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5日は黄砂飛来の可能性 ウェザーニュース、人気のレーダー機能に黄砂予測を追加
72時間先までの高解像度「黄砂レーダー」をアプリで提供開始
〜春は黄砂の飛来量がピークに 車や洗濯物の汚れ、健康被害の予防へ〜
モバイル/インターネット >株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開 千仁)は、スマホアプリ「ウェザーニュース」でユーザーに人気のレーダーに新機能「黄砂レーダー」を追加しました。
「黄砂レーダー」では、1kmメッシュ/1時間ごとの高解像度で、72時間先までの黄砂予測をマップ上で確認できます。春になると偏西風に乗って黄砂の飛来量がピークを迎えます。黄砂は大気汚染物質を含むことからアレルギーの原因となる可能性があり、黄砂の飛来時にはマスクの着用や屋外での運動を控える等、黄砂の吸入量を減らす対策が推奨されています。「黄砂レーダー」で詳しい予測を確認し、対策にお役立てください。
「黄砂レーダー」のご利用はこちら |
スマホアプリ「ウェザーニュース」(iOS 版・Android 版)をダウンロード https://weathernews.jp/app/ |
新機能「黄砂レーダー」をウェザーニュースアプリで提供開始
黄砂は、主に中国大陸内陸部の砂漠などの乾燥地域から巻き上げられた土壌や鉱物粒子が、偏西風に乗って日本に飛来する現象です。冬の間、砂漠を覆っていた雪や氷がとけて、初夏に草が生えるまで飛びやすく、日本では3〜5月に多く見られます。日本に黄砂が飛来すると、自動車や洗濯物の汚れを発生させるほか、黄砂に含まれる大気汚染物質を原因としたアレルギーの発生が報告されています。
当社では、黄砂への対策に役立てていただくため、スマホアプリ「ウェザーニュース」で、「黄砂レーダー」の提供を開始しました。
72時間先までの高解像度な黄砂予測をマップ上で確認
「黄砂レーダー」は、黄砂が飛来するリスクを4段階(“少ない”“やや多い”“多い”“非常に多い”)でマップ上に表示するコンテンツです。黄砂が飛来するエリアを1kmメッシュの細かさで予測しており、自宅や職場、学校などピンポイントの黄砂予測が確認できます。また、72時間先まで1時間ごとに予測するため、黄砂が多い時間は外出や屋外での運動を控える、換気を最小限する、洗濯物は部屋干しにするなど、黄砂の吸入量を減らす対策に役立ちます。
5日は西日本を中心に黄砂の飛来が予想されています(右図は3月5日8時の予測)。「黄砂レーダー」で周辺の黄砂予測を確認し、対策にお役立てください。
「黄砂レーダー」の予測には、黄砂の実況データを反映した独自の大気化学輸送モデルを用いています。黄砂の実況データには、公的機関などによる黄砂の観測に加えて、ライブカメラの映像やウェザーニュースのユーザーから寄せられるリポートを活用し、より正確な実況把握に努めることで予測精度向上に繋げています。当社では、今後も独自の予測技術やユーザーから寄せられる情報を積極的に活用することで、皆さまの安全で健康的な暮らしに役立つ情報提供に取り組んでまいります。
<スマホアプリ「ウェザーニュース」概要>
名称 | ウェザーニュース |
利用料金 | 無料(App内課金あり) |
対応OS | iOS/Android |
ストアURL | 【App Store】 |
企業向けに黄砂予測APIを提供
なお当社では、企業向けに黄砂予測APIの提供も行っています。データはクラウド経由で提供するため、企業システムとの連携が容易です。例えば、換気や外出注意のアラート配信や、洗車を促すクーポン配信などのマーケティングにご活用いただけます。またスマート家電との連携など、商品開発にもお役立ていただけます。既に大手空調メーカーのエアコンで導入が始まっています。
▼黄砂予測APIの詳細はこちら(プレスリリース)
/news/34859/
▼黄砂予測APIに関するお問い合わせはこちらから
https://wxtech.weathernews.com/contact.html