TOP > NEWS > 2018

ニュース

ウェザーニューズ、スポーツ気象チームが日本トライアスロン連合 情報戦略・医科学委員会に参画

5月12〜13日、横浜開催の世界トライアスロンで現地観測/予報を実施

スポーツ祭典気象 >

株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、今シーズンから公益社団法人日本トライアスロン連合(JTU)の情報戦略・医科学委員会に参画しました。当社は、トライアスロンナショナルチームに対してはパフォーマンスの最大化につながる気象情報を、大会主催者に対してはJTU主催・共催・公認大会を安全かつ円滑に運営できる情報をカスタマイズし、それぞれが最良の準備をできるようサポートします。5月12〜13日には、JTUが主催する世界トライアスロンシリーズが横浜で予定されており、情報戦略・医科学委員として初めて支援を行う予定です。当日はコース周辺で観測を行い、ナショナルチームや大会主催者に向けて最新の観測データと予報をリアルタイムに提供していきます。

トライアスロン連合 情報戦略・医科学委員会に参画

トライアスロンは、水泳(スイム)、自転車ロードレース(バイク)、長距離走(ラン)の3 種目を連続して行うスポーツで、戦略・戦術を策定する上で気象情報が重要になります。例えば、潮流や波高はスイムのスタート位置や泳ぐルート選定に、風向・風速はバイクのホイールの太さや空気圧の調整に関係します。当社は、気象を味方につけていただくため、2016年シーズンよりJTUオフィシャルパートナーとして、ナショナルチームに対する選手支援とJTU主催大会の運営支援を開始し、競技会場の気象情報(天気・気温・風向・風速・湿度・水温・潮流・日の出・日の入りなど)を提供してきました。

今回、JTUオフィシャルパートナーに加えて、JTUの情報戦略・医科学委員会に参画いたしました。今シーズンは委員会のメンバーとして、ナショナルチームが出場する大会とJTU主催・共催・公認大会(※大会名は参考情報を参照)をサポートしていくとともに、トライアスロン競技における気象情報の活用を推進していきます。

また、2020年の国際大会に向けては、当社は気象を考慮したコースの分析や事前準備が行えるよう、昨年7月から予定コースの気象観測を始め、既に活動を開始しています。今年も引き続き7〜8月に観測を実施し、会場周辺の気象傾向を調査する予定です。気象会社によるトライアスロン競技に特化した気象情報の分析や提供は例がなく、当社は世界に先駆けてトライアスロンへの気象情報の活用を進めていきます。

 

5月12日横浜大会で情報戦略・医科学委員会として初サポート

5月12日(土)〜13日(日)に横浜で開催される世界トライアスロンシリーズで、当社は情報戦略・医科学委員会として初めて、大会運営支援と選手・チーム支援を行います。事前に綿密な打ち合わせを行い、選手・チームに対してはパフォーマンスの最大化につながる気象情報を、大会主催者に対しては安全かつ円滑に運営できる情報をカスタマイズし、それぞれが最良の準備をできるよう支援します。

当日は、スポーツ気象チームのスタッフを現地に派遣して、本部内で気象予報を提供し、各種問い合わせに対応するとともに、コースの主要地点で気象観測を行い、観測データをリアルタイムに共有する予定です。

 

公益社団法人日本トライアスロン連合 会長 岩城光英氏のコメント

「自然環境の中でスイム・バイク・ランを連続して行うトライアスロンは、気温や水温、風、日差しなど様々な天候の影響を受けます。そのため、選手が気象予報や観測情報を把握する事は、レース戦略を構築するうえでも重要です。また、大会主催者が天候状況を認識しておく事は安心安全な大会運営にも寄与します。正確な天候情報は全てのトライアスロン関係者にとって求められる有益な情報となります。このようなトライアスロン特有の課題に、ウェザーニューズのサポートでアプローチできる事は大変心強いと感じており、チームジャパンとして、トライアスロンファミリー一丸となって、2020年東京オリンピック・パラリンピックを目指して参りますので、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。」

 

当社は、トライアスロン競技の国際大会や世界大会での活躍とトライアスロン・パラトライアスロン及び関連競技の一層の普及発展を支援します。

 

参考情報:過去の支援実績

― ナショナルチームのサポート実績(選手・チーム支援)
▼2016年
・ITU世界トライアスロンシリーズ 8レース
(4月ゴールドコースト、ケープタウン、5月横浜、6月リーズ、7月ストックホルム、ハンブルク、9月エドモントン、コスメル)
・8月リオ国際スポーツ大会

▼2017年
・ITU世界トライアスロンシリーズ 9レース
(3月アブダビ、4月ゴールドコースト、5月横浜、6月リーズ、7月ハンブルク、エドモントン、8月モントリオール、ストックホルム、9月ロッテルダム)

▼2018年
・ITU世界トライアスロンシリーズ 8レース
(3月アブダビ、4月バミューダ諸島、5月横浜、6月リーズ、7月ハンブルク、エドモントン、8月モントリオール、9月ゴールドコースト)※5月以降は今後の計画

 

― JTU主催の大会運営サポート実績(大会運営支援)
▼2016年 2大会
・10月:第22回日本トライアスロン選手権(台場)
・10月:ITUトライアスロンワールドカップ(宮崎)

▼2017年 12大会
・ 5月:ITU世界トライアスロンシリーズ(横浜)
・ 6月:2017五島長崎国際トライアスロン大会(長崎)
・ 6月:蒲郡オレンジトライアスロン(蒲郡)
・ 6月:大阪城トライアスロン2017(大阪)
・ 7月:第7回日本U23トライアスロン選手権(仙台)
・ 7月:第19回日本U19トライアスロン選手権(仙台)
・ 7月:NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(高松)
・ 7月:第32回長良川国際トライアスロン大会(長良川)
・ 9月:2017佐渡国際トライアスロン大会(佐渡)
・ 9月:NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(村上)
・10月:第23回日本トライアスロン選手権(台場)
・11月:ITUトライアスロンワールドカップ(宮崎)

 

本ニュースをプリントアウトしてご覧になりたい方はこちらから