ニュース
東日本の太平洋側や西日本は“30年に一度の少雨”、大規模な林野火災に厳重警戒
「近くの山火事リスクは?」ウェザーニュースアプリの生成AIが即時回答
独自の専門データをAIがわかりやすく解説、適切な火の取り扱いと行動判断をサポート
モバイル/インターネット >株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、3年連続予報精度No.1(※1)、お天気アプリ利用者数No.1(※2)の「ウェザーニュース」の生成AIチャット機能「お天気エージェント®️」をアップデートし、新たに「林野火災危険度予測」の提供を開始しました。本機能は、当社が自治体や消防向けに提供している(※3)高度な気象解析データを活用し、ユーザーの現在地や指定した場所における林野火災のリスクを自然言語で即座に回答するものです。
気象庁と消防庁、林野庁は、東日本の太平洋側や西日本の広い範囲で、この時期として30年に一度程度の顕著な少雨となっていることから、林野火災への警戒を呼びかけています。当社は法人向けサービスを通じた全国の自治体による林野火災注意報・警報の迅速かつ的確な発令を支援していくことに加えて、個人ユーザーの林野火災に対する防災意識の向上に貢献し、適切な火の取り扱いと行動判断をサポートします。
| 「お天気エージェント」のご利用はこちら | |
| ウェザーニュースアプリ https://weathernews.jp/app/ | ウェザーニュースPro https://weathernews.jp/pro/ |
高まる林野火災リスクへの対応を個人へ
近年、大規模な林野火災が各地で相次ぎ、深刻な被害が発生しています。これを受け、総務省消防庁の火災予防条例(例)の改正により各市町村での「林野火災警報・注意報」の運用が開始されるなど、行政側での対策が進んでいます。当社は全国の自治体や消防向けに高精度な予測データを提供し(※3)、迅速な発令業務を支援しています。一方で、林野火災の多くは入山者の火の不始末など「人の活動」に起因します。そこで、自治体や消防が活用する高度な専門情報を一般ユーザーへ広く提供するために、ウェザーニュースアプリの生成AI「お天気エージェント」で林野火災の危険度を回答できるようにアップデートしました。専門的なデータをAIがわかりやすく伝えることで一人ひとりの意識を高め、火災の発生を未然に防ぐことを目的としています。
AIが林野火災のリスクを即回答、具体的な行動判断をサポート
「お天気エージェント」は、ウェザーニュースアプリ内で提供されている生成AIを活用したチャット機能です。ユーザーの天気に関するあらゆる質問に対して、最新の気象データに基づいた最適な回答を提示します。また一般的な天気予報だけでなく、専門的な防災データについても、AIがわかりやすく解説して伝えることができるのが特長です。
今回のアップデートにより、例えば「近くで山火事の危険はある?」「今日の焚き火は中止すべき?」といった質問に対して、AIが最新の情報をもとに「今日は落葉が非常に乾燥しており、小さな火種でも燃え上がりやすい状態です」などと、具体的な危険性を伝えます。このように単なる数値での回答ではなく、「なぜ危険なのか」「どう行動すべきか」を具体的に伝えるため、専門知識がなくてもリスクを自分ごととして捉え、安全な行動につなげることができます。
自治体・消防向けに開発した独自の専門データを活用
「お天気エージェント」が参照するのは、ウェザーニューズが全国の自治体や消防機関向けに提供している独自の林野火災危険度予測です。この予測は、当社が林野庁より受託し検証・改善を重ねた「林野火災発生危険度予測システム」の成果を基盤に、独自の気象予測技術を組み合わせて開発しました。全国を1kmメッシュで細分化し、72時間先まで1時間ごとに詳細に予測しています。
予測の指標には、落ち葉や枝の乾燥状態から火種の燃え移りやすさを判定する「発生危険度」と、風向・風速・地形の傾斜から火災の広がりやすさを算出する「延焼危険度」の2種類があり、AIはこの両方を参照して回答します。プロ仕様の高度な予測とAIの解説を組み合わせることで、誰もがリスクに応じた適切な行動を自ら判断できる環境を提供します。
当社では今後も、「お天気エージェント」の対応項目をさらに充実させ、様々な災害リスクや専門情報について、より身近にパーソナライズされた形での提供を目指します。独自の高精度な気象データをAIが橋渡しすることで、誰もが適切な防災行動を取れる社会の実現に貢献してまいります。
現在地や指定した地点のリスクを回答
焚き火の判断、注意点を解説
【参考情報】
自治体・消防向け「林野火災リスクサービス」について

72時間先までの延焼危険度を地図上で詳細に表示
ウェザーニューズでは法人向け気象情報サービス「ウェザーニュース for business」を通じて、自治体や消防の防災業務を支援する「林野火災危険度予測サービス」を展開しています。2025年10月に、1kmメッシュで72時間先まで予測する「発生危険度予測」と「延焼危険度予測」の提供を開始しました。さらに2026年1月には、総務省消防庁の指針に基づき、過去の降水量や乾燥・強風注意報をリアルタイムで自動解析して「警報・注意報」の発令リスクを3段階で即座に判定する新機能を追加しています。本サービスにより、広域消防など複数地点の監視が必要な現場でも変化の見落としを防ぎ、迅速かつ的確な警報・注意報の発令や効率的な消火活動・避難誘導など、データに基づいた判断が可能となります。当社は今後も、最先端の気象解析技術を社会実装し、林野火災による被害の最小化に貢献してまいります。
▼「ウェザーニュース for business」に関するお問い合わせはこちら
https://wxtech.weathernews.com/contact/inquiry/
お天気アプリ「ウェザーニュース」について
「ウェザーニュース」は株式会社ウェザーニューズが運営するお天気アプリです。ダウンロード数は累計5,000万を突破し、お天気アプリ利用者数はNo.1を達成しました。独自の観測網とユーザーからの報告を活用した高精度な気象情報を提供し、第三者機関の調査では3年連続で予報精度No.1に認定されました。気象・防災のプロフェッショナルが24時間体制で情報を更新し、台風・大雨・ゲリラ雷雨・大雪・地震などの最新情報をいち早くお伝えするため、いざという時に役立ちます。1kmメッシュのピンポイント天気予報や5分ごとの天気など、生活に密着したコンテンツも充実しています。
ウェザーニュースアプリで提供している「お天気エージェント」は、最新の生成AIを活用した対話型サービスです。日々の天気や台風・地震などの防災情報はもちろん、花粉や紫外線といった季節情報、さらには2018年以降の過去の天気データまで幅広く対応しています。ユーザーが投稿したウェザーリポート検索・要約や、気象データからのグラフ描画(Pro会員限定)など、一人ひとりのニーズに合わせた最適な回答を提示します。今後も、今回の林野火災危険度予測などのように、回答できるデータの充実や機能の拡充を進め、ユーザーの皆さんにとってより使いやすい便利な機能にアップデートしてまいります。
※1 2025年6月5日発表 「ウェザーニュース」が3年連続で予報精度No.1を獲得 /news/52507/
※2 2025年11月19日発表 ウェザーニュース、お天気アプリ利用者数No.1達成! /blog/article-2025111401/
※3 2025年10月16日発表 自治体・消防向けに林野火災危険度予測サービスの提供を開始 /news/53664/
2026年1月15日発表 法人向け気象情報「ウェザーニュース for business」で林野火災リスク判定を提供 /news/54532/
※4 「お天気エージェント」は、株式会社ウェザーニューズの登録商標です




