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ウェザーニューズ、2012年 第六回桜開花予想発表
都心は水曜までにお花見へ、北陸・東北南部は今週中に開花シーズン突入

・今週には、北陸と福島県で約半数の桜が開花見込み
・都心では雨風が強まる水曜日までが見頃ピーク
・北関東は今週末に見頃シーズンへ
・スマートフォン・携帯・インターネットサイト「ウェザーニュース」で、最新の開花情報を毎日更新
・第七回桜開花予想発表は、4月16日(月)13時発表予定

株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、桜の名所や公園などを対象とした約2万6千箇所の桜の開花予想を発表しました。本発表は、見頃が短い桜の開花時期を事前に知ってもらうことで、“日本の桜”を楽しんでもらうことを目的としています。開花予想の対象となった桜は、全国のお花見名所660箇所、近所の公園1万箇所、「さくらプロジェクト」に参加する一般の方の「マイ桜」約1万6千本(4月9日現在の登録数)です。開花予想は、過去8年間に一般の方から寄せられた160万通にもおよぶ桜の開花状況に関する膨大な“観察リポート”、先週全国で一斉調査した“つぼみリポート”、今後の“気象状況の予測”などをもとに算出しています。スマートフォン「ウェザーニュースタッチ」、携帯サイト、インターネットサイト「ウェザーニュース」内の「さくらCh.」では、全国2万6千箇所の最新の開花予想(開花日、5分咲き日、満開期間(満開開始日)、桜吹雪日)を毎日更新し、気象条件によって左右されやすい桜の開花の最新情報を公開していきます。

全国約2万6千箇所における名所の桜開花予想は下記から確認できます(無料)
スマートフォンアプリ
「ウェザーニュースタッチ」
※名所、マイ桜の情報のみ検索できます
携帯サイト
URL:http://wni.jp/
インターネットサイト「さくらCh.」
URL: http://weathernews.jp/sakura/

2012年の桜開花予想

~桜開花の時期~
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画像をクリックすると拡大画像が見られます

今シーズンの冬は強い寒波により、記録的な積雪となったところがありました。つぼみが徐々に開花の準備を始める2月も、気温は平年より低く推移し、3月も桜の開花を促すような暖かさになる日は少なくなりました。そのため、今年すでに開花したエリアでは、過去5年平均と比べて、平均で7日程度遅い開花となりました。今週末には関東北部で見頃を迎える見込みです。先週見頃を迎えた都心では、雨風が強まる水曜日までが見頃のピークとなり、お花見が楽しめそうです。まだ開花を迎えていない北陸や北日本でも遅い開花となりますが、4月後半は北日本で平年よりも気温がやや高めになるため、開花前線は次第にスピードを上げながら4月下旬にかけて東北を北上し、札幌市付近ではゴールデンウィーク後半の開花となる予想です。

2012年の開花状況

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今年のソメイヨシノの一輪開花は熊本県と高知県から始まりました。先々週~先週の気温が上がったタイミングで、西~東日本の多くのエリアで県内の2割以上の桜が一輪開花し、開花シーズンを迎えたエリアが拡大しました。今週は西~東日本の残りの県や東北南部の福島県でも開花シーズンを迎える見込みです。

各都道府県における開花実況(※昨日時点)
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※今週の開花予想は、8日(日)時点において各都道府県内で桜が開花している状態(開花率)の予想割合です。

~つぼみ調査による全国の桜の生長状況~

全国約800本を超える桜のつぼみを調査した結果、北陸や東北でも「先がピンクに」以上の報告が増えてきており、順調につぼみの生長が進んでいることが確認できました。ただ、昨年の同時期のつぼみの状態と比較すると、「先がピンクに」以上の割合は北陸では35%減少、東北では9%減少しており、引き続き遅い成長であることが分かります。北海道も昨年の同時期では「先が黄色に」のつぼみが見られたのに対し、今年はまだ変化が見られません。

~被災地のつぼみ調査と桜の生長状況~

先週も宮城県気仙沼市、岩手県大船渡市など東日本大震災で大きな被害を受けた東北のエリアからも、つぼみのリポートが届いています。つぼみの生長は順調に進んでおり、福島県いわき市からは開花目前の「花の軸が伸びきった」の報告も届きました。まもなく東北南部で開花が始まり、4月下旬にかけて東北北部へと開花前線が北上していく見込みです。

【凡例】 20120409_1_03

東北地方

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北陸地方

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甲信地方

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※つぼみ調査について

ウェザーニューズでは、全国の桜の生長状況を調べるため、先週の4月6日~8日の期間、全国の一般の方と共に“つぼみ調査”を行いました。つぼみ調査により、つぼみの“今”の状態を細かく把握することで、精度の高い開花日を予想することができます。つぼみ調査では、予め桜の木の様子を“日当たり”“枝”“生長度合い”などを基準に登録しておき、その後、定期的につぼみの様子を7ランク別(まだ小さく固い、先が黄色に、先が緑に、半分以上が緑に、先がピンクに、花びらが見えた、花の軸が伸びきった)に写真と共に報告します。つぼみ調査は毎週定期的に行う予定で、それをもとに毎週月曜日に最新の予想を発表していきます。

~開花に影響する気温の推移と予測~
<休眠打破期 12月から2月前半の実況>

桜の開花に大きく影響する「休眠打破」は1日の平均気温が3度~9度くらいが、最も大きな効果があると考えています。今年は、強い寒気でしっかり冷え込んで、ほぼ全国的に休眠打破は順調に行われていたことが見込まれます。

<「生長期」 2月後半以降の今後の実況と予測>

2月後半も平年よりも気温が低い状態がしばらく続き、つぼみの生長はスローペースだったと予想されます。3月も平年に比べて気温が大きく上がることが少なく、生長はさらに遅れました。先々週~先週になるとようやく気温が上がって春らしい暖かさになる日があり、西~東日本は開花が進みました。4月後半は北日本では平年よりも気温がやや高めになる予想です。このため、次第につぼみの生長のスピードが上がり、もともと開花の遅い北のエリアほど、これまでの生長の遅れを巻返す見込みです。

~4月2日発表の桜開花予想との相違点~

最新の実況、予想に基づく解析に加え、一般の方によるつぼみ調査結果を反映させた結果、東北南部や北陸の一部で1日程度、開花予想日を遅らせました。4月後半の気温が影響してくる東北北部や北海道は遅らせず、前回の予想と変化はありません。

2012年の各都道府県における名所の桜開花予想

下記の予想地点は、全国660箇所の名所から都道府県ごとに1つをピックアップ(北海道は2つ)したもので、その他の予想地点は、インターネットサイト(http://weathernews.jp/sakura/)または、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」、携帯サイト(http://wni.jp)にてご確認いただけます。また、昨年および5年平均開花日は、一部を除き各地点への当社独自調査によるものです。

20120409_table2 ※すでに開花日、5分咲き日、満開開始日、桜吹雪日を迎えた日付は太字になっています

ウェザーニューズの桜開花の定義について

<名所660箇所の桜開花予想について>

ウェザーニューズでは、桜の開花日を「その木に1輪以上の桜が初めて咲いた日」と定義しています。公園など、複数の桜の木がある場合の開花の定義は「その範囲の桜が開花すると予想されるピーク日」を算出しています。5分咲き日、満開期間(満開開始日)、桜吹雪日も同様の定義で行ないます。開花の確認は、該当施設の管理者などによる開花の判断があったかどうかを基準とします。
※1)2年前のシーズンより定義を変更したため、5年平均開花は推定値になります。

<各エリアの桜開花予想について>

桜は、樹齢や生育環境によって開花日に変動が生じるため、同じエリア内でも開花日は一本一本違います。ウェザーニューズでは、身近な桜の開花日をより感覚と合った形でお伝えするため、各エリアの開花日においては、開花日決定の対象となるような桜の木の選定を行わず、エリア全体の桜を対象とします。そのため、対象となる範囲が広く、桜の木が多い各エリアの開花日に関しては、開花のピークを迎える期間として発表しています。

ウェザーニューズの桜開花予測の手法について

ウェザーニューズでは、今シーズンの桜の開花予想にあたり、下記の4つの視点で分析し、開花予想を発表しています。

(1) サポーターリポートの分析

ウェザーニューズでは、全国各地の一般の方(サポーター)と、桜の“つぼみ”から“開花”“満開”“葉桜”になるまでの過程を共に観察する「さくらプロジェクト」の取り組みを2004年より毎年実施しています。昨年は、約2万人が本プロジェクトに参加し、当社には、過去8年で160万通以上もの各地点における開花情報が寄せられています。開花予想の発表は、これら蓄積された写真等の膨大な量の観察データを、地点ごとに細分化、分析し、ピンポイントに算出して行います。また、今後発表する予測に関しても、刻々と全国からリポートされる開花やつぼみの実況を取り入れて反映していきます。

(2)近年の統計データを分析

桜の開花予想を算出する際、過去の統計データは分析の基本データとなります。通常、過去30年~50年程度の長期間のデータを使用しますが、昨今の平均気温の上昇傾向により、長期の統計データでは、正確な開花予想の算出が難しくなってきました。当社では各地点の開花予想の算出にあたり、気温が上昇傾向にある過去20年の統計データを基本としています。また近年の急激な変化を把握するため過去5年、過去10年の統計データをも応用分析しています。さらに今年から、全国3,000箇所に設置している気象観測機「ソラテナ」のデータも活用し、きめ細かいデータを開花予想の算出に反映していきます。

(3) 最新の気象データをもとに開花に影響する気温の推移と開花予想を算出

桜の開花には、前年からの気温傾向が大きく関わります。桜が順調に開花する条件は、前年の秋から冬にかけて十分に冷え込むこと、そして2月後半以降に暖かさが増してくることです。秋から冬にかけての冷え込みは「休眠打破」のために必要なものです。また、開花を促すためには3月の気温が大きく影響し、3月の暖かな春の訪れが早いほど桜の生長が促されて桜の開花が早まる傾向にあります。なお、開花直前の時期に寒の戻りがあると、寒さが強まった日数だけ開花日が遅れる現象がありますが、こうした急激な冷え込みは、事前に把握、特定が難しく、これによる開花日の遅れは傾向として内包しています。こうした寒の戻りの傾向は、開花時期直前のつぼみ調査や最新の独自週間予報等から予測に反映します。

(4) 全国660箇所の桜の名所への取材データ

ウェザーニューズでは、「さくらプロジェクト」のコンテンツとして、毎年、全国の桜の名所(約660箇所)の紹介を桜の開花の実況と併せて提供しています。「さくらプロジェクト」では、これらの名所に、電話などで現地へ独自に取材を行い最新の桜の開花状況を調査してスマートフォン、携帯、インターネットサイトに情報を更新をしています。こうした全国の桜名所スポットの過去データを分析し、開花予想に反映しています。

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各エリアの桜開花予想

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札幌周辺はゴールデンウィーク後半に開花

北海道地方では、4月後半は全般に平年よりもやや高めの気温となり、つぼみの生長は順調に進んでいきそうです。5月初め頃には道南方面から桜の開花が始まり、5月下旬にかけて開花エリアが広がっていく見込みです。札幌周辺では、ゴールデンウィーク後半に続々と開花が進み、5月中頃にかけて桜吹雪が始まるでしょう。全国で開花が最も遅い根室釧路方面では5月終わり頃に満開時期を迎えそうです。

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仙台周辺は4月下旬に満開に

東北地方では、4月後半は全般に平年よりもやや高めの気温となり、桜前線が順調に北上していきそうです。今週は東北南部の沿岸部で桜の開花が始まり、4月下旬にかけて開花前線が北上を続ける予想です。満開時期を迎えるのは、仙台周辺で4月下旬となり、4月末に向かって桜吹雪が始まるでしょう。

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金沢市周辺はいよいよ開花シーズンへ

中部地方では、東海ではすでに見頃を迎えており、今週は北陸で西部から開花が始まる見込みです。開花の遅かった昨年と比べると、同じかさらに遅い時期の開花となります。金沢市周辺では来週には見頃を迎えるところが増え、4月下旬にかけて桜吹雪が始まるでしょう。

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◆各エリアの開花日の算出方法と開花分布(予想)について

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各エリアの開花分布(予想)は、過去8年間において、全国各地のサポーター(一般の方)が観察した一本一本の桜の木の報告をもとに、各都市の開花日(1輪開花)の推移を示した分布図です。図のように桜の開花は、同じエリア内においても開花日が分散されます。当社では、サポーターから報告のあった各エリア内の開花分布をもとに、加重平均し、桜が開花する本数が多い“開花ピーク時期”をエリアの開花日(幅をもった日数)として算出しています。