ウェザーニューズでは、気候変動による自然災害に対し、物理リスクの分析や対応策となるサービスを提供することで、持続可能な社会の実現と発展に貢献できるものと考えています。

この度、環境省が主催し気候変動の緩和と適応に顕著な功績のあった個人・団体の功績をたたえる「令和5年度気候変動アクション環境大臣表彰」において、当社の気候テック事業部が「開発・製品化部門（適応分野）」で受賞いたしました。

2019年に社内で気候変動に関するプロジェクトチームを立ち上げた後、2022年に同事業部が正式に発足し、これまでSaaS型サービスを活用した企業向けの気候変動対策の支援に取り組んできました。気候変動による洪水や高潮などの物理的リスクを定量的に分析するサービス「Climate Impact」では、将来的な財務影響額を算出することも可能で、これらの分析結果は統合報告書や有価証券報告書へ掲載されるなど、既に一部の企業で活用が進んでいます。

今回表彰に参加した、気候テック事業部責任者の鈴木孝宗は「この度の受賞は心から嬉しく思います。日本を含む世界各地で頻発し激甚化する自然災害の要因の一つが気候変動であると考えています。気候変動は既に事業者や個人の生活にも大きな影響を及ぼしており、ここへの『適応』がますます不可欠となっています。将来の気候リスクを見える化し、気象予測サービスを通じて適応策を提供することは当社の重要な使命であり、広く実現していく必要性を認識しています。これからも、より効果的な対策・サービスを講じ、社会全体が気候変動による影響に柔軟かつ的確に対処できるよう尽力していきます。」とコメントしています。

引き続き当社は、気候変動による地球環境の変化とそのリスクに正面から向き合い、持続可能な社会の発展を目指し地球環境に貢献してまいります。

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