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ウェザーニューズ、2012年 第八回(最終回)桜開花予想発表
今週、東北南部は見頃シーズン、北部は開花シーズンへ

・東北南部、今週末は日曜日ほど晴れて絶好のお花見日和に
・秋田・岩手・青森県では、今週中に県内の7割以上の桜が開花見込み
・北海道の桜のつぼみは20%が「先が緑に」以上に生長
・本日以降の最新の開花予想は、スマートフォン・携帯・インターネットサイトで随時更新

株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、桜の名所や公園などを対象とした桜の開花予想を発表しました。本発表は、見頃が短い桜の開花時期を事前に知ってもらうことで、“日本の桜”を楽しんでもらうことを目的としています。開花予想は、過去8年間に一般の方から寄せられた160万通にもおよぶ桜の開花状況に関する膨大な“観察リポート”、先週全国で一斉調査した“つぼみリポート”、今後の“気象状況の予測”などをもとに算出しています。スマートフォン「ウェザーニュースタッチ」、携帯サイト、インターネットサイト「ウェザーニュース」内の「さくらCh.」では、最新の開花予想(開花日、5分咲き日、満開期間(満開開始日)、桜吹雪日)を毎日更新し、気象条件によって左右されやすい桜の開花の最新情報を公開していきます。今年のニュースリリースとしての桜開花予想の発表は、本日が最後となり、本日以降の最新の開花予想は、スマートフォン、インターネットサイト、携帯サイトで確認をしてください。

全国約2万8千箇所における名所の桜開花予想は下記から確認できます(無料)
スマートフォンアプリ
「ウェザーニュースタッチ」
※名所、マイ桜の情報のみ検索できます
携帯サイト
URL:http://wni.jp/
インターネットサイト「さくらCh.」
URL: http://weathernews.jp/sakura/

2012年の桜開花予想

~桜開花の時期~
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画像をクリックすると拡大画像が見られます

今シーズンの冬は強い寒波により、記録的な積雪となったところがありました。つぼみが徐々に開花の準備を始める2月も、気温は平年より低く推移し、3月も桜の開花を促すような暖かさになる日は少なくなりました。そのため、今年すでに開花したエリアでは、過去5年平均と比べて、平均で7日程度遅い開花となりました。まだ開花が始まっていない東北北部~北海道では、4月下旬は平年よりも気温が高めになる見込みで、開花前線は次第にスピードを上げながら5月の初めにかけて東北を北上し、札幌市付近ではゴールデンウィーク後半の開花となるでしょう。東北では昨年に比べて平均で1日遅く、北海道では昨年と同時期の開花となる予想です。

2012年の開花状況

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今年のソメイヨシノの一輪開花は、3月下旬に熊本県と高知県から始まり、4月上旬には西~東日本の多くのエリアで県内の2割以上の桜が一輪開花し、開花シーズンとなりました。先週は強い冷え込みもなく、日差しが届く日は春らしい暖かさになり、東北南部まで開花エリアが拡大しました。今週は東北北部でも開花シーズンを迎える見込みです。

各都道府県における開花実況(※昨日時点)
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※今週の開花予想は、22日(日)時点において各都道府県内で桜が開花している状態(開花率)の予想割合です。

~つぼみ調査による全国の桜の生長状況~
これから開花を迎える約200本を超える桜のつぼみを調査した結果、つぼみの生長は順調に進んでおり、東北北部でも「花びらが見えた」や「花の軸が伸びきった」の報告が増え、北海道からは「先が緑に」以上の報告が届き始めました。ただ、昨年の同時期のつぼみの状態と比較すると、東北北部では「花びらが見えた」以上の割合は25%減少、北海道では「先が緑に」以上の割合が18%減少しており、引き続き遅い生長であることが分かります。

~被災地のつぼみ調査と桜の生長状況~先週も東日本大震災で大きな被害を受けた東北のエリアから、つぼみのリポートが届いています。桜の開花は南部から順調に進んでおり、宮城県名取市からはもうすぐ満開を迎える桜の報告も届きました。東北南部では広い範囲で今週見頃を迎えるでしょう。岩手県大槌町や山田町からは開花が近い「花びらが見えた」の報告が届いており、この付近でも今週開花を迎える見込みです。

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北海道

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東北地方

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※つぼみ調査について
ウェザーニューズでは、全国の桜の生長状況を調べるため、先週の4月12日~14日の期間、全国の一般の方と共に“つぼみ調査”を行いました。つぼみ調査により、つぼみの“今”の状態を細かく把握することで、精度の高い開花日を予想することができます。つぼみ調査では、予め桜の木の様子を“日当たり”“枝”“生長度合い”などを基準に登録しておき、その後、定期的につぼみの様子を7ランク別(まだ小さく固い、先が黄色に、先が緑に、半分以上が緑に、先がピンクに、花びらが見えた、花の軸が伸びきった)に写真と共に報告します。つぼみ調査は毎週定期的に行う予定で、それをもとに毎週月曜日に最新の予想を発表していきます。

~開花に影響する気温の推移と予測~
<休眠打破期 12月から2月前半の実況>
桜の開花に大きく影響する「休眠打破」は1日の平均気温が3度~9度くらいが、最も大きな効果があると考えています。今年は、強い寒気でしっかり冷え込んで、ほぼ全国的に休眠打破は順調に行われていたことが見込まれます。

<「生長期」 2月後半以降の今後の実況と予測>
2月後半も平年よりも気温が低い状態がしばらく続き、つぼみの生長はスローペースだったと予想されます。3月も平年に比べて気温が大きく上がることが少なく、生長はさらに遅れました。3月終わり頃からはようやく気温が上がって春らしい暖かさになる日があり、西~東日本は開花が進みました。4月下旬は、北日本では平年よりも気温がやや高めになる予想です。このため、次第につぼみの生長のスピードが上がり、もともと開花の遅い北のエリアほど、これまでの生長の遅れを巻返す見込みです。

~4月16日発表の桜開花予想との相違点~
最新の実況、予想に基づく解析に加え、一般の方によるつぼみ調査結果を反映させた結果、今回は北海道の道南エリアで開花予想日を前回よりも1日遅らせました。

2012年の各都道府県における名所の桜開花予想

下記の予想地点は、全国660箇所の名所から都道府県ごとに1つをピックアップ(北海道は2つ)したもので、その他の予想地点は、インターネットサイト(http://weathernews.jp/sakura/)または、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」、携帯サイト(http://wni.jp)にてご確認いただけます。また、昨年および5年平均開花日は、一部を除き各地点への当社独自調査によるものです。

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※すでに開花日、5分咲き日、満開開始日、桜吹雪日を迎えた日付は太字になっています

ウェザーニューズの桜開花の定義について

<名所660箇所の桜開花予想について>

ウェザーニューズでは、桜の開花日を「その木に1輪以上の桜が初めて咲いた日」と定義しています。公園など、複数の桜の木がある場合の開花の定義は「その範囲の桜が開花すると予想されるピーク日」を算出しています。5分咲き日、満開期間(満開開始日)、桜吹雪日も同様の定義で行ないます。開花の確認は、該当施設の管理者などによる開花の判断があったかどうかを基準とします。
※1)2年前のシーズンより定義を変更したため、5年平均開花は推定値になります。

<各エリアの桜開花予想について>

桜は、樹齢や生育環境によって開花日に変動が生じるため、同じエリア内でも開花日は一本一本違います。ウェザーニューズでは、身近な桜の開花日をより感覚と合った形でお伝えするため、各エリアの開花日においては、開花日決定の対象となるような桜の木の選定を行わず、エリア全体の桜を対象とします。そのため、対象となる範囲が広く、桜の木が多い各エリアの開花日に関しては、開花のピークを迎える期間として発表しています。

ウェザーニューズの桜開花予測の手法について

ウェザーニューズでは、今シーズンの桜の開花予想にあたり、下記の4つの視点で分析し、開花予想を発表しています。

(1) サポーターリポートの分析
ウェザーニューズでは、全国各地の一般の方(サポーター)と、桜の“つぼみ”から“開花”“満開”“葉桜”になるまでの過程を共に観察する「さくらプロジェクト」の取り組みを2004年より毎年実施しています。昨年は、約2万人が本プロジェクトに参加し、当社には、過去8年で160万通以上もの各地点における開花情報が寄せられています。開花予想の発表は、これら蓄積された写真等の膨大な量の観察データを、地点ごとに細分化、分析し、ピンポイントに算出して行います。また、今後発表する予測に関しても、刻々と全国からリポートされる開花やつぼみの実況を取り入れて反映していきます。

(2)近年の統計データを分析
桜の開花予想を算出する際、過去の統計データは分析の基本データとなります。通常、過去30年~50年程度の長期間のデータを使用しますが、昨今の平均気温の上昇傾向により、長期の統計データでは、正確な開花予想の算出が難しくなってきました。当社では各地点の開花予想の算出にあたり、気温が上昇傾向にある過去20年の統計データを基本としています。また近年の急激な変化を把握するため過去5年、過去10年の統計データをも応用分析しています。さらに今年から、全国3,000箇所に設置している気象観測機「ソラテナ」のデータも活用し、きめ細かいデータを開花予想の算出に反映していきます。

(3) 最新の気象データをもとに開花に影響する気温の推移と開花予想を算出
桜の開花には、前年からの気温傾向が大きく関わります。桜が順調に開花する条件は、前年の秋から冬にかけて十分に冷え込むこと、そして2月後半以降に暖かさが増してくることです。秋から冬にかけての冷え込みは「休眠打破」のために必要なものです。また、開花を促すためには3月の気温が大きく影響し、3月の暖かな春の訪れが早いほど桜の生長が促されて桜の開花が早まる傾向にあります。なお、開花直前の時期に寒の戻りがあると、寒さが強まった日数だけ開花日が遅れる現象がありますが、こうした急激な冷え込みは、事前に把握、特定が難しく、これによる開花日の遅れは傾向として内包しています。こうした寒の戻りの傾向は、開花時期直前のつぼみ調査や最新の独自週間予報等から予測に反映します。

(4) 全国660箇所の桜の名所への取材データ
ウェザーニューズでは、「さくらプロジェクト」のコンテンツとして、毎年、全国の桜の名所(約660箇所)の紹介を桜の開花の実況と併せて提供しています。「さくらプロジェクト」では、これらの名所に、電話などで現地へ独自に取材を行い最新の桜の開花状況を調査してスマートフォン、携帯、インターネットサイトに情報を更新をしています。こうした全国の桜名所スポットの過去データを分析し、開花予想に反映しています。

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各エリアの桜開花予想

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札幌周辺はゴールデンウィーク後半に開花

北海道地方では、4月下旬~5月は全般に平年よりもやや高めの気温となり、つぼみの生長は順調に進んでいきそうです。5月初め頃には道南方面から桜の開花が始まり、5月下旬にかけて開花エリアが広がっていく見込みです。札幌周辺では、ゴールデンウィーク後半に続々と開花が進み、5月中頃にかけて桜吹雪が始まるでしょう。全国で開花が最も遅い根室釧路方面では5月終わり頃に満開時期を迎えそうです。

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東北北部も今週には開花

東北地方では、4月下旬は全般に平年よりもやや高めの気温となり、桜前線は順調に北上していくでしょう。東北南部ではすでに桜の開花が始まっており、今週は東北北部の広い範囲で開花を迎える見込みです。ゴールデンウィーク前半は東北南部で、後半は東北北部で見頃の桜を楽しめそうです。

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◆各エリアの開花日の算出方法と開花分布(予想)について

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各エリアの開花分布(予想)は、過去8年間において、全国各地のサポーター(一般の方)が観察した一本一本の桜の木の報告をもとに、各都市の開花日(1輪開花)の推移を示した分布図です。図のように桜の開花は、同じエリア内においても開花日が分散されます。当社では、サポーターから報告のあった各エリア内の開花分布をもとに、加重平均し、桜が開花する本数が多い“開花ピーク時期”をエリアの開花日(幅をもった日数)として算出しています。