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ウェザーニューズ、ギリシャ支店を開設

船主・船舶管理市場向け新サービスの開発を開始

アテネ > 航海気象 >

 株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、商船を所有する船主の多くが拠点を置くギリシャに、17番目の海外マーケティング拠点となる『Weathernews Greece Branch』を開設したことを発表しました。昨今の海運業界を取り巻く状況の変化を受けて、船主・船舶管理市場においても船上ブロードバンドの普及など船舶の高度情報化に対応した安全運航対策の強化や、より効率的な配船計画、環境規制対策へのニーズが高まっています。 当社は創業以来30年にわたって船主から船を用船し運航する船社(用船社)を中心に安全・経済運航の支援を行って参りました。これまでの経験・知見を生かし、この度開設した支店を拠点として、当社の主力サービスである最適運航支援サービス(Optimum Ship Routeing Service)の拡販のみならず、船主のニーズに対応した新サービスの開発を開始いたします。 現地時間10月12日にはアテネ市内にて船主向けの新サービス開発に関わるセミナーを実施し、ギリシャ国内外の船主関係者約80名にご参加いただきました。活発なディスカッションから関心の高さが伺える内容となりました。

◆船主向けセミナーとギリシャ支店オープニングセレモニーを実施
 〜船主関係者約80名が参加し新サービスへの関心の高さを確認〜

現地時間10月12日、アテネ市内で第一回船主向けセミナーを開催し、約50社80名にご参加いただきました。昨今の船主市場の状況を踏まえ、今後の新サービス開発に向けた意見交換が行われました。参加者の多さや質問の内容から新サービス開発への期待の高さを確認することができました。 セミナー終了後には、当社支店『Weathernews Greece Branch』のオープニングセレモニーを開催し、多くの船主関係者とともに、在ギリシャ日本国大使館から西林特命全権大使にもご参加いただき、以下の祝辞を頂戴しました。

<西林特命全権大使からの祝辞>
 「1952年にギリシャの船主が日本の造船会社に世界で初めてタンカー船を発注して以来、日本とギリシャは海運業界において素晴らしい関係を築いてきました。日本産の船がギリシャで人気がある理由は、船の品質の高さと環境に優しいという点、またそのサービス品質の高さにあります。船舶運航会社に提供する最適航路支援サービスが燃料削減に貢献しているように、ウェザーニューズから提供される気象情報サービスもまた、今いらっしゃる皆様にとって有意義なものとなるでしょう。さらに、ウェザーニューズの支店開設が日本とギリシャのビジネスにおける関係性をより強固なものとすることを期待しています。」

セミナーの様子
セミナーの様子
西林特命全権大使による乾杯
西林特命全権大使による乾杯

 

 オープニングセレモニーの中では、日本・幕張、デンマーク・コペンハーゲン、アメリカ・オクラホマにある当社のサービスセンターを繋ぎ、全世界の気象予測とサービス運営の現場を紹介しました。

日本・デンマーク・アメリカのサービスセンターから同時中継
日本・デンマーク・アメリカのサービスセンターから同時中継


 今回、セミナーおよびオープニングセレモニーの中でご参加いただいた方々からのご意見や要望を、船主向け新サービス開発に活かして参ります。

◆Weathernews Greece Branch
 Address:3 Irodotou Str. , 18538, Piraeus, Greece
2016102604

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