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ウェザーニューズ、「ゲリラ雷雨」の予想発生回数を47都道府県別に発表
【ゲリラ雷雨傾向2026】2026年のゲリラ雷雨は昨年の25%増で約11万回予想 8月中旬がピーク
〜ゲリラ雷雨を事前に通知「ゲリラ雷雨アラーム」で対策をサポート〜
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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、突発的かつ局地的に激しい雨や落雷をもたらす「ゲリラ雷雨」(※1)に対し、事前対策への意識を高め被害軽減につなげるため、「ゲリラ雷雨傾向2026」を発表しました。7〜9月のゲリラ雷雨は、全国で約11万回発生する予想です。発生回数は昨年や過去5年平均と比べて多く、発生のピークは8月中旬となる見込みです。
当社の予報センターでは、ゲリラ雷雨が多発する7〜9月の間、今年もゲリラ雷雨予測の専任チームを構築し、体制を強化して日本全国のゲリラ雷雨をモニタリング・予測します。ウェザーニュースアプリのユーザーから届く雲や空の写真に加え、全国のライブカメラの映像から、AIがいち早くゲリラ雷雨の予兆を検出し、ゲリラ雷雨発生30分前までに「ゲリラ雷雨アラーム」をアプリで配信します。
毎年、突然の激しい雨やひょう、落雷などによる被害が全国各地で発生しています。ウェザーニューズでは、少しでも被害を減らすべく、継続的に情報を発信していきます。随時最新の雨情報をご確認ください。
| ウェザーニュースウェブサイト「ゲリラ雷雨傾向2026」 |
| https://weathernews.jp/news/202606/300231/ |
ゲリラ雷雨発生傾向2026
<発生回数:全国の総発生回数は約11万回>
2026年7~9月のゲリラ雷雨は、全国で約11万回発生する予想です(図1)。発生回数は、約8.8万回発生した昨年と比較して多く、過去5年平均と比べても多くなる見込みです。北海道は1.4万回前後、東京都は1,300回前後、愛知県は1,800回前後、大阪府は500回前後となる見込みです。
雨雲の発生は山沿いがメインとなりますが、平野部(都市部)にも雨雲が流れ込んだり、直上で発生したりする場合もあります。ゲリラ雷雨による短時間の激しい雨で、道路の冠水や河川の増水、落雷による停電や交通機関が麻痺するなど、様々な影響や被害が懸念されるのでご注意ください。
<発生時期:発生ピークは8月中旬>
ゲリラ雷雨は、日中の気温上昇や上空の寒気、下層に湿った空気が流れ込むことで、大気の状態が不安定となり発生する現象です。今シーズンのゲリラ雷雨は、8月中旬が発生のピークとなる予想です(図4)。
7月下旬から8月上旬にかけて、日本付近は太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われて晴れる日が多くなる予想です。この時期は高気圧の勢力が強いため、雨雲の発生が抑えられる日が多い見込みです。ただ、気温が平年よりも高くなることで大気の状態が不安定となり、山沿いを中心にゲリラ雷雨が発生する日があります。
8月中旬は一時的に高気圧の勢力が弱まり、湿った空気が流れ込みやすくなります。上空の寒気も南下し、北日本や東日本は前線が通過しやすくなりそうです。このため各地でゲリラ雷雨が発生しやすくなるとみています。
9月もゲリラ雷雨が発生する予想ですが、北日本を中心に秋雨前線の影響を受けるため、広域での雨に変わっていく予想です。これにより、突発的かつ局地的なゲリラ雷雨の発生は徐々に減少していき、ゲリラ雷雨のシーズンも終息に向かう見通しです。

<要因:湿った空気や上空の寒気の影響で発生するパターン>
今シーズンは、7月下旬から8月上旬にかけて太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われます。高気圧の勢力が強い時期は広範囲でのゲリラ雷雨の発生が抑えられる日があるものの、晴れて気温が上がるため大気の状態は不安定になります。このため、山沿いを中心に積乱雲が発生・発達する見込みです。
8月中旬には高気圧の勢力が弱まり、湿った空気の流入や上空の寒気の南下、前線の通過があるため、このタイミングで全国的にゲリラ雷雨が発生しやすくなるとみています(図5)。

※1 「ゲリラ雷雨」について
本プレスリリースでは、「局地的大雨」を指す言葉として「ゲリラ雷雨」という言葉を使用しています。
一般あるいはメディアでよく使用されている「ゲリラ豪雨」と同義です。
※2 「ゲリラ雷雨」発生回数の求め方
「ゲリラ雷雨」をもたらす雨雲・雷雲は“突発的”かつ“局地的”に発達するのが特徴で、予測が難しいとされてきました。
また、限られた数しか設置されていないアメダス(全国約1,300か所)では、全ての降雨を正確に観測することは困難です。
そこで当社では、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーから寄せられた“ザーザー”以上の降雨報告(※3)と、
その時の気象データの分析結果から、ユーザーがゲリラ雷雨と感じる雨の時間変化の基準値(表1)を求め、
求めた基準値をもとに10km四方でゲリラ雷雨をカウントしています。
※3 降雨報告について
スマホアプリ「ウェザーニュース」を通し、“ポツポツ”、“パラパラ”、“サー”、“ザーザー”、“ゴォー”の5段階で報告されます。

表1. 「ゲリラ雷雨」判定基準
時間(分前) | 閾値 |
0 | 11mm/h以上 |
10 | 14mm/h以下 |
20 | 3mm/h以下 |
30〜40 | 1mm/h以下 |
50〜120 | 0mm/h以下 |
2026年のゲリラ雷雨予測強化シーズン開始
ウェザーニューズの予報センターでは、ゲリラ雷雨が多発する7〜9月の間、今年もゲリラ雷雨予測の専任チームを構築し、体制を強化して日本全国のゲリラ雷雨をモニタリング・予測します。ゲリラ雷雨予測担当は、気温や風、水蒸気量などの気象データを解析することでゲリラ雷雨の発生リスクを予測します。そしてユーザーから届く雲や空の写真や動画、ライブカメラの映像から現地の状況を解析し、具体的な発生場所や時間を絞り込んで、ゲリラ雷雨発生の約30分前までに「ゲリラ雷雨アラーム」をウェザーニュースアプリのユーザーに通知します。
昨年より全国に3,000台以上を展開している小型ライブカメラ「ソラカメ」の映像にAI判定を導入しました。ゲリラ雷雨の原因となる積乱雲の発生・発達をいち早く検知し、ゲリラ雷雨予測の精度向上を目指します。

どこよりも詳細なゲリラ雷雨予測で事前の対策から避難、被害の軽減をサポート
お天気アプリ「ウェザーニュース」は、「ゲリラ雷雨アラーム」や「ゲリラ雷雨レーダー」など、ゲリラ雷雨に特化した機能を搭載しており、ゲリラ雷雨の詳細情報をピンポイントで確認できます。
また、超高解像度の雨雲レーダーでは、250m四方/5分間隔で雨雲の動きを表示し、「どのくらい雨が強まるのか」「雨が弱まるのはいつか」が詳しくわかります。さらに、ゲリラ雷雨の際に心配な落雷についても「落雷レーダー」で3時間先までの落雷予測を確認することができます。
エリア別のゲリラ雷雨傾向
都道府県別のゲリラ雷雨傾向
都道府県 | 2026年 | 2025年 | 過去5年平均 | |||
発生回数 | 10km四方ごとの | 2025年比(倍) | 過去5年平均比(倍) | |||
北海道 | 14190 | 15 | 1.4 | 1.9 | 10510 | 7430 |
青森県 | 2510 | 24 | 1.6 | 2.0 | 1621 | 1260 |
秋田県 | 3620 | 30 | 2.1 | 1.9 | 1762 | 1880 |
岩手県 | 3590 | 22 | 2.0 | 1.6 | 1830 | 2190 |
山形県 | 3110 | 33 | 2.1 | 1.9 | 1485 | 1620 |
宮城県 | 1550 | 21 | 1.5 | 1.3 | 1016 | 1160 |
福島県 | 3870 | 29 | 1.3 | 1.3 | 2937 | 3090 |
茨城県 | 1500 | 25 | 1.5 | 1.5 | 1001 | 990 |
栃木県 | 1940 | 31 | 1.1 | 1.2 | 1734 | 1690 |
群馬県 | 2530 | 41 | 1.5 | 1.6 | 1662 | 1600 |
千葉県 | 1250 | 23 | 1.6 | 1.4 | 802 | 890 |
東京都 | 1290 | 73 | 1.7 | 1.4 | 770 | 950 |
埼玉県 | 1010 | 28 | 1.3 | 1.4 | 777 | 700 |
神奈川県 | 550 | 22 | 1.9 | 1.3 | 292 | 420 |
山梨県 | 1630 | 38 | 1.6 | 1.9 | 1044 | 870 |
長野県 | 4630 | 35 | 1.5 | 1.6 | 3173 | 2900 |
静岡県 | 2170 | 28 | 1.8 | 1.3 | 1207 | 1670 |
愛知県 | 1770 | 35 | 1.9 | 1.4 | 912 | 1310 |
岐阜県 | 4130 | 41 | 1.6 | 1.5 | 2632 | 2700 |
三重県 | 2600 | 45 | 1.9 | 1.7 | 1407 | 1540 |
新潟県 | 2800 | 22 | 1.2 | 1.1 | 2414 | 2480 |
富山県 | 1520 | 36 | 1.6 | 1.5 | 946 | 990 |
石川県 | 1470 | 34 | 1.5 | 1.5 | 967 | 960 |
福井県 | 1700 | 41 | 1.6 | 1.7 | 1100 | 990 |
滋賀県 | 1810 | 47 | 1.8 | 2.1 | 987 | 880 |
京都府 | 1620 | 35 | 1.0 | 1.3 | 1554 | 1240 |
奈良県 | 1330 | 39 | 1.0 | 1.1 | 1324 | 1200 |
兵庫県 | 2840 | 34 | 1.3 | 1.5 | 2123 | 1840 |
大阪府 | 470 | 25 | 1.2 | 1.1 | 401 | 430 |
和歌山県 | 1330 | 29 | 1.3 | 1.2 | 1031 | 1120 |
鳥取県 | 1190 | 17 | 1.1 | 1.2 | 1052 | 980 |
島根県 | 1960 | 58 | 1.1 | 1.2 | 1815 | 1620 |
岡山県 | 1620 | 23 | 0.9 | 1.1 | 1883 | 1520 |
広島県 | 1850 | 22 | 0.9 | 1.0 | 2110 | 1820 |
山口県 | 1690 | 26 | 1.0 | 1.2 | 1619 | 1430 |
香川県 | 500 | 24 | 1.3 | 1.3 | 386 | 400 |
徳島県 | 1150 | 28 | 1.2 | 1.3 | 986 | 870 |
愛媛県 | 1720 | 29 | 1.5 | 1.3 | 1161 | 1290 |
高知県 | 2270 | 32 | 1.1 | 1.3 | 2058 | 1800 |
福岡県 | 1880 | 38 | 0.9 | 1.1 | 2155 | 1740 |
大分県 | 2490 | 41 | 1.3 | 1.7 | 1873 | 1430 |
佐賀県 | 770 | 32 | 0.8 | 1.0 | 1024 | 750 |
長崎県 | 1840 | 58 | 0.8 | 1.1 | 2468 | 1720 |
熊本県 | 2930 | 41 | 1.2 | 1.4 | 2451 | 2060 |
宮崎県 | 2490 | 34 | 0.9 | 1.1 | 2821 | 2270 |
鹿児島県 | 3810 | 56 | 1.1 | 1.2 | 3478 | 3210 |
沖縄県 | 6960 | 258 | 1.0 | 1.2 | 7339 | 5980 |
全国(合計) | 113450 | 1798 | 1.3 | 1.4 | 88100 | 79880 |
※ 本傾向は、ウェザーニューズの長期予報と類似年の過去データを元に、統計的に算出したものです。
※ 発生回数は7月1日~9月30日の期間で算出しています。







