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IMO/WMO主催 海の気象と安全のシンポジウムに参加
官と民の協力関係を強化し、海や陸上の安全を守るサービスの更なる発展へ

[公開] 2024年11月01日

ウェザーニューズは、9月23日から26日にかけて、英国ロンドンの国際海事機関(IMO)本部で開催された「2nd WMO-IMO Symposium」に参加しました。これはIMOと世界気象機関(WMO)が共同開催する2回目の会議イベントで、世界中から気象・海象に関わる政府機関、国際機関、そして僅かながら民間企業が集まりテーマに沿って議論するものです。

今回のテーマは「Extreme Maritime Weather」であり、当社航海気象チームの運営リーダーであるAmy Buhlが民間気象会社の代表として登壇しました。

当社の発表では、海難事故から始まったウェザーニューズ創業の歴史や、航海気象から派生して成長・発展してきた各市場向けの気象サービス、最新の気象・気候サービスとそれを支える先端技術、そして気象・海象産業のさらなる発展における官と民の連携の重要性について情報共有されました。

そして、当社の航海気象サービスが海運の安全性のサポートだけでなく、船舶の消費燃料やCO2排出量の最適化など、現在地球規模で課題となっている気候変動対策や環境問題にも役立てられていることも説明され、会場からは多くの質問や意見など関心が寄せられました。

 

会場には国際機関や政府関係者が多く出席していたこともあり、発表後のパネルディスカッションのテーマは官と民の連携について、特に世界中の気象・海象のデータの共有の在り方について話が及び、セッション後にも非常に重要な情報・意見交換を行うことができました。

当社では世界の気象・海象のデータが公共の財産として広く公開・活用されることで、新たな価値・サービスが創られ、社会に還元されていくものだと考えています。今後もIMOやWMOをはじめとする国際機関や、日本を含む各国政府と対話を重ね、相互に協力・信頼関係を築き、海や陸上の安全を守るサービスの発展に取り組んでいきます。

 

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