サステナビリティ
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気候変動や生物多様性に関する地球環境イベント「チャレンジングSHIRASE」を支援
2023年7月1日、「チャレンジングSHIRASE 2023第1回WITH SDGs」が開催されました

[公開] 2023年07月13日

ウェザーニューズでは、1983年〜2008年にかけて活躍した日本で3代目の南極観測船しらせを「SHIRASE」と改め、地球環境を考えるシンボルとして2010年5月から船橋港に係留し活用してきました。

SHIRASEは2013年9月より当社の創業者が設立した一般財団法人WNI気象文化創造センターのもと、管理運営をしています。当社では、SHIRASE船内に地球環境や生物多様性に関する資料を展示協力するとともに、同財団が主催する体験型のイベント「チャレンジングSHIRASE」において気象現象の体験講座(ソラヨミ教室)を開催するための講師の派遣や運営協力を行っています。

2019年10月の開催以降、コロナ禍により開催を見合せていたこのイベントは、規制緩和を受けて4年ぶりに開催となりました。開催当日は雨模様でしたが、一般の来場者は380人、関係者を加えると500人もの方がリアルなイベント開催を喜ばれていました。

SHIRASEの前に並ぶ来場者

船内では、元乗員のガイドによる「船内ツアー」や、南極観測隊員に現役時代の話を聞く「南極クラス」などのほか、実際に観測隊が使用した機材や南極の氷の展示も行われています。また、南極の生物多様性に関する資料やアイスコアサンプルより得られた過去72万年間の気候変動の分析結果に関するパネル展示もあり、来場者のみなさんが地球環境を考えるきっかけとなっています。
南極の自然環境に関するパネル展示

南極の生物多様性に関する展示

当社では、社員がこのイベントのボランティアスタッフとして協力するほか、企画・運営にも関わっています。なかでも雲の動きや肌で感じる変化を頼りに天気予報を行う方法を学ぶソラヨミ教室は、クイズや実験を通して小さなお子様でも学ぶことができます。
ゲリラ雷雨や竜巻など予報が困難と言われている気象現象にも、このソラヨミ教室で学んだ知識が予測等に活かせると考えています。
当社社員によるソラヨミの解説

ミニ雲図鑑を作ろうに親子で参加

当社は、これからも来場者の皆様、サポーターの皆様とともにサステナブルな社会の実現に取り組んでいきます。その一環として、気候変動の影響や生物多様性に関することを考える「チャレンジングSHIRASE」を支援してまいります。

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