ニュース

3万人の目と最新レーダーで“ゲリラ雷雨”を徹底監視!

“ゲリラ雷雨”を事前に捕捉・周知する『ゲリラ雷雨防衛隊』始動

〜 全国3,000カ所に設置する観測システム「ソラテナ」を本格導入 〜

株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、社会生活に様々な被害をもたらすことで知られる“ゲリラ雷雨”を監視し、被害軽減に繋げるため『ゲリラ雷雨防衛隊』の隊員を全国から募集します。『ゲリラ雷雨防衛隊』は、局地的かつ突発的に発生し、予測が困難とされる“ゲリラ雷雨”を人の“目”と“体感”で監視し、独自に配備している観測機からのデータを解析することで、いち早くその危険性を共有・周知する取り組みです。今年で5年目を迎える『ゲリラ雷雨防衛隊』では、雨雲の監視体制を強化するため、これまで有料会員に限られていた参加対象を、無料会員まで拡大しました。“ゲリラ雷雨”を捕捉するために開発された高頻度気象レーダー『WITHレーダー』や、昨年設置が完了した全国3,000カ所の独自観測システム『ソラテナ』のデータ解析に加え、体感や雲の色などの変化を、多くの方に報告して頂くことで、現地の状況を正確に把握します。報告が集まれば集まるほど、“ゲリラ雷雨”となる雨雲の早期発見に繋がり、より精度の高い“ゲリラ雷雨”情報を提供していくことができます。今年も、「“ゲリラ雷雨”による死亡者ゼロ、事前補足率90%以上」を目指し、昨年の参加人数2万8千人を越える隊員の参加を募り、取り組んでいきます。

『ゲリラ雷雨防衛隊』への登録はこちら
携帯サイト「ウェザーニュース」 URL:http://wni.jp/
※スマートフォン向けアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」での『ゲリラ雷雨防衛隊』募集は現在準備中です。

“ゲリラ雷雨”を事前に捉え、被害軽減を目指す『ゲリラ雷雨防衛隊』

20120809_01
<参考>『ゲリラ雷雨防衛隊』の仕組み

『ゲリラ雷雨防衛隊』は、これまで予測不可能と言われていた“ゲリラ雷雨”を全国の方と事前に発見し、“ゲリラ雷雨”による災害の被害軽減を目的に結成されるコミュニティで、携帯サイト「ウェザーニュース」で募集を開始しました(※)。『ゲリラ雷雨防衛隊』へ入隊した方は“隊員”と呼ばれ、GPS機能を利用して登録した地点を重点的に“感測”する役割を担います。“感測”は、ウェザーニューズから「監視体制強化メール」が届いたタイミングで実施し、雲の成長具合や色、雲の流れる方向、雷鳴の有無など、雲の様子や体感のコメントを、写真とともに報告します。ウェザーニューズでは、全国から寄せられた報告を即座に解析することで、観測機では捉えられない、急速に発達する可能性のある雲を捉え、“ゲリラ雷雨”発生の危険性を事前にメールでお知らせします。今年は、さらに多くの方とともに“ゲリラ雷雨”を事前に捕捉し、高精度な情報提供を目指すため、無料会員の方も『ゲリラ雷雨防衛隊』に参加できるようになりました。

※スマートフォン向けアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」での『ゲリラ雷雨防衛隊』募集は現在準備中です。

“ゲリラ雷雨”発生の危険性を事前にお知らせする「ゲリラ雷雨メール」

20120809_02
※「ゲリラ雷雨メール」イメージ図

「ゲリラ雷雨メール」(有料会員向けサービス)は、事前にご自宅や仕事場などがある場所を、市町村単位で登録しておくだけで、“ゲリラ雷雨”発生の可能性が高まった際にメールでお知らせするサービスです。“ゲリラ雷雨”は当日の朝、晴れているにも関わらず、局地的に雨雲が急発達し発生するもので、小さな被害から重大な被害まで、生活に様々な影響を与えます。ウェザーニューズでは、『ゲリラ雷雨防衛隊』からの報告と、観測データをもとに雨雲の発生・発達状況を解析し、「ゲリラ雷雨メール」を登録者に送信します。メールの登録地点は3カ所設定することができ、ご自宅や通勤・通学先だけでなく、親しい人がいる場所を登録することで、注意喚起していくことも可能です。

『WITHレーダー』『ソラテナ』を駆使し、“ゲリラ雷雨”を徹底監視

20120809_03 20120809_04
(上図)「WITHレーダー」設置イメージ  (下図)ソラテナ

“ゲリラ雷雨”を捕捉するために開発された『WITHレーダー』は、全国約80カ所に展開し、半径50㎞の範囲の上空2㎞以下の現象を150m四方毎に6秒間隔の超高頻度観測ができ、突発的かつ局地的に発生する“ゲリラ雷雨”や竜巻を捉えることができるのが特徴です。また、『WITHレーダー』は、雨の強度の情報だけでなく、雨雲の移動速度、移動方向も捉えることができます。ウェザーニューズでは、隊員から寄せられた報告をもとに“ゲリラ雷雨”発生可能性エリアを即座に絞り込み、『WITHレーダー』でそのエリアを重点的に監視します。
さらに、昨年設置が完了した全国3,000カ所にある独自観測システム『ソラテナ』の用い、“ゲリラ雷雨”が発生する前からの気象の変化を監視します。『ソラテナ』は、気温、気圧、湿度、感雨、日照、紫外線の6つの要素を観測することができ、1分毎にデータが更新されます。“ゲリラ雷雨”の発生の可能性を検討する上で、地上の温度や積乱雲の発生温度の変化を追うことは欠かせません。寄せられた報告と併せて、『WITHレーダー』と『ソラテナ』を駆使することで、これまで以上に早期に雨雲を発見し、“ゲリラ雷雨”による危険性をいち早く伝えることを目指します。

『ゲリラ雷雨防衛隊』実績(7月22日~9月30日)

昨年の『ゲリラ雷雨防衛隊』には、約2万8千人の方が参加しました。その結果、全国平均で約85%、都市部では90%以上の確率で“ゲリラ雷雨”を事前に捉え、その危険性をお知らせすることができました。

20120809_table1

実績の詳細は右記URLにてご確認いただけます。(http://weathernews.com/ja/nc/press/2011/111012.html

ウェザーニューズでは、“ゲリラ雷雨”による死亡者ゼロ、被害の軽減を実現するため、既存の気象観測技術の枠を超えた、“新しい気象情報”を利用者と共に考え、実施していきます。