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気象・気候を通じて持続可能な社会へ

ウェザーニューズは1986年の創業以来、「いざというときに人の役に立ちたい」を合い言葉に、気象を軸とした価値創造と24時間365日のサービス運営を通じて、気象と向き合い続けてまいりました。

昨今、世界的な極端気象の発生や自然災害の激甚化など、私たちの生活や国・企業の経済活動に対して、気候変動が及ぼす影響はますます深刻化しています。また、2030年に向けたSDGs(持続可能な開発目標)においても、気候変動・極端気象への具体的な対応が重要なテーマです。

このような世界共通の目標が掲げられている状況において、気象をドメインとし、また「いざというときに人の役に立ちたい」という理念を持つ企業として、人間社会・企業活動のみならず、地球環境がともに持続可能となる社会の実現が、私たちのミッションであると考えております。

このミッションを具現化するため、この度、SDGsの達成に貢献する自社のコアコンピタンスを生かした重点取り組みテーマ(マテリアリティ)を制定しました。

私たちはこれまで、気象情報・対応策情報を提供することで、道路や鉄道といった交通インフラの安全確保や、人々の暮らしにおける減災・防災など、気象リスクの最小化に貢献してまいりました。また、海の気象サービスにおいては、気象を味方につけた最適航路の推薦によりCO₂排出量の削減を実現し、環境負荷の低減と企業利益の最大化に取り組んでいます。

これらの価値創造を最大化するため、予測精度の向上に向けた技術革新に努めるとともに、国際的なパートナーシップを強化し、その技術力とサービス創出を通じて各エリアでの普及・拡大を目指します。

さらに、ウェザーニューズの社員は、気象を志しながら「いざというときに人の役に立ちたい」との思いを抱く人財が集まっております。SDGsの達成に貢献する企業として、その一人ひとりの思いや能力を最大限に発揮できる環境を整えることが、社会課題の解決をよりいっそう推しすすめると考えております。

気象サービスを通じた気象リスクの最小化、そして環境負荷低減への取り組み、こうした日々の積み重ねが未来の豊かで持続可能な人間社会・企業活動・地球環境を実現すると信じ、全社一丸、そしてステークホルダーであるサポーターの皆様とともにサステナブルな社会の実現に取り組んでまいります。