日本時間3月9日8時より、24時間ライブ放送番組『SOLiVE24』で、皆既日食の様子をインドネシアから生中継します。番組は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」およびインターネットサイト「ウェザーニュース」のほか、テレビ（BS 910Ch）、YouTube、ニコニコ生放送でご覧いただけます。詳細は、特設サイト『皆既・部分日食2016』をご覧ください。

　国立天文台によると、今回の日食はインドネシアなど東南アジア地域の一部では皆既日食として、日本全国で部分日食として観察できます。インドネシア（ブリトゥン島タンジュンパンダン）では、皆既日食の始まりが日本時間9時23分頃、食の最大が9時24分頃、皆既日食の終わりが9時25分頃となります。
　また、東京では10時12分から部分日食となり、11時8分頃に食の最大を迎えます。日本国内（人が居住している場所）で見られる日食としては、2012年5月21日の金環日食以来およそ4年ぶりとなります。

　日本時間9日9〜12時頃は、低気圧や前線から離れた北日本や、西日本の日本海側は雲が少なく、部分日食を見るチャンスがありそうです。特に、北海道東部の太平洋側は、青空が広がる可能性が高いため、部分日食をバッチリ楽しめそうです。周辺にお住まいの方は外に出て部分日食をお楽しみください。
　一方、西・東日本の太平洋側は、本州南岸付近に進んでくる低気圧の影響で、厚い雲が広がると予想され、日食を見るのは難しそうです。沖縄は、チャンスはあるものの、前線通過と重なってしまうと厚い雲に隠れてしまいそうです。この地域にお住まいの方は、『SOLiVE24』で皆既日食の中継映像をお楽しみください。なお、南岸低気圧や前線の発達レベル、進路のズレによって、日食を見られるエリアは変化します。最新の情報は、特設サイト『皆既・部分日食2016』からご確認ください。

※このMAPは、3月3日時点の予報をもとに作成したものです。最新のMAPは、随時更新しているインターネットサイト「ウェザーニュース」の『皆既・部分日食2016』、またはスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「星空Ch.」にてご確認ください。