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2026年春の花粉はどうなる?ウェザーニューズ「第三回花粉飛散予想」を発表

【第三回花粉飛散予想】2月上旬にスギ花粉の飛散開始、飛散量は猛暑の影響で全国的に平年超え

〜アプリ「ウェザーニュース」で『花粉飛散情報』の公開を開始、早期の備えで万全な対策を〜

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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、2026年春の花粉シーズンに向け、「第三回花粉飛散予想」(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)を発表しました。
2026年の春の花粉の飛散開始時期は西・東日本では概ね平年並(※1)、北日本では平年よりやや遅くなる予想です。2月上旬に九州北部や静岡、関東南部からスタートし、2月中旬には西日本と東日本の広範囲で飛散が始まる見通しです。ウェザーニューズが1月12日に行った調査(※2)では、西日本と東日本の太平洋側でスギ花粉を感じているという報告があり、すでに少量のスギ花粉が飛んでいる可能性があります。本格的な飛散はスギ花粉が2月中旬から、ヒノキ花粉が3月中旬からの予想です。
2026年春の花粉飛散量は、全国平均で平年比128%、前年比でも118%となる予想です。2025年夏は広範囲で平年より日照時間がかなり多く、全国的に気温が非常に高かったため、雄花の生長に適した天候となりました。このため、前年の飛散量が少なかった北陸・長野や東北北部、北海道では「表年」傾向が顕著となり、前年比で大幅に増加します。地域によっては大量飛散となる可能性があり、万全な対策が必要です。本日よりウェザーニュースのアプリとウェブサイトでオープンした『花粉飛散情報』では1時間ごとの飛散予報やリアルタイムの飛散状況をご確認いただけます。最大限に活用し、早期の備えにお役立てください。なお、次回の「第四回花粉飛散予想」は2月中旬の発表を予定しています。

※1 平年:天候の平年は 1991〜2020 年の過去 30 年平均、花粉飛散の平年は 2016〜2025 年の過去 10 年平均
※2 アプリ「ウェザーニュース」の利用者へのアンケート調査(調査日:1 月 12 日、回答者数:9,415 人、沖縄を除く

 

✔ポイント
1. 2月上旬に九州北部や静岡、関東南部などで飛散開始
2. スギ花粉は2月中旬から、ヒノキ花粉は3月中旬から本格的に飛散
3. 飛散量は全国的に平年を上回る予想、北陸・長野や東北、北海道は「表年」傾向が顕著で飛散量増

2026年「第三回花粉飛散予想」
<飛散開始時期:2月上旬から九州北部や静岡、関東南部でスギ花粉の飛散開始>

スギの雄花は冬の寒さを経験することで休眠から目覚め(休眠打破)、寒さがピークを過ぎて暖かくなると花粉を飛ばし始めます。このため、冬の適度な寒さと春の気温の上昇が飛散開始のタイミングを左右します。
昨年12月は低気圧や前線が次々と日本付近を通過し、冬型の気圧配置が長続きしませんでした。低気圧や前線に向かって南から暖かい空気が流れ込み、12月の平均気温は平年を上回ったところが多くなりました。このため、休眠打破のタイミングは当初の予想よりもやや遅くなると考えられます。周期的な寒気の南下によって1月の気温は平年並か平年を下回り、休眠打破に至る見通しです。2月前半は北日本を中心に寒気の影響が残るものの、徐々に暖気が流れ込むようになり、気温が上がったタイミングでスギ花粉の飛散が始まるとみています。2026年春の花粉の飛散開始時期は西・東日本では概ね平年並、北日本では平年よりやや遅くなる予想です。
2月上旬には九州北部や静岡、関東南部でスギ花粉の飛散が始まり、2月中旬には西日本と東日本の広範囲で飛散が開始します。その後、飛散エリアは次第に北上します。3月上旬にかけて東北北部日本海側の各地でも飛散が始まるとみています。北海道のシラカバ花粉は4月中旬からの飛散となりそうです。なお、詳細な飛散開始時期は1月以降の天候に大きく左右されるため、最新の情報をこまめにご確認ください。

<本格飛散時期:スギ花粉は2月中旬、ヒノキ花粉は3月中旬から本格的に飛散>

スギ花粉が本格的に飛散する時期は九州や東海、関東・山梨で2月中旬〜3月中旬、中国・四国や近畿では2月下旬〜3月中旬の予想です。北陸・長野や東北南部では3月上旬~下旬、東北北部では3月中旬〜4月下旬になるとみています。なお、スギ花粉の本格飛散開始は2月頃の天候に大きく左右され、晴れて暖かい日が続くと飛散開始の直後に本格飛散開始となることがあります。3月中旬以降はスギ花粉の飛散が徐々に収まり、代わって西日本や東日本ではヒノキ花粉の飛散が多くなります。
ヒノキ花粉が本格的に飛散するのは九州や中国・四国で3月中旬〜4月中旬、近畿や関東・山梨で3月下旬〜4月中旬、東海で3月下旬〜4月下旬、北陸や東北南部で4月上旬~中旬とみています。ただ、北陸・長野や東北南部ではヒノキの樹木が少ないため、スギ花粉に比べると飛散量が少なくなる見込みです。
北海道のシラカバ花粉が本格飛散するのは、4月下旬〜5月下旬の予想で、道南や道央ではゴールデンウィークと重なる見通しです。

<飛散量:全国的に平年を上回る予想、北陸・長野や東北、北海道は「表年」傾向で飛散量増>

2026年春の花粉飛散量は東日本と北日本で2025年を上回る地域が多い一方、西日本では前年並か前年を下回る予想です。2025年の飛散量が少なかった山梨や長野、北陸、東北北部、北海道では前年比で200%を超える地域が多く、秋田では600%を超える予想です。東北北部や北海道では近年飛散量の変動が非常に大きく、2026年は飛散量がかなり多くなる可能性があります。一方、西日本では飛散量が前年並か前年を下回るエリアが多く、2025年に記録的な大量飛散となった九州北部では飛散量が半減するエリアもあるとみています。全国平均では前年比で118%となる予想です。
平年(2016~2025年の平均飛散量)比ではほぼ全国的に平年の飛散量を上回り、特に東北北部や北陸では150%を超えるエリアがあります。全国平均では128%となる予想です。

<2026年の花粉飛散予想の根拠>

ウェザーニューズでは、前年の夏の天候や年ごとの飛散量の傾向、アプリ「ウェザーニュース」のユーザーと共に行った雄花調査、環境省のスギ雄花花芽調査、冬の天候の実績や予想を総合的に考慮して、2026年の花粉飛散を予想しています。2026年の花粉飛散予想の根拠は以下の通りです。

①前年夏の天候の実績
花粉の発生源となるスギやヒノキ、シラカバの雄花は、前年夏の気温が高く、日照時間が長いほど光合成が活発になり、生長が促される傾向があります。
2025年の夏は記録的な猛暑となりました。特に7月から8月にかけては太平洋高気圧の勢力が極めて強く、全国的に平年を大きく上回る日照時間を記録しました。この強い日差しと高い気温により、植物の光合成が非常に活発となり、全国の広範囲で雄花の生長が促されたと考えられます。

②年ごとの飛散量の増減傾向
花粉の飛散量は周期的に増減し、花粉の飛散が多い年と少ない年が交互に訪れる傾向があります。飛散量が多い年を「表年」、少ない年を「裏年」と呼びます。エリアによって増減の周期は異なり、「表年」「裏年」も異なります。夏の天候等の影響で「表年」「裏年」の区別が不明確になる年もあります。
北陸・長野や東北、北海道などのエリアでは、2025年春の飛散量が比較的少なかったため、2026年は飛散量が増える「表年」になるとみています。ここに前年夏の猛暑という雄花の生長する上での好条件が加わるため、飛散量は2025年を大きく上回り、平年と比べても150%を超える地域が出てくる予想です。
一方で、2025年春に記録的な大量飛散となった西日本の一部では、飛散量が抑えられる「裏年」になるとみています。そのため、2025年と比べると飛散量は減少する見込みです。ただし、前年夏の天候が雄花の生長に適していたため、裏年といえども飛散量が極端に少なくなることはなく、例年並かそれ以上の飛散に注意が必要です。
関東・山梨エリアでは近年飛散量の変動が小さく、表年・裏年の傾向が不明瞭になっています。2026年も同様の傾向が続く予想です。

 ③雄花調査
2025年11月5~20日にウェザーニュースアプリのユーザーを対象に実施した「スギの雄花調査(北海道はシラカバ)」(※3)の結果、東北北部や北海道では「全体に雄花が出来ており、密度も高い」と「全体に雄花が出来ている」という回答の合計の割合が前年よりも増加した地域が多くなりました。一方、九州から東北南部にかけては「全体に雄花が出来ており、密度も高い」と「全体に雄花が出来ている」という回答の合計の割合が前年よりも減少した地域が多くなりました。これらの結果に加えて、12月23日に発表された環境省のスギ雄花花芽調査の結果(※4)も検討し、見解を組み立てています。

※3 雄花調査:ユーザーからスギの雄花の写真と、写真の雄花の状態を4つの選択肢(「全体に雄花が出来ており、密度も高い」「全体に雄花が出来ている」「雄花がまばらに出来ている」「雄花が観察されない」)による回答で募集しました。
※4 環境省報道発表「令和7年度スギ雄花花芽調査の結果等について」:https://www.env.go.jp/press/press_02181.html

 

エリア別の2026年花粉飛散予想

北海道:シラカバ花粉は4月中旬より飛散開始、飛散量は前年比約3倍の「表年」に
冬から春の気温は平年より高くなる傾向で、4月以降の寒さが緩むタイミングでシラカバ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は過去10年の平均と比べると早くなる予想で、道南や道央など早い所では4月中旬、道北や道東でも4月下旬から5月にかけてシラカバ花粉のシーズンに入るとみています。本格飛散は道南や道央で4月下旬~5月上旬、道東や道北では5月上旬〜下旬で、以降は飛散量が少なくなる見込みです。近年は飛散開始後、数日で本格的な飛散となる傾向があるため4月に入ったら対策を始めると良さそうです。
2025年の夏は高気圧が強まる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。また、2025年のシラカバ花粉の飛散量は前年、平年を大きく下回りました。このため、2026年は前年の反動で飛散量が多くなる「表年」になると見込んでいます。
2026年春のシラカバ花粉の飛散量は、前年比297%、平年比148%となる予想です。前年に比べて飛散量が非常に多くなる予想なので対策を万全に行ってください。特に晴れて風が強い日は大量の花粉が飛散するので注意が必要です。

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東北北部:3月上旬よりスギ花粉の飛散開始、前年比約3.7倍の大量飛散に厳重警戒
12月は冬型の気圧配置が長続きせず、平均気温が平年を上回りました。1月以降は周期的に寒気が流れ込み、適度な休眠打破が発生すると予想しています。2月前半までは強い寒気の影響を受けるものの、その後は3月にかけて気温が平年を上回る予想で、寒さが緩むタイミングで太平洋側からスギ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は過去10年の平均よりも遅く、3月上旬に花粉シーズンに入ると予想しています。スギ花粉の本格的な飛散は3月中旬以降と見込んでいますが、気温が高い状態が継続すると飛散開始の直後に本格飛散開始となることがあります。4月下旬以降は飛散量が少なくなる見込みです。
2025年の夏は高気圧が強まる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。また、2025年の花粉の飛散量は前年、平年を大きく下回りました。このため、2026年は前年の反動で飛散量が多くなる「表年」になると見込んでいます。
2026年春の花粉の飛散量は前年の368%、平年の149%となる予想で、過去10年の中でも上位に入る飛散量となる予想です。特に晴れて風が強い日は大量の花粉が飛散するので対策を万全に行ってください。なお、東北北部ではスギ花粉の飛散が中心で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。なお、環境省のスギ雄花花芽調査において雄花花芽の量が当初の予想を下回る傾向があったため、予想飛散量の一部を前回発表(12/3)から下方修正しています。

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東北南部:花粉飛散量は前年比で約1.3倍の「表年」、2月下旬よりシーズン到来
12月は冬型の気圧配置が長続きせず、平均気温が平年を上回りました。1月以降は周期的に寒気が流れ込み、適度な休眠打破が発生すると予想しています。2月前半までは強い寒気の影響を受けるものの、その後は3月にかけて気温が平年を上回る予想で、寒さが緩むタイミングで太平洋側からスギ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は過去10年の平均よりも遅く、2月下旬から3月上旬にかけて花粉シーズンに入ると予想しています。スギ花粉の本格的な飛散は3月上旬以降と見込んでいますが、気温が高い状態が継続すると飛散開始の直後に本格飛散開始となることがあります。ヒノキの本格飛散は4月上旬から中旬で、以降は飛散量が少なくなる見込みです。
2025年の夏は高気圧が強まる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。また、2025年の花粉の飛散量は前年を下回りました。このため、2026年は前年の反動で飛散量が多くなる「表年」になると見込んでいます。
2026年春の花粉の飛散量は前年の126%、平年の121%となる予想です。晴れて風が強い日は大量の花粉が飛散するので対策を万全に行ってください。なお、東北南部ではスギ花粉の飛散が中心で、ヒノキ花粉の飛散は比較的少ない傾向です。

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関東・山梨:2月上旬〜中旬に飛散開始、飛散量は前年比1.2倍の予想
12月は冬型の気圧配置が長続きせず、平均気温が平年を上回りました。1月は周期的に寒気が流れ込み、適度な休眠打破が発生すると予想しています。また2月の気温は平年を上回る予想で、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は概ね過去10年の平均並で、2月上旬から中旬にかけて花粉シーズンに入ると予想しています。スギ花粉の本格的な飛散は2月中旬以降と見込んでいますが、気温が高い状態が継続すると飛散開始の直後に本格飛散開始となることがあります。ヒノキの本格飛散は3月下旬から4月中旬で、以降は飛散量が少なくなる見込みです。
2025年の夏は高気圧が強まる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。また、2025年の花粉の飛散量は概ね前年並、平年並でした。近年は飛散量の変動が小さく表年/裏年の傾向が比較的不明瞭ですが、前年夏が花粉の雄花の生長に適した天候となったため、2026年の飛散量は前年、平年を上回ると見込んでいます。
2026年春の花粉の飛散量は前年の123%、平年の120%となる予想です。特に、山梨では前年比で245%と花粉が多く飛散する可能性があります。また、晴れて風が強い日は大量の花粉が飛散するので対策を万全に行ってください。

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北陸・長野:2月下旬より飛散開始、「表年」傾向で飛散量は前年比約2倍の大幅増
12月は冬型の気圧配置が長続きせず、平均気温が平年を上回りました。1月以降は周期的に寒気が流れ込み、適度な休眠打破が発生すると予想しています。飛散開始時期に影響が大きい2月の気温は徐々に平年より高くなる予想で、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は概ね過去10年の平均並か平均よりやや遅く、2月下旬に花粉シーズンに入ると予想しています。スギ花粉の本格的な飛散は3月上旬以降と見込んでいますが、気温が高い状態が継続すると飛散開始の直後に本格飛散開始となることがあります。ヒノキの本格飛散は4月上旬から中旬で、以降は飛散量が少なくなる見込みです。
2025年の夏は高気圧が強まる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。また、2025年の花粉の飛散量は前年、平年を下回った県がありました。このため、2026年は前年の反動で飛散量が多くなる「表年」になると見込んでいます。
2026年春の花粉の飛散量は前年の197%、平年の152%となる予想です。前年に比べて飛散量が非常に多くなる予想なので対策を万全に行ってください。

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東海:2月上旬〜中旬に飛散開始、飛散量は平年を上回る予想
12月は冬型の気圧配置が長続きせず、平均気温が平年を上回りました。1月は周期的に寒気が流れ込み、適度な休眠打破が発生すると予想しています。飛散開始時期に影響が大きい2月の気温は徐々に平年より高くなる予想で、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は概ね過去10年の平均並か平均よりやや遅く、2月上旬から中旬に花粉シーズンに入ると予想しています。スギ花粉の本格的な飛散は2月中旬以降と見込んでいますが、気温が高い状態が継続すると飛散開始の直後に本格飛散開始となることがあります。ヒノキの本格飛散は3月下旬から4月下旬で、以降は飛散量が少なくなる見込みです。
2025年の夏は高気圧が強まる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。2025年の飛散量が前年を大きく上回った三重ではその反動で2026年の飛散量が減少する一方、2025年の飛散量が少なかった岐阜では2026年の飛散量が前年に比べて非常に多くなるとみています。
2026年春の花粉の飛散量は前年の130%、平年の132%となる予想です。晴れて風が強い日は大量の花粉が飛散するので対策を万全に行ってください。

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近畿:前年夏の記録的猛暑が「裏年」傾向を凌駕、雄花の生長に絶好の条件に
12月は冬型の気圧配置が長続きせず、平均気温が平年を上回りました。1月は周期的に寒気が流れ込み、適度な休眠打破が発生すると予想しています。飛散開始時期に影響が大きい2月の気温は徐々に平年より高くなる予想で、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は概ね過去10年の平均並で2月中旬に花粉シーズンに入ると予想しています。スギ花粉の本格的な飛散は2月下旬以降と見込んでいますが、気温が高い状態が継続すると飛散開始の直後に本格飛散開始となることがあります。ヒノキの本格飛散は3月下旬から4月中旬で、以降は飛散量が少なくなる見込みです。
2025年の夏は高気圧が強まる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。一方で2025年の飛散量は前年、平年を上回り、2026年は「裏年」傾向の年となります。ただ、花粉の雄花の生長に適した天候がこの「裏年」傾向を凌駕するとみています。
2026年春の飛散量は前年の118%、平年の138%となる予想です。晴れて風が強い日は大量の花粉が飛散するので対策を行ってください。

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中国・四国:2月中旬に飛散開始、飛散量は平年を上回る予想
12月は冬型の気圧配置が長続きせず、平均気温が平年を上回りました。1月は周期的に寒気が流れ込み、適度な休眠打破が発生すると予想しています。飛散開始時期に影響が大きい2月の気温は徐々に平年より高くなる予想で、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は概ね過去10年の平均並で2月中旬に花粉シーズンに入ると予想しています。スギ花粉の本格的な飛散は2月下旬以降と見込んでいますが、気温が高い状態が継続すると飛散開始の直後に本格飛散開始となることがあります。ヒノキの本格飛散は3月中旬から4月中旬で、以降は飛散量が少なくなる見込みです。
2025年の夏は高気圧が強まる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。一方で2025年の飛散量は全域で前年を大きく上回り、平年と比べても多くなったエリアが多数あったため、2026年は「裏年」傾向の年となります。ただ、花粉の雄花の生長に適した天候がこの「裏年」傾向を緩和または相殺するとみています。
2026年春の飛散量は前年の89%、平年の115%となる予想です。晴れて風が強い日は大量の花粉が飛散するので対策を万全に行ってください。なお、環境省のスギ雄花花芽調査において雄花花芽の量が当初の予想を下回る傾向があったため、予想飛散量の一部を前回発表(12/3)から下方修正しています。

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九州:記録的飛散の前年から減少も、平年超えの飛散に注意
12月は冬型の気圧配置が長続きせず、平均気温が平年を上回りました。1月は周期的に寒気が流れ込み、適度な休眠打破が発生すると予想しています。飛散開始時期に影響が大きい2月の気温は南部を中心に平年より高くなる予想で、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は概ね過去10年の平均並か平均よりやや遅く、2月上旬から中旬にかけて花粉シーズンに入ると予想しています。スギ花粉の本格的な飛散は2月中旬以降と見込んでいますが、気温が高い状態が継続すると飛散開始の直後に本格飛散開始となることがあります。ヒノキの本格飛散は3月中旬から4月中旬で、以降は飛散量が少なくなる見込みです。
2025年の夏は高気圧が強まる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。日照時間も平年を大きく上回り、花粉の雄花の生長に適した天候となりました。一方で2025年の飛散量は前年・平年を大きく上回り、特に福岡や佐賀では記録的な大量飛散となりました。このため、2026年は前年より飛散量が少なくなる「裏年」傾向の年となります。ただ、花粉の雄花の生長に適した天候がこの「裏年」傾向を緩和するとみています。
2026年春の飛散量は前年の65%、平年の119%となる予想です。福岡や佐賀では前年比で飛散量がほぼ半減しますが、他のエリアと同様に平年を上回る飛散量で万全の対策が欠かせません。

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都道府県別の2026年花粉飛散予想

エリア

都道府県

花粉飛散量
(前年比:%)

花粉飛散量
(平年比:%)

花粉シーズン
イン予想

花粉シーズン
アウト予想

北海道

北海道

297

148

4月中旬

6月上旬

東北北部

青森県

327

148

3月上旬

5月上旬

岩手県

309

149

3月上旬

4月下旬

秋田県

663

152

3月上旬

4月下旬

東北南部

宮城県

142

130

2月下旬

4月下旬

山形県

168

124

3月上旬

4月下旬

福島県

101

112

2月下旬

4月下旬

関東・山梨

茨城県

96

114

2月中旬

5月上旬

栃木県

96

119

2月中旬

5月上旬

群馬県

121

124

2月中旬

5月上旬

埼玉県

141

118

2月上旬

4月下旬

千葉県

114

121

2月上旬

4月下旬

東京都

127

107

2月上旬

5月上旬

神奈川県

129

119

2月上旬

5月上旬

山梨県

245

141

2月中旬

5月上旬

北陸・長野

長野県

257

141

2月下旬

5月上旬

新潟県

167

152

2月下旬

4月下旬

富山県

234

166

2月下旬

4月下旬

石川県

223

152

2月下旬

4月下旬

福井県

147

150

2月下旬

4月下旬

東海

静岡県

121

127

2月上旬

4月下旬

愛知県

133

116

2月中旬

4月下旬

岐阜県

258

144

2月中旬

5月上旬

三重県

91

139

2月中旬

4月下旬

近畿

滋賀県

130

138

2月中旬

4月下旬

京都府

140

143

2月中旬

4月下旬

大阪府

113

137

2月中旬

4月下旬

兵庫県

96

133

2月中旬

4月下旬

奈良県

127

143

2月中旬

4月下旬

和歌山県

107

132

2月中旬

4月下旬

中国・四国

岡山県

112

101

2月中旬

4月下旬

広島県

82

99

2月中旬

4月下旬

鳥取県

82

122

2月中旬

4月下旬

島根県

86

131

2月中旬

4月下旬

山口県

74

119

2月中旬

4月下旬

徳島県

117

138

2月中旬

4月下旬

香川県

104

116

2月中旬

4月下旬

愛媛県

71

105

2月中旬

4月下旬

高知県

96

102

2月中旬

4月下旬

九州

福岡県

51

122

2月上旬

4月中旬

佐賀県

54

143

2月中旬

4月中旬

長崎県

67

124

2月上旬

4月中旬

大分県

80

123

2月中旬

4月中旬

熊本県

75

103

2月中旬

4月中旬

宮崎県

83

105

2月中旬

4月中旬

鹿児島県

75

107

2月中旬

4月中旬

全 国

118

128

 

 

※平年:天候の平年は1991〜2020年の過去30年平均、花粉飛散量の平年は2016〜2025年の過去10年平均
※飛散量:花粉観測機「ポールンロボ」が観測すると想定される花粉数。過去のポールンロボの観測データをもとに予想を算出※花粉シーズンの定義:花粉観測機「ポールンロボ」の観測に加え、ユーザーからの症状報告を加味

参考:ウェザーニューズの花粉飛散予想と観測網について

<花粉飛散予想>
ウェザーニューズでは毎年、花粉の飛散量や飛散時期の予測についてまとめた『花粉飛散予想』を発表しています。花粉飛散予想では、過去の花粉飛散量や夏の天候、冬〜春の天候の予想などの気象データ、雄花の着花量に関する調査の結果などをもとに、花粉の飛散量と飛散時期を予測します。雄花の着花量に関する調査としては、11月に全国のウェザーニュースアプリのユーザーと実施する雄花調査に加えて、12月に環境省から発表されるスギ雄花花芽調査の結果も用いています。

<全国1,000か所に展開する花粉のリアルタイム観測>
ウェザーニューズでは2005年から花粉の観測に取り組んでいます。一般のご家庭や病院、学校などのご協力のもと、独自開発した花粉観測機「ポールンロボ」を全国に約1,000台設置し、花粉のリアルタイム観測を行っています。ポールンロボは空気中の花粉を1分ごとに観測し、データをウェザーニューズに送信します。従来の花粉観測手法であるダーラム法によりも高頻度かつ高解像度で観測できる点が強みで、ポールンロボによる観測データはウェザーニュースの花粉情報サイト『花粉飛散情報』で確認することができるほか、毎日の花粉飛散予報にも役立てられています。

<1時間ごとの飛散予報やリアルタイムの飛散状況がわかる『花粉飛散情報』>
花粉飛散予報は、日本花粉学会 花粉情報等標準化委員会により改定された表示ランク(※5)に対応し、少ない/やや多い/多い/非常に多い/極めて多い、の5ランクで提供します。また、自分の花粉症のタイプが診断できる『花粉症チェックシート』や、毎朝の花粉予報や臨時の大量飛散情報をプッシュ通知する『花粉対策アラーム』など様々な機能で、花粉症の方がつらい季節を少しでも楽に過ごせるよう、対策をサポートします。

 

花粉観測機「ポールンロボ」
※5 日本花粉学会 花粉情報等標準化委員会:https://square.umin.ac.jp/psj3/jp/PSJ_polleninfo_standardization.pdf

 

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