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高度な落雷モニタリングで被害ゼロへ、停電リスクとなる設備やエリアが自在に監視可能に
法人向け気象情報「ウェザーニュース for business」の落雷リスクモニタリングを強化
〜送電線や地域特性を加味した監視エリアを設定し、プッシュ通知で雷対策を迅速化〜
イベント気象 > エネルギー気象 > スポーツ祭典気象 > 工場気象 > 道路気象 > 鉄道気象 > 防災気象 >株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、法人向け気象情報「ウェザーニュース for business」における落雷リスクモニタリングサービスの強化を行いました。冬季も日本海から激しい雷を伴った雲が接近するなど、局地的な激しい落雷による停電や設備故障、そして屋外スポーツや屋外作業における人的被害のリスクは深刻な社会課題となっています。特に工場や、鉄道・道路といったインフラ領域において、雷は一瞬にして甚大な経済損失を招く脅威です。
当社はこの課題を解決するため、「ウェザーニュース for business」の落雷リスクモニタリングをアップデートし、落雷監視エリアの形状を自在に描画できるカスタマイズ機能を開発しました。例えば、送電線に沿った線状の監視や、広大な工場の敷地、地域特性に合わせて監視エリアを最大3段階で設定でき、効率的な落雷監視を可能にします。
また、設定した監視エリアに連動したスマートフォンのプッシュ通知機能も備えています。雷雲の接近を段階的にお知らせし、通知画面にはあらかじめカスタマイズした「作業中止」や「避難指示」などエリアの名称が表示されるため、受け取ったその場で次のアクションが明確になります。作業や体制判断の迅速化にお役立てください。
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適切な落雷監視エリア設定で、安全確保と事業継続をサポート
落雷による被害は、製造ラインの停止、屋外高所作業中の人身事故、鉄道や電力の供給遮断など、多岐にわたる事業において重大な損失を招くことがあります。これまで多くの現場では、拠点から一律に設定された「円形」の監視エリアを基準にしてきましたが、この運用では「工場付近には雷はないが、上流の送電線付近で落雷が原因で停電が発生し稼働が止まる」といった課題がありました。当社は、こうした現場ごとの細かなニーズに応えるため、「ウェザーニュース for business」における落雷リスクモニタリングの落雷監視エリアの形状を自在に描画できるカスタマイズ機能を実装しました。
製造業においては施設周辺と送電ルートをセットで監視し、建設現場や屋外イベント会場では段階的な避難誘導の基準として機能します。また、ゴルフ場やテーマパークなども広大な敷地内に合わせて監視設定を的確にすることで、過度な中断や中止による顧客満足度の低下を防ぎつつ、安全な運営を実現します。さらに、鉄道や高速道路などの社会インフラにおいては、路線の延伸方向に沿ったピンポイントな監視が可能となります。これにより、広範囲にわたるオペレーションの中でも、従来の円形監視では捉えきれなかったエリアのリスクを的確に把握できるようになります。
また、落雷リスクモニタリングでは雷雲の動きを10分ごとに2時間30分先まで予測し、マップ上で表示します。危険度によって2段階でランク分けし、赤色の「発雷の危険度 高」はすでに雷をもたらしている雲の動きを表しています。黄色の「発雷の危険度 中」は直近で発雷はないものの雷をもたらすほど発達した雲の動きを表します。10分ごとの予測で雷雲がどちら側から流れてくるのかなどをマップで確認し、事前の備えにお役立てください。

現場のアクションを迅速化するスマートフォンのプッシュ通知
落雷リスクモニタリングはスマートフォンのプッシュ通知に対応しています。最大3段階で設定した監視エリア内で雷が発生した場合即時お知らせします。監視エリアは各自の運用ルールに合わせた名称に設定できるため、例えば、外側のエリアを「監視体制」、中間のエリアを「屋外作業中止」、最も内側のエリアを「避難指示」と名付けることで、通知を受け取った瞬間に「今、何をすべきか」が直感的に判断できるようになります。現場で作業にあたるスタッフや運営担当者が、専門的な判断を介さずとも即座に行動に移せる仕組みを提供することで、一刻を争う落雷避難スピードの最大化をサポートします。
また、拠点の落雷監視区域における落雷発生時に加え、落雷リスクの低下時、そして落雷発生後もしばらく落雷リスクが下がらないときには落雷リスクの継続を通知します。落雷の発生や警戒体制を解除するタイミングを瞬時に把握し、判断の迅速化にお役立てください。

※ 2025年4月 落雷リスクモニタリングアップデート /news/51780/
