か所以上のお花見名所の開花予想は、2月中旬以降、ウェザーニュースのアプリやウェブサイトの「さくら開花情報」からご覧いただけます。なお、第二回桜開花予想は1月下旬に発表予定です。

✔︎ポイント
1.      3月21日に東京から開花スタート、22日に高知や横浜で開花予想
2.      開花時期は西〜東日本で平年並の予想、北日本では平年より早い予想
全国1,100か所以上のお花見名所の情報
ウェザーニュース「さくら開花情報」
https://weathernews.jp/sakura/

 

2025年「第一回桜開花予想」

各都市の桜開花予想
名所の桜開花予想

<桜開花スタートは東京で3月21日! 西〜東日本で平年並、北日本は平年より早い予想>

2025年の桜の開花は、西日本や東日本で平年並のところが多くなる予想です。昨年は平年と比べて開花の遅かった関東南部も平年並の開花となりそうです。北日本は平年より早く、北海道は1週間前後早くなる見込みです。
開花スタートは3月21日の東京で、22日に高知と横浜が続きます。3月下旬にかけて、西日本から東日本の各地で続々と開花を迎えていきそうです。4月上旬からは東北で咲き始め、4月下旬に北海道に桜前線が上陸します。北海道の開花は4月22日の函館から始まり、5月上旬にかけて道内各地で開花する予想です。

 

<1月の冷え込みで休眠打破 北日本では春の高温傾向で開花が早まる>

この冬前半(12月〜1月上旬)は断続的に冬型の気圧配置となりました。各地で桜の花芽の休眠打破に必要な気温低下があったため、休眠打破は行われたとみられます。これまで寒気の影響が長続きしなかった近畿や九州の南部では休眠打破が鈍い可能性があるものの、1月後半は冷え込みが強まるため、休眠打破が進む見込みです。
3月の気温は西日本で平年並、東日本で高くなる予想です。東日本では3月中旬に曇りの日が多くなり、桜の生長はやや足踏みする見込みです。このため、開花は平年並のところが多くなります。4月の気温は北日本で平年より高くなる予想です。寒気の影響を受ける日もありますが、晴れる日が多くなることで桜の開花は平年よりも早くなる見込みです。

 

 
西日本
東日本
北日本
開花時期(平年比)
並〜やや早い
並〜非常に早い
花芽の休眠打破
広範囲で行われているとみられる。近畿や九州の南部で進みが鈍い可能性があるが、1月後半の冷え込みで進む見込み
行われているとみられる
行われているとみられる
開花に影響する時期の
気温傾向(平年比)
3月:並
3月:並〜高い
4月:高い
4月:高い
5月:高い
開花に影響する時期の
気温傾向(昨年比)
3月:並(近畿、中四国)、低い(九州)
3月:並〜高い
4月:並
4月:並
5月:並

〜気温の推移と開花への影響〜

桜の開花と気温

桜の花芽(生長すると花になる芽)は気温の高い夏から秋にかけて作られ、冬になると休眠して一旦生長が止まります。その後、真冬の厳しい寒さに一定期間さらされると、花芽が休眠から目覚め(休眠打破)、開花に向けて再び生長を始めます。桜の開花には、春の暖かさだけでなく、冬の寒さも必要です。

 

 

 

 

各都市の開花予想日 ソメイヨシノ標本木(※はエゾヤマザクラ)

エリア
都市
開花予想日
平年日
昨年日
北海道
札幌
4/24
5/1
4/18
稚内(※)
5/9
5/13
5/1
旭川(※)
4/28
5/4
4/24
網走(※)
5/5
5/10
4/28
釧路(※)
5/8
5/16
5/3
帯広(※)
4/27
5/2
4/23
室蘭
4/29
5/4
4/26
函館
4/22
4/28
4/18
東北
青森
4/18
4/22
4/15
秋田
4/13
4/17
4/10
盛岡
4/14
4/18
4/12
仙台
4/4
4/8
4/2
山形
4/9
4/13
4/7
福島
4/5
4/7
4/3
関東甲信
水戸
3/28
3/30
3/31
宇都宮
3/28
3/30
3/31
前橋
3/28
3/29
3/31
熊谷
3/26
3/27
3/31
東京
3/21
3/24
3/29
銚子
3/29
3/30
4/1
横浜
3/22
3/25
4/1
長野
4/8
4/11
4/8
甲府
3/25
3/25
3/29
北陸
新潟
4/7
4/8
4/6
富山
4/2
4/3
4/2
金沢
4/2
4/3
4/1
福井
4/1
4/1
4/1
東海
静岡
3/26
3/24
3/30
名古屋
3/24
3/24
3/28
岐阜
3/25
3/25
3/27
3/29
3/29
3/30
近畿
彦根
4/1
4/1
4/2
京都
3/26
3/26
3/29
大阪
3/26
3/27
3/30
神戸
3/28
3/27
4/1
奈良
3/29
3/28
3/31
和歌山
3/24
3/24
3/30
中国
岡山
3/29
3/28
3/30
広島
3/23
3/25
3/25
松江
3/29
3/29
3/28
鳥取
3/30
3/29
3/29
下関
3/27
3/26
3/29
四国
高松
3/27
3/27
3/29
徳島
3/29
3/28
4/1
松山
3/25
3/24
3/27
高知
3/22
3/22
3/23
九州
福岡
3/23
3/22
3/27
大分
3/25
3/24
3/30
長崎
3/24
3/23
3/26
佐賀
3/25
3/24
3/29
熊本
3/24
3/22
3/26
宮崎
3/24
3/23
3/25
鹿児島
3/28
3/26
3/29

 

名所の開花予想日

エリア
都道府県
スポット名
開花予想日
昨年日
北海道
北海道
五稜郭公園
4/22
4/18
二十間道路桜並木
(エゾヤマザクラ)
4/26
4/23
東北
青森
弘前公園
4/18
4/14
秋田
桧木内川堤のソメイヨシノ
4/18
4/14
岩手
北上展勝地
4/13
4/10
宮城
白石川堤一目千本桜
4/3
4/4
山形
霞城公園
4/9
4/8
福島
開成山公園
4/7
4/8
関東甲信
茨城
平和通り
3/27
3/31
栃木
八幡山公園
3/27
4/1
群馬
前橋公園
3/26
4/1
埼玉
幸手権現堂桜堤
(県営権現堂公園)
3/23
3/30
東京
上野恩賜公園
3/22
3/31
千葉
千葉公園
3/23
4/1
神奈川
三溪園
3/22
3/31
長野
高遠城址公園
(タカトオコヒガンザクラ)
4/4
4/5
甲府
大法師公園
3/27
3/29
北陸
新潟
新潟県立鳥屋野潟公園
4/6
4/6
富山
舟川べり
4/5
4/5
石川
特別名勝兼六園
4/2
4/2
福井
足羽山公園
4/1
4/1
東海
静岡
駿府城公園
3/25
4/1
愛知
鶴舞公園
3/24
3/27
岐阜
新境川堤
3/30
3/28
三重
宮川堤
3/27
4/1
近畿
滋賀
彦根城
3/31
4/2
京都
嵐山
3/28
3/27
大阪
大阪城公園
3/26
3/30
兵庫
姫路城
3/26
3/29
奈良
郡山城跡
3/26
3/29
和歌山
和歌山城
3/25
3/25
中国
岡山
岡山後楽園
3/27
3/30
広島
平和記念公園
3/25
3/26
島根
松江城山公園
4/1
3/29
鳥取
打吹公園
3/30
3/29
山口
香山公園
3/28
3/28
四国
香川
特別名勝栗林公園
3/27
3/29
徳島
眉山公園
3/27
3/29
愛媛
松山城山公園
3/25
3/28
高知
高知公園
3/22
3/23
九州
福岡
舞鶴公園
3/23
3/21
大分
平和市民公園
3/26
4/1
長崎
立山公園
3/24
3/28
佐賀
小城公園
3/25
3/25
熊本
熊本城
3/22
3/28
宮崎
西都原古墳群
3/26
3/27
鹿児島
甲突川河畔
3/31
4/1

※上記の表は、全国1,100か所以上のお花見名所から都道府県ごとに1か所(北海道は2か所)をピックアップしています。

 

各エリアの桜開花予想

 
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【北海道】桜前線は4月下旬に上陸 五稜郭公園は4月22日に開花予想
北海道の桜の開花は平年よりやや早い〜非常に早い予想です。札幌で過去2番目に早い桜の開花となった昨年と比べると遅くなります。
開花の時期に影響する4〜5月の気温は平年より高く、昨年と同程度の傾向です。このため、開花時期は平年より早まります。ただ、開花直前は天気が周期変化し、寒気の影響を受ける予想のため、気温の高い日が続いた昨年と比べると開花が遅れるとみています。
桜前線は4月下旬に道南に到着し、5月上旬にかけて道北や道東へ北上します。全国で最も開花が遅い釧路方面も5月上旬に咲き始めて、桜前線はゴールへと向かいます。五稜郭公園(函館市)は4月22日に開花する予想です。
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【東北】4月4日に仙台から開花スタート 弘前公園は4月18日に予想
東北の桜の開花は平年よりやや早くなるところが多い予想です。昨年と比べると2〜3日程度遅くなります。
この冬前半は冬型の気圧配置の影響で、桜の花芽の休眠打破に必要な気温低下があり、休眠打破は行われているとみられます。
開花の時期に影響する4月の気温は平年より高く、昨年並の傾向です。このため、開花時期は平年より早まります。ただ、開花直前は天気が周期変化する予想で、晴れて気温の高い日が続いた昨年と比べると開花が遅れるとみています。
4月4日に仙台から開花が始まり、5日に福島が続きます。4月中旬には東北北部でも咲き始める見通しです。弘前公園(青森県)では4月18日に開花する予想です。
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【関東甲信】東京が開花一番乗り!3月21日に開花予想
関東甲信の桜の開花は平年並かやや早くなる予想です。昨年と比較すると早まるところが多く、特に寒気の影響を受けて開花が大幅に遅れた関東南部では非常に早まる見込みです。
この冬前半は断続的に冬型の気圧配置となり、寒気が南下しました。関東北部や甲信では桜の花芽の休眠打破に必要な気温低下があり、休眠打破は行われているとみられます。1月後半は平年並の気温となるため、現時点で休眠打破の進みが鈍い可能性のあるところでも休眠打破が行われる見込みです。
開花の時期に影響する3月の気温は平年より高く、昨年より高くなる傾向ですが、開花直前の3月中旬は曇りの日が多くなるため、開花時期は平年並となる予想です。
全国に先駆けて3月21日に東京から開花が始まり、22日に横浜が続きます。3月中に関東各地や甲府でも開花し、4月8日には長野でも開花を迎えます。上野恩賜公園(東京都)では3月22日に開花する予想です。
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【北陸】4月1日の新学期に福井で開花 兼六園は4月2日予想
北陸の桜の開花は平年並となり、昨年と比較しても同じくらいの予想です。
この冬前半は断続的に冬型の気圧配置が続いたことで、桜の花芽の休眠打破に必要な気温低下があり、休眠打破は行われているとみられます。
開花の時期に影響する気温は3月に平年並、昨年並の予想です。また4月は平年より高くなりますが、上旬は曇りや雨の日が多くなる予想です。このため開花時期は平年並、昨年並となる見込みです。
4月1日に福井で開花し、2日に金沢と富山が続きます。7日には新潟でも開花を迎えます。特別名勝兼六園(石川県)では4月2日に開花する予想です。
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【東海】3月24日に名古屋で開花スタート 鶴舞公園は3月24日予想
東海の桜の開花は平年並の予想です。昨年と比較すると同じくらいかやや早くなります。
この冬前半は寒気が南下し、周期的に冬型の気圧配置となりました。気温も低下し、桜の花芽の休眠打破は行われているとみられます。1月後半の気温は平年並となる予想で、現時点では進みが鈍い可能性があるところも休眠打破が行われる見込みです。
開花の時期に影響する3月の気温は平年よりやや高く、昨年並の傾向ですが、開花直前の3月中旬は曇りの日が多く、桜のつぼみの生長が少し足踏みするため、開花時期は平年並となる予想です。
3月24日に名古屋から開花が始まり、25日に岐阜が続きます。鶴舞公園(愛知県)では3月24日に開花する予想です。
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【近畿】3月24日に和歌山で開花スタート 26日は大阪、京都で開花予想
近畿の桜の開花は平年並の予想です。昨年と比較すると同じくらいか早くなります。
この冬前半は周期的に冬型の気圧配置となり、寒気が南下しました。北部を中心に桜の花芽の休眠打破が行われているとみられます。南部では寒気の南下が長続きしなかったことから、休眠打破の進みが鈍い可能性がありますが、1月後半の気温は平年並となる予想で、休眠打破が行われる見込みです。
開花の時期に影響する3月の気温は平年並、昨年並の傾向で、開花時期も平年並となる予想です。
3月24日に和歌山から開花が始まり、26日に大阪と京都が続きます。大阪城公園(大阪府)では3月26日に開花する予想です。
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【中国・四国】3月22日に高知で開花スタート 平和記念公園は3月25日予想
中国・四国の桜の開花は平年並の予想です。昨年と比較すると同時期のところが多くなります。
この冬前半は周期的に冬型の気圧配置となり、寒気が南下しました。広範囲で桜の花芽の休眠打破は行われているとみられます。1月後半は平年並の気温となるため、現時点で休眠打破の進みが鈍い可能性のあるところでも休眠打破が行われる見込みです。
開花の時期に影響する3月の気温は平年並、昨年並の傾向で、開花時期も平年並となる予想です。
3月22日に高知から中国・四国の開花が始まり、23日に広島が続きます。平和記念公園(広島県)では3月25日に開花する予想です。
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【九州】3月23日に福岡で開花スタート 24日には長崎、熊本、宮崎と続々開花
九州の桜の開花は平年並の予想です。昨年と比較すると同じくらいか早くなります。
この冬前半は周期的に冬型の気圧配置となり、寒気が南下しました。北部では桜の花芽の休眠打破に必要な気温低下があり、休眠打破は行われているとみられます。一方、南部では寒気の流れ込みが長続きしなかったため、休眠打破の進みが鈍いとみています。ただ、1月後半は気温が下がる予想で、休眠打破が行われる見込みです。
3月の気温は平年並の傾向で、開花時期は平年並となる予想です。
3月23日に福岡から九州の開花が始まり、24日に長崎と熊本、宮崎が続きます。熊本城(熊本県)では3月22日に開花する予想です。

本プレスリリースでは、開花について以下のように定義しています。
平年:1991〜2020年の平均値

非常に早い  :基準より7日以上早い
早い     :基準より5〜6日早い
やや早い   :基準より3〜4日早い
並      :基準との差が2日以内
やや遅い   :基準より3〜4日遅い
遅い     :基準より5〜6日遅い
非常に遅い  :基準より7日以上遅い

参考:桜開花予想の定義

開花日:  標本木で5〜6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日
      施設内の桜の木(複数)の開花がピークを迎える日

満開日:  標本木で約80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日
      施設内の桜の木(複数)の満開がピークを迎える日

※気象庁の観測基準と同じです。
※独自の取材により、施設管理者などの判断を基準としています。

 

参考:桜開花予想の手法

ウェザーニューズでは、これまでに「さくらプロジェクト」に寄せられた200万通以上の桜のリポートおよび桜の名所への独自取材をして得られた実況データを統計的に分析し、実況気温・予想気温のデータをもとに開花日を予測しています。なお、「第二回桜開花予想」は、1月下旬に発表を予定しています。「つぼみ調査」の結果を取り入れた開花予想は2月下旬以降に発表予定です。

(1)桜リポートの分析
ウェザーニューズでは、全国各地の一般の方(ウェザーリポーター)と“つぼみ”の段階から桜の生長を見守り、桜の開花状況を観察する取り組み「さくらプロジェクト」を2004年以降、毎年実施しています。全国各地から届くリポートから桜の生長状況を把握し、開花予想に反映しています。

(2)全国1,100か所以上の桜の名所への取材データ
ウェザーニューズでは、全国の桜の名所1,100か所以上に電話などで独自に取材を行い、桜の生長状況や開花状況を調査しています。取材で得られる調査結果を統計的に分析し、開花予想に反映しています。

(3)近年の統計データを分析
桜の開花予想を算出する際、統計データが分析の基本データとなります。通常、桜の開花予想には過去30~50年程度の統計データを使用しますが、昨今の平均気温の上昇傾向により、長期の統計データでは正確な開花予想の算出が難しくなってきました。ウェザーニューズでは、気温が上昇傾向にある過去20年間の統計データを基本データとして使用し、各地点の開花予想を算出しています。また、近年の急激な温暖化を考慮するために過去10年の統計データも参考にして分析を行っています。

(4)最新の気象データをもとに気温の推移と開花予想を算出
桜の開花には、前年からの気温が大きく関係します。桜の順調な開花には、つぼみの生長を促す春の暖かさに加え、つぼみが休眠打破するために、前年の秋から冬にかけての寒さも必要です。また、開花のタイミングは2月後半から3月の気温に大きく影響されます。2月後半から3月の気温が高く、春の訪れが早いほど桜のつぼみの生長は促進され、開花が早まる傾向にあります。一方、開花直前の時期に寒の戻りがあると、寒さが強まった日数だけ開花日が遅れることがあります。寒の戻りによる開花の遅れは、開花時期直前のつぼみ調査や独自週間予報等から予測に反映しています。

 

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