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COP28に2年連続参加、2つのパビリオンにて登壇
~気象・気候サービスと官民連携で世界の「ロス&ダメージ」リスクを最小に~
[公開] 2023年12月11日
[更新] 2023年12月26日
ウェザーニューズは、2023年11月30日~12月11日にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)に昨年に引き続き参加し、12月8日にアジア開発銀行(ADB)のパビリオン、そして10日にジャパンパビリオンで開催された環境省主催のサイドイベントに当社常務執行役員の安部大介が登壇しました。
今回の当社からの発表の中では、昨年のCOP27で紹介した気候変動「適応」における、特にアジアでの取り組みやサービス・インフラの展開に関わる進捗・成果の進捗状況や、具体的な防災や気候リスク分析等の新たなサービスの導入事例、そしてタイやベトナム等で現地のパートナーとなるバンコク都やベトナム水門気象局や、実際にサービスをご利用いただいているお客様からのメッセージ等を紹介しました。
COP28を通じ、気候変動の対策において「緩和」に比べ「適応」の分野ではまだ民間事業者の参画、活躍が十分ではないと言われており、特にこの「適応」の対応策を官民の連携・役割分担の最適化により継続的に行っている具体的な事例が少ないことから、同イベントに参加した政府関係者、企業、団体などからの関心、そして期待度も非常に高く、ディスカッションや質疑にも熱が入りました。
また今回イベントが開催されたジャパン・パビリオンの場を通じ、高度な環境技術力と知見を持ち気候変動への取り組みを実践する企業・団体、政府関係の皆さまと様々な意見・情報を交換することができたことは、当社にとっても大きな経験・学びとなりました。
創業以来「いざというときに人の役に立ちたい」という精神で世界へ展開してきた「気象」サービスに並行し、昨年新たに立ち上げた「気候」のサービスにおいても今後の世界展開を見据え、COP28の最大のテーマの一つでもある「ロス&ダメージ(気候変動の悪影響にともなう損失および損害)」を最小化するべく、日本、そして海外の関係政府・企業と継続して連携・協力してまいります。
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