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地球の未来をデザインする企業と2050年に社会の中核を担う中・高校生を結ぶ「#地球塾2050」に参加
地元千葉県の中高生に気象予報の最前線を紹介

[公開] 2023年01月09日

ウェザーニューズでは、気象情報サービスや防災支援における知識や経験の共有と、これらに取り組む次世代の気象人財の創出を非常に重要な課題として取り組んでいます。

2022年12月に、千葉市内のウェザーニューズ本社にて毎日新聞主催の「#地球塾2050」が開催されました。特別なデジタル地球儀のディスプレイを用い、日々進化する気象予報の最新技術の話とともに、全国のウェザーリポーターの皆さんからの情報と一緒に「みんなで作る天気予報」のプラットフォームについて紹介し、地元千葉県の学生の皆さんに気象予報の最前線に触れてもらう機会を設けました。

例えば、「気候変動はなぜ起こるのか?」や「地球温暖化を食い止めるための対策はありますか?」などの質問に対して、気候学に基づいて専門的な知見から解説しつつ、子どもたち自らの考え方を尊重しながら解決策へのヒントを提供するなどの活動を実施しています。

学生と相互コミュニケーションで進行

数値的な気象データの分析だけではなく、全国からスマートフォンを通じリアルタイムに寄せられる写真や文章といった天気の体感報告で構成される「感測」データを組み合わせることで、桜の開花予測から予測の難しいゲリラ雷雨の事前捕捉まで幅広く活用することができます。
そして災害時だけでなく日常的に気象情報に触れることで、いざという時すぐに情報にアクセスでき、災害に強い社会を作る基盤になるということを学生と共有しました。

参加した学生からは「AIの活用が進んでいる中で、人間にしか出来ないことを取り入れていくことも大事だと思った」、「人が力を合わせて、たくさんの人を助けるということに関心を持った。将来の道の参考にしたい」という声があり、当社気象予報士森田清輝からは「知識も観測したデータもどんどん変化する。皆さんは自分で考え、更に知識を発展させていって欲しい」とのメッセージを伝えました。
課題に取り組む学生と当社気象予報士 森田

ウェザーニューズでは現在1,000人を超えるスタッフが働いており、民間の気象会社として、気象・気候に思いを持つ人財が世界中から集まっています。私たちの気象サービスの土台はすべてのスタッフによる熱意であり、学生に対する気象・気候のリテラシー向上の取り組みは、次世代を担う気象人財の創出に繋がると考えています。

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