2026.01.30

生活への影響度を示す「〇〇指数」誕生の裏側と進化の歴史

テレビのお天気コーナーで、洗濯指数や紫外線指数、などを見たことはありますか?

これらをはじめとする「〇〇指数」は、ウェザーニューズの歴史と深い関わりがあります。今では当たり前となった『洗濯指数』ですが、実はウェザーニューズの前身の会社が、40年以上も前からいち早くテレビのお天気コーナーに導入していました。私たちは、単なる気象情報ではなく、生活の影響度を直感的にわかりやすく伝えられるよう、様々な指数を開発し続けて40年、その数なんと150種類も存在しています。

本記事では、知られざる指数誕生の歴史から、思わず「なるほど」と言ってしまうようなユニークな指数まで、ウェザーニューズの「〇〇指数」の裏側をご紹介します。




1983年、視聴者に正確な天気予報を伝えるために「洗濯指数」を開発

ウェザーニューズの前身の会社が、テレビ局向けに気象情報の提供や気象キャスターの派遣を開始したのは1983年のことでした。しかし当時は、今よりも気象業務法による制限が多く、民間企業がテレビやラジオで独自の予報を伝えることは固く禁じられていました。気象庁の発表がすべてだった時代、担当者はしばしばジレンマに直面します。

「気象庁の予報は晴れだが、自分の経験からすれば雨が降る可能性が高そうだ。視聴者にこのリスクを伝えたいのに伝えられない」

この状況を打開するために生まれたのが「洗濯指数」というアイデアでした。雨が降る可能性を「洗濯物の乾きやすさ」という生活情報に置き換えることで、間接的に、かつ確実に雨のリスクを伝えることにしたのです。当時、指数を使って視聴者に詳しい気象情報を伝える、という方法は、視聴者のニーズにマッチするだけでなく極めて革新的だったそうで、これを機にさまざまな指数が次々と開発されることとなりました。

1980年代のウェザーニューズ
1980年代のウェザーニューズ



独自開発の指数を一挙にご紹介!生活情報から企業の業務支援まで、進化を続けた150の指数

ウェザーニューズがこれまでに開発してきた指数は、身近な「洗濯指数」や「傘指数」に留まりません。気温や湿度、気圧といった気象データが、私たちの体調や行動、さらには企業の生産性にどう影響するかを科学的に分析し、現在では趣味の世界から専門的な産業の現場まで、多種多様な指数を展開し、その数は計150もの指数が存在します。

例えば、季節の移ろいをより楽しんでいただくための指数を開発しており、趣味の時間を安全に楽しんでいただくために開発された「山岳服装指数」は、山岳気象のプロが気温だけでなく風や湿度による体感変化を考慮して独自のロジックを構築したものです。冬の足音が聞こえる時期には「おでん指数」を通じて季節感をお伝えしています。これらは、ウェザーニュースアプリの利用者の皆様から寄せられる膨大な「体感報告」と気象データを掛け合わせて生まれた、ウェザーニューズの独自予報です。

また、健康管理に役立つ指数も充実しており、低温・乾燥下で活発になるウイルスの活動リスクを予測する「ウイルス対策指数」や、気圧の変化パターンから身体への影響を導き出す「天気痛予報」など、生活者のセルフケアを支える情報が多くのユーザーに活用されています。

その他、企業向けに独自の指数を開発した事例もあります。道路舗装大手の前田道路株式会社様と共同開発した「舗装指数」は、1kmメッシュという高解像度な気象データをもとに、工事の実施判断に特化した情報を1時間単位で算出するものです。工事の実施を事前に判断できることで、計画的な施工による品質向上や働き方改革の推進につながっています。




花粉や気温など気象と生活情報は相性抜群、生活に寄り添う「指数」が企業のマーケティングを加速

ウェザーニューズは、登録者数150万人を超える気象情報専門のYouTubeチャンネルやユーザー数No.1のお天気アプリなどを運用しています。この日本最大級の気象プラットフォームと独自に開発した「〇〇指数」を活用し、企業の販売促進も支援しています。

例えば、国民病とも言われる花粉症。その対策において、生活者が最も敏感になるタイミングを逃さない広告戦略を展開しました。第一三共ヘルスケア様との取り組みでは、「のど痛指数」を開発しウェザーニュースのアプリを通してセルフケア意識を高めた他、アプリ内では花粉飛散量が一定レベルに達したエリアのユーザーに限定して口腔咽頭薬の動画広告を配信。これにより、必要な人に、必要なタイミングで情報を届ける無駄のないアプローチを実現しました1

また、株式会社明治様との取り組みでは、生活者が日々の「胃の負担」を意識し、ポジティブに健康管理を行えるよう「胃の負担指数」を共同開発しました。この指数は、夏場は暑さ指数(WBGT)に基づく4要素、秋冬は自律神経に影響する気温差や風速など、専門医の監修のもと季節ごとに計算ロジックを最適化して算出しています。「胃の負担指数」の予報を番組やSNSを活用して配信したことにより「明治プロビオヨーグルトLG21」の購買層の広がりに繋げることができました2

40年前に「予報を正確に伝える手段はないか」と生み出された「〇〇指数」という概念は、今も天気を通して皆さんの生活をよりよくする方法として生き続けています。

今後も、天気によって左右される私たちの生活を、わかりやすくコンテンツとしてお届けすることで、多くの方に役立てていただけるよう取り組んでまいります。



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Footnotes

  1. 1:お天気キャスターが伝える「のどの薬×花粉」の天気連動型動画広告で利用意向度が大幅増! ↩︎
  2. 2:日本初の「胃の負担指数」+胃の負担をやわらげるヨーグルト「LG21」の広告で購買層拡大へ ↩︎