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ウェザーニューズ、「第二回花粉症調査」結果発表

若年化が進む花粉症、子供の花粉症デビューは平均7歳という結果に

~ 花粉症の子供の4人に1人が4~6歳の幼児で発症 ~

株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、全国的に花粉シーズン後半を迎えた4月中旬に、花粉症に関する調査を実施しました。本調査は、これまでの全国の方の対策や症状の実態を明らかにすることで、残りのシーズンの対策に活かし、少しでも楽に過ごせるようにすることを目的としています。今回発表する「第二回花粉症調査」の結果は、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」及び携帯サイト「ウェザーニュース」の利用者を対象に4月12日(木)~15日(日)で調査を実施し、合計29,874人(男性24%、女性76%)の有効回答をまとめたものです。また、今回の調査では、全国50の病院にも調査への協力と対策のアドバイスをいただきました。

第二回花粉症調査結果は以下のサイトでも確認できます
スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」
「花粉Ch.」にアクセス
携帯サイト
URL:http://wni.jp/

若年化が進む花粉症、子供の花粉症デビューは平均7歳

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花粉症の若年化が進んでいると言われている中、実際に何歳くらいから花粉症にかかっているのかを調査するため、「お子さんや周りの子供で、症状が出ている子は、早い子で何歳くらいから発症していますか?」と質問をしました。その結果、子供の花粉症デビューの平均は7.4歳で、4~6歳の幼児で発症する割合が27.4%で最も多い結果になりました。調査に参加いただいた医師の中でも、約9割が“子供の花粉症患者が増えている”と回答しており、花粉症の若年化を実感している医師が多くなっています。この原因については、はっきりしたことはわかっていないものの、昔に比べて食生活が変化し、若い時から高タンパク、高カロリーの食事をする子供が増えていることや、免疫力の低下を要因の一つとして捉える医師もいました。また、幼児での発症が最も多いことについては、幼稚園や保育園に通うことでこれまでに比べて外に出る機会が増え、花粉が体内に入りやすくなることが原因の一つかもしれません。子供の花粉症の症状を抑えたり、発症を遅らせるための対策としては、食生活に気をつけ、花粉シーズンはマスクの着用など体内に花粉を取り込まないよう工夫をすることが重要です。

今シーズンの花粉症デビュー率は4%

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昨シーズンに比べて飛散数が少ない今シーズン、どれくらいの人が花粉症デビューしたのかを調査するため、「いつから花粉症ですか?」と質問をしました。その結果、今シーズンの花粉症デビュー率は4.2%でした。一方、大量飛散となった昨シーズンを見てみると、デビュー率は5.4%で、今シーズンとわずか1.2%しか変わりませんでした。エリア別に見てみると、鳥取県と島根県は今シーズンのデビュー率が10%を超えており、山陰エリアの発症者が目立ちました。また、九州エリアも長崎県を除く全県で、デビュー率が5%を超える結果になりました。今シーズンは西日本での発症者が多くなったようです。また、医師に対しても「今シーズンから花粉症になった患者の数はどうですか?」と質問しました。その結果、“多い”または”同じ“と回答した割合が6割以上になり、飛散数が減少しても花粉症を発症する人が少なくなるわけではないことがわかりました。医師の中には、昨シーズンの大量飛散の影響があるのではと推測する意見や、今シーズンの花粉の飛び方が、多い日と少ない日のメリハリがあることが要因の一つとして考える意見もありました。花粉飛散数に関わらず、花粉症にならないよう十分な対策を心がけることが大切です。

花粉症の4人に1人が今シーズンの対策を油断していたと実感

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花粉シーズンの後半を迎えている中、前半の花粉シーズンの対策についてどのように感じているのかを調査するため、「これまでの花粉症対策を振り返ってどうですか?」と質問をしました。その結果、“対策が甘かった”との回答が27.6%となり、4人に1人が花粉シーズン前半の対策を反省していることがわかりました。年齢別に“対策が甘かった”との回答を見てみると、19歳以下は42.9%、20~29歳は39.7%と、他の年齢に比べて割合が多くなりました。今シーズンは昨シーズンに比べて飛散数が少ないという情報で油断してしまった人が多いのかもしれません。後半もヒノキ花粉の飛散が続き、例年並みの飛散が予想されます。飛散のピークが過ぎても対策を怠らないことが重要です。また、医師に花粉シーズン後半のアドバイスを伺ったところ、来年に備えて自分に合った症状緩和策を体得するべく、いろいろな対応策を試しておくことを勧めるコメントがありました。また、今後は、イネ科花粉や黄砂の影響もあり、花粉症の終息時期が判然としない方もいるため、引き続き対策をした方がいいというコメントもありました。

花粉症と症状の対策

今シーズンの花粉症の人の症状と対策について調査するため、「1日のくしゃみの回数はどれくらいですか?」、「1日の鼻をかむ回数はどれくらいですか?」、「1日のマスクの使用回数はどれくらいですか?」、「目薬をさす回数は?」、「病院に通っていますか?」との質問をし、それぞれ回答してもらいました。昨シーズンの結果と比較すると、全国的にくしゃみの回数や鼻をかむ回数は減っているものの、マスクの使用枚数や目薬をさす回数は増加している傾向にありました。昨シーズンの大量飛散を受け、マスクや目薬での対策を強化したことで、くしゃみなどの症状が抑えられたのかもしれません。

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※シラカバ花粉の北海道と、目立った飛散がない沖縄県はランキングに含んでいません。