2026.03.13
【導入テレビ局、続々増加中】豊富な気象・災害情報を標準搭載した新しい放送局向けコンテンツとは
「〇〇市で道路が冠水しているらしい!」 「取材班は現地へ迎えるか?」「現場の写真や映像はないか? SNSを探せ!」
ゲリラ雷雨や線状降水帯、相次ぐ台風の接近。気象災害が激甚化するなか、報道現場は常に時間と、そして「映像素材」との戦いを強いられています。
しかし、ようやくSNSで決定的な映像を見つけたとしても、投稿者へのDM、返信待ち、使用条件の確認、そして本人確認……。刻一刻と状況が変わるなか、利用の許可取りに追われて情報の鮮度が落ち「今、まさに伝えるべき瞬間」を逃してしまうということは報道の現場ではよくあることです。
取材陣がいない場所の状況を、リアルタイムに捉えたい。わかりやすい写真をすぐにオンエアで使いたい。そんな報道の現場のニーズに応え、今、多くのテレビ局が続々と導入を進めているサービスがあります。
ウェザーニューズの報道向け気象情報サービスの開発の経緯や全国のテレビ局で導入が進む理由に迫ります。
年間1000件以上の問い合わせ、報道における重要性が年々高まる気象・災害情報

近年、私たちが見るニュースの中で、気象情報の占める割合は増えています。かつては、生活情報として発信されていましたが、現在は、気象現象が激甚化し、「命を守るための情報」として気象情報や災害報道の重要性が高まっています。
実際に、私たちはその変化を肌で感じています。 台風や大雪といった災害が発生するたびに、全国のテレビ局から忙しなく問い合わせがくるのです。
「雹が降っている動画を使わせて欲しい」 「ウェザーニューズが出している台風情報を紹介したい」 「交通影響予測を使わせて欲しい」など、テレビ局からの問い合わせは年間1,000件を超え、年々増加しています。
こうした問い合わせは、テレビ局の天気コーナーで単に天気予報を伝えるだけでなく、刻一刻と変化する被害状況や、視聴者が知りたい今後の生活への影響を伝えたいという、報道現場の変化の表れでもあります。
この1,000件を超える『現場の声』を受け、私たちは、報道現場が自ら、自由に、最高の鮮度で情報を引き出せる仕組みを作ろうと考え、放送局向けの「ウェザーニュース for business」を新たに開発しました。
気象で右往左往する報道現場をウェザーニューズが一発解決!

このサービスの最大の特徴は、いつでも、ウェザーニューズ独自の最新情報を、自由に使えることです。これまで報道デスクを悩ませてきた、素材不足と権利の許可どりに関する問題をこのサービスだけで解決します。
◼︎視聴者目線の天気の生活影響度 本サービスのコンテンツには、ウェザーニューズが独自に開発した、停電リスク予測やゲリラ雷雨、路面凍結予報などの情報がコンテンツとして閲覧できます。
停電リスク予測:過去の膨大な気象データと被害実績を掛け合わせ、停電の恐れがあるエリアを可視化。
ゲリラ雷雨:36時間先までのゲリラ雷雨の発生リスクを3段階でマップ上で確認できます。ゲリラ雷雨が発生するおそれがあるエリアを1時間ごとに3段階で予測します。
路面凍結予報:冬の道路交通に大きな影響を及ぼす路面状況のリスクを可視化したもの。1kmメッシュの高解像度で72時間先までの路面状況を1時間ごとに「アイスバーン」「凸凹凍結」「シャーベット」「積雪」の4段階で予測します。
また今後、鉄道の運転見合わせや高速道路の通行止めリスクを予測する「交通影響予測」などの情報追加も検討しています。
こうした情報をニュースの中で素材として紹介しながら、大雨への注意喚起を行い、具体的に通勤・通学翌朝への備えなどを呼びかけることが可能になります。
◼︎「予報精度のため」から「社会の宝」へ進化したウェザーリポートとソラカメ
サービスの中でも特に報道現場から特に高い支持を得ているのが、全国のアプリユーザーから届く写真や動画「ウェザーリポート」と、アプリユーザーに協力得て設置しているライブカメラ「ソラカメ」です。
こうした情報は、急速に発達するゲリラ雷雨の予測や観測機では見えない雨と雪の境界線、全国の積雪の状況を把握する際に非常に有効であり、元々は、ウェザーニューズの予報精度向上や、24時間の気象情報番組「ウェザーニュースLiVE」を通して視聴者へ全国各地の様子を伝えるために開始した取り組みです。
しかし、この画像や動画は、災害の全容をいち早く伝え、視聴者の防災に役立てられる社会的価値の高い情報として認識されるようになりました。
ウェザーリポート: 1日3~4万通。ゲリラ雷雨や雹・あられなどの急激な天気の変化を画像で知らせてくれたり、災害が発生した時、現場でどのような被害が起きているかの被害報告として活用できます。
ソラカメ: 天気アプリ「ウェザーニュース」のユーザー協力のもと、日本全国2,700箇所以上に設置されている小型ウェブカメラ。お天気カメラを設置するのが難しかった場所や、テレビ局が取材できなかった場所でもリアルタイムに現地の様子を把握し、その映像をそのまま放送に載せる便利なカメラとして非常に有効です。
※「ソラカメ」は株式会社ソラコムの商標または登録商標です

こちらの画像は、とあるテレビ番組における「ウェザーニュース for business」の活用回数をコンテンツごとにまとめたものです。ご覧の通り、圧倒的に活用されているのは「ウェザーリポート」でした。 これらの情報はいつしか、報道のプロも認める「品質の高い情報」として、ニュースに欠かせない存在となっていたのです。
ニュースの素材探しと許可取りに終止符、テレビ局で続々導入

現在、報道向け「ウェザーニュース for business」は非常に多くの問い合わせをいただいており、すでに一部のテレビ局で利用が開始しています。これだけウェザーニューズのサービスに関心が集まっている理由は、ウェザーニューズしか持っていない情報の独自性と、放送でそのまま使える利便性の高さにあると感じています。
通常、SNSで災害映像を見つけた場合、投稿者への連絡から使用許諾の獲得まで、数十分から数時間を要することも珍しくありません。 しかし、本サービス内に搭載されている「ウェザーリポート」や「ソラカメ」の映像は、あらかじめ報道利用の許諾が整理されています。
情報源が不透明なネット上の投稿とは異なり、気象のプロであるウェザーニューズが管理している情報であるという「信頼性」は、誤報が許されない報道機関にとって何よりの安心材料となります。
さらに、現場の声を反映した「使い勝手」へのこだわりも、ウェブ型サービスならではの強みです。地図の拡大・縮小や画角の調整が自由自在に行い、オンエアの演出意図に合わせた最適な画面作りが瞬時に可能で、画面をそのままモニターに表示させて最新の情報をオンエアすることもできます。 また、従来のオンプレミス型(据え置き型)システムとは異なり、ウェブベースで提供されているため、今年5月の気象警報の大幅な変更や、今後予定されている防災情報の高度化や追加なども柔軟に対応できます。
実際に報道の現場でお仕事をされる原田さんに活用状況について伺いました。
実際に報道の現場に身を置く人間として、全国各地からの良質な動画があることは非常に魅力的だと感じています。
大雨やゲリラ雷雨、道路冠水、台風、ひょう、大雪など、気象事象を捉えた「リアルタイムに近い映像」が豊富にあるということは、テレビ局がWNIを導入する最大のメリットだと言えます。
これらの素材は、そのままニュースで使うだけでなく、気象情報コーナーで加工して使用したり、CM前のワンポイント映像に使ったりと、演出の幅を大きく広げてくれます。
また、「リポート検索機能」がとにかく優秀です。マップ表示からエリアや日時を絞って検索したり、カテゴリー検索やキーワード検索も可能なので、放送までの限られた時間で、目当ての映像にたどり着ける検索性は、現場の負担軽減に直結しています。
そして、気象情報コーナーにおける解説の質も変わったと感じています。「積雪増加量予測」や「路面凍結」といったウェザーニューズ独自のデータを、キャスターが大型モニターで操作しながら解説することで、情報の説得力と深みが増したと思います。

【まとめ】ウェザーニュース for business が報道現場に選ばれる3つの理由
1、「著作権クリア」による圧倒的な速報性 SNSの許可取り待ちをゼロにし、見つけた瞬間にオンエアが可能。
2、取材陣の「空白」を埋めるライブ映像 全国1日3~4万通のリポートと2,700箇所のソラカメが、現場の「今」を映し出す。
3、視聴者の行動変容を促す「独自予測」 停電リスク予測やゲリラ雷雨、路面凍結予報など生活への影響度を伝える独自コンテンツを常に最新の状態で提供。
ウェザーニューズは引き続き、テレビを通して、より多くの方の防災や安全対策に役立てていただくため、気象災害に立ち向かうすべての報道現場をサポートし続けます。


