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ウェザーニューズ、“桜の振り返り調査”の結果発表

お花見率は“東高西低”!北〜東日本ほどお花見に行き、北陸では7割超

~岩手の桜が1番キレイ!?雨に見舞われた九州はキレイ度が低い結果に〜

 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通じて、全国のウェザーリポーターと“桜の振り返り調査”を実施しました。のべ16,810人から寄せられた回答を集計した結果、全国の約6割がお花見へ行き、最もお花見率(お花見に行った人の割合)が高かった地域は北陸で7割を超えることがわかりました。また、今年の桜がキレイだったと感じた人は全国の約9割で、例年以上にキレイだと感じた人が最も多いのは岩手県でした。一方で、見頃の時期に曇りや雨の日が多かった西日本からは、あまりキレイではないという報告が多く寄せられました。今年はお花見率もキレイ度も“東高西低”であったと言えそうです。
 今年の桜は、気温の影響を受けて例年と異なる咲き方となりました。3月の暖かさで、東北では桜の開花が1週間前後も早まった一方で、暖冬の影響で、毎年開花が比較的早い鹿児島や静岡では3〜4日遅い開花となりました。
 ウェザーニューズは本調査結果をスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」内で公開するとともに、今後のサービスに活用していきます。

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http://weathernews.jp/s/topics/201605/160005/
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<お花見調査まとめ>

お花見率は“東高西低”!北陸3県はお花見「行った」が7割超

 4月26日(※)に、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通じて全国の会員に「今年、お花見に行った?」と質問し、「平日に行った」「土日に行った」「行かなかった」から選択してもらいました。全国9,019人(熊本県を除く)から寄せられた回答を集計した結果、今年は全国の約6割(58%)の人がお花見に行ったことがわかりました。最もお花見に行った人の割合が多い県は石川県(77%)、次いで富山県(76%)、福島県(73%)、福井県(72%)となり、北陸3県が70%を超え、上位にランクインしました。また、東北日本海側や東日本太平洋側でもお花見に行った人が6割以上の県が多かったことから、東北や東日本の方ほどお花見を楽しんだと言えそうです。
 一方、西日本ほどお花見に行った人の割合が少ない傾向が見られ、今シーズンのお花見率は“東高西低”となりました。予報センターが「お花見日和日数(見頃シーズン中に、天気に恵まれお花見ができた日数)」を算出したところ、北海道〜近畿は3.5〜6.0日(うち土日祝日は1.5〜3.5日)で、土日でもよい天気でお花見できる日が十分あったのに対し、中国〜九州は1.8〜3.0日(うち土日祝日は0.9〜1.2日)で、週末にお花見を楽しめるチャンスがわずか1日しかありませんでした。
 北〜東日本は見頃期間に天気に恵まれたのに対し、西日本では前線や寒気の影響で雨に見舞われる日が多かったことが、お花見率を左右した要因の一つと言えそうです。

※調査日は、熊本県を除く西〜東日本および福島県・宮城県が4月24日、山形県・東北北部・北海道が5月7日です。

1番キレイな桜を楽しめたのは岩手県!?雨に見舞われた九州ではキレイ度が低い結果に

 今年の桜の美しさを調査するため、4月14日(※)に「今年の桜はキレイだった?」と質問し、「例年以上にキレイ」「例年並」「あまりキレイではない」から選択してもらいました。全国7,791人から寄せられた回答を集計した結果、全国で「例年以上にキレイ」が20%、「例年並」が74%、「あまりキレイではない」が6%であったことから、今年の桜はキレイだったと感じている人が多いと言えそうです。
 都道府県別に見てみると、「例年以上にキレイだ」と感じた人が最も多いのは岩手県で40%にのぼり、次いで島根県、青森県、福岡県、新潟県となりました。見頃の時期に比較的天気に恵まれた日本海側の県が上位にランクインしました。一方で、「あまりキレイではない」と感じた人が最も多いのは宮崎県(36%)で、3割以上を占めました。次いで鹿児島県(28%)、高知県(22%)、大分県(13%)、熊本県(10%)と、九州や四国の太平洋側の県が並びました。このエリアでは見頃の時期に前線が停滞し曇りや雨の日が多く、青空に映えた桜が見られなかったことが理由として考えられます。

※調査日は、西〜東日本が4月14日、北日本が5月8日です。

<今年の桜開花の特徴>

3月の暖かさで東北はスピード開花!平年より最も早く咲いたのは山形県

 今シーズンは3月の気温が平年を大きく上回り、雪どけも早かった影響で、北日本と北陸〜山陰では例年より開花が早まりました。特に岩手県・宮城県・福島県で6日、山形県では1週間も早い開花となりました。
 一方、例年より開花が遅くなったところもありました。毎年開花が比較的早い鹿児島県では例年より3日、静岡県では4日遅い開花となりました。この原因の一つとして、暖冬の影響による休眠打破の遅れが考えられます。桜のつぼみが目覚めるには冬に十分な寒さが必要で、条件として11月以降に最低気温2〜7℃の日が30日程度必要とされています。今シーズンは太平洋側の海沿いほど秋・冬に気温が下がらず、最低気温5℃未満を目安に30日経過した日を算出した場合、昨年と比べて静岡県・鹿児島県では2週間〜1カ月程度休眠打破の時期が遅れたと推定されます。

開花から見頃開始までが長かった!満開が待ち遠しいお花見シーズンに

 今年は、開花してから見頃を迎えるまで時間がかかったシーズンでした。「お花見に行ったがまだつぼみだった」など思ったより開花が進まないことに驚く声や、満開を待ち遠しく思う声も「ウェザーニュース」の会員から寄せられました。予報センターが開花から見頃になるまでの期間を分析したところ、全国平均は例年4.7日のところ、今年は6.5日と1.8日も長いことがわかりました。中でも、西日本・東海・関東では7日を超えたところが多く、九州にいたっては7.9日と例年より2.5日も長くなりました。1日の平均気温が10〜12℃を切ると生長が足踏みするとされますが、今シーズンは3月下旬の開花し始めた頃に寒気が通過し、1日の平均気温が10〜12℃を下回る日が続いたことが原因と考えられます。

参考資料:都道府県別ランキング

※「今年、お花見に行った?」は熊本県を除く46都道府県、「今年の桜はキレイだった?」と「お花見日和日数」は沖縄県を除く46都道府県を対象にしています。