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ウェザーニューズ、2016年第四回桜開花予想を発表

九州〜関東で開花ラッシュ!今年は長く楽しめるお花見に

〜今週後半から寒気の影響による花冷えで桜の生長はゆっくりに〜

<対象地点>
 全国のお花見名所700カ所、全国の主要都市
 「さくらプロジェクト」の参加者が報告する9,154本の桜(※3月22日現在の登録数)
<予想内容>
 開花日、五分咲き日、満開開始日、桜吹雪開始日


株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、3月17日(木)〜19日(土)に四回目の「全国つぼみ調査」を実施し、「第四回桜開花予想」を発表しました。今週前半までは全国的に暖かく、九州から関東にかけて開花ラッシュとなる予想です。今週後半〜3月末は寒気の影響による花冷えで桜の生長がゆっくりと進むため、開花が始まった地域では、お花見シーズンを長く楽しめそうです。本開花予想は、3日間実施された「全国つぼみ調査」の4,994通の報告、「さくらプロジェクト」の参加者から届く桜リポート、最新の気象予測などをもとに算出しています。最新情報は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」や、スマホ向けwebサイト「ウェザーニュース」の『さくらCh.』からご覧いただけます。なお、「第五回桜開花予想」は、3月29日(火)に発表予定です。

最新の桜開花予想は
こちらから
全国のお花見名所700カ所の桜情報はこちらから
インターネットサイト
『桜開花予想2016』
https://weathernews.jp/ip
/info/sakura/2016/
スマホアプリ
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sakura/

2016年の桜開花予想

〜桜の開花時期〜

 今週前半までに開花が予想されるエリアは順調に開花する見込みですが、今週後半から3月末まで寒気の影響で気温が下がるため、西・東日本のこれから開花を迎えるエリアでは生長がゆっくりと進みます。今週前半に開花した名所では、見頃が一気に終わってしまった昨年よりも長くお花見を楽しめそうです。
 4月に入ると気温が上昇して、桜の開花が急速に進みます。4月上旬には北陸・甲信北部・東北南部でも開花が始まり、他の北日本のエリアも含めて平年並かやや早めの開花時期となりそうです。

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〜九州〜関東は3月末の寒の戻りが開花のタイミングの鍵に〜

 昨年12月〜今年1月の気温が高く休眠打破が不十分だったことと2月の寒さの影響で、3月初めまでは西・東日本のつぼみの生長が昨年の同時期より遅れ気味でした。ただ、3月に入ってから暖かい日が多く、つぼみの生長が急速に進み、九州北部・東海・関東南部では平年よりやや早めに開花しました。今年の開花は福岡から始まり、その後、東京、愛知、岐阜、長崎、熊本のウェザーリポーターからも開花の報告が寄せられました。20日には、福岡県内の桜の開花率が20%を越え、昨年よりやや早めに開花シーズンに突入しました。
 しかし、これから咲き始める九州〜関東の桜は、今週後半〜3月末の寒の戻りに大きく左右されます。ここ数日続いている20℃前後の暖かさで、西・東日本では23日頃まで開花が進みますが、24日以降は昼間でも15℃に届かない日が3月末(来週中頃)まで続くため、開花前線は足踏みしそうです。4月初め(来週後半)になると気温が上昇するため、開花が爆発的に広がる予想です。また、すでに咲き始めている桜は、寒気の影響で花冷えとなるため、一気に見頃が過ぎ去ってしまった昨年とは一転、お花見を長く楽しめそうです。


~「全国つぼみ調査」による全国の桜の生長状況~

 全国4,994本の桜(うちソメイヨシノ4,007本)を対象とした「全国つぼみ調査」の結果、先週初めに関東を中心として寒の戻りがあったものの、先週後半の暖かさが後押しして、つぼみの生長が順調に進んでいることがわかりました。九州北部や四国、関東南部では「花びらが見えた」「花の軸が伸びきった」という開花目前のつぼみも増えてきています。

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※「全国つぼみ調査」について

ウェザーニューズでは、全国の桜の生長状況を調べるため、3月17〜19日の期間、全国の一般の方と共に「全国つぼみ調査」を行いました。つぼみの生長を7段階(まだ小さく硬い、先が黄色に、先が緑に、半分以上が緑に、先がピンクに、花びらが見えた、花の軸が伸びきった)で写真と共に報告いただきました。全国各地のつぼみの生長状況を細かく把握することで、気温上昇の影響で開花が早まりそうな場合や、寒の戻りで開花が遅れそうな場合も開花予想日を迅速に修正し、より精度の高い開花予想を行うことが可能になります。今年は、毎週木〜土曜日に「全国つぼみ調査」を行い、全国のつぼみの生長を加味した最新の開花予想を翌週火曜日に発表します。


名所の桜開花予想

 以下の表は、全国700カ所の名所から都道府県ごとに1カ所(北海道・東京・大阪は2カ所)をピックアップしたものです。全国の名所700カ所の開花予想は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やスマホ向けwebサイト「ウェザーニュース」の『さくらCh.』からご覧いただけます。


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主要都市の開花時期

※エリアごとに“開花(1輪)”のピーク時期を記載しています。


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各エリアの桜開花予想

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【北海道】開花前線は4月28日頃に道南に上陸!

北海道は、4月の気温が平年並〜やや高めの予想で、桜の開花は平年並かやや早めとなる見込みです。4月28日頃に道南から桜が咲き始め、5月20日頃にかけて開花エリアが広がっていきます。札幌市周辺では5月初めから開花が始まり、GW後半に少しずつ咲き揃い、5月上旬に見頃を迎えそうです。全国で開花が最も遅い根室・釧路方面でも5月中旬に咲き始め、20日前後には満開の桜を楽しむことができそうです。

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【東北】東北南部の開花は4月初め!

東北は、昨年と同じスピードでつぼみが順調に生長しています。3〜4月の気温が平年並〜やや高めの予想で、つぼみの生長が早まるため、桜の開花は平年並〜やや早めとなる見込みです。
4月初めには南部の太平洋側から開花が始まり、開花前線は4月下旬にかけて順調に北上する予想です。福島市では入学式の頃、仙台市周辺では4月10日頃、青森市周辺では4月末に見頃を迎える予想です。

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【関東】関東南部はお花見を長く楽しめそう!

関東では、3月10日頃に寒の戻りがあったものの、その後の暖かさでつぼみは急速に生長しました。東日本で開花1番乗りとなった東京は、平年よりやや早い21日に開花しました。今週前半までに開花が予想される地域の桜は順調に開花する予想です。今週後半から3月末まで寒の戻りが予想されるため開花スピードは落ちますが、関東北部も平年並かやや早めの開花となる見込みです。また、すでに咲き始めた桜は、寒気の影響で3月末まで花冷えとなるため、関東南部では桜の生長がゆっくり進み、お花見を長く楽しめそうです。都心周辺の桜も、広い範囲で週末から見頃を迎え、3月末には満開になりそうです。関東北部の桜は入学式の頃に見頃を迎えそうです。

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【中部】名古屋は来週からお花見シーズン!

東海西部や甲信南部は、先週後半の暖かさでつぼみが順調に生長しました。名古屋市や岐阜市、甲府市周辺で平年よりやや早く咲き始めています。今週後半から3月末まで寒の戻りが予想されるため、開花への歩みは全体的にやや足踏みし、東海東部の静岡県では平年並かやや遅い開花になりそうです。北陸や甲信北部も寒の戻りによって生長の足踏みが予想されますが、これまでのつぼみの生長が昨年と同レベルもしくはそれ以上と早いため、平年並かやや早めの開花となりそうです。東海や甲信南部の桜は、寒気の影響で3月末まで花冷えとなるため、ゆっくりと咲き揃い、来週はお花見を楽しめそうです。北陸・甲信北部では4月上旬〜中旬に見頃を迎える所が多く、新潟市や長野市周辺では、4月中旬にお花見を楽しめそうです。

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【近畿】3月24日に大阪・和歌山から開花予想!

近畿は、沿岸エリアを中心に暖冬の影響で休眠打破が不十分となり、2月末までつぼみの生長がやや遅れ気味でした。ただ、3月上旬と先週後半の暖かさでつぼみの生長が加速しており、桜の開花は平年並かやや早くなりそうです。近畿の桜は、3月24日に大阪市と和歌山市から開花が始まる見込みです。今週後半から3月末まで寒の戻りが予想されるため、その他の地域の開花の進みはゆっくりで、お花見は来週末頃に楽しめそうです。入学式の頃まで満開や桜吹雪を楽しめるところもありそうです。奈良県の吉野山で見頃を楽しめるのは4月中旬の見込みです。なお、休眠打破が不十分と推測される神戸など海沿いのエリアや、寒の戻りの影響を受けやすい近畿北部は、3月末頃の開花となる可能性があります。

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【中国・四国】高知から開花シーズンに突入!

中国・四国の開花は、22日頃に高知市から始まる予想です。中国・四国は、暖冬の影響で休眠打破が不十分となり、2月末までつぼみの生長が遅れ気味でした。ただ、3月上旬と先週後半の暖かさで、つぼみの生長が加速したため、中国・四国の開花は広い範囲で平年並となり、山陰では平年よりやや早い地域も出てきました。今週後半から3月末まで寒の戻りが予想されるため、これから開花する地域ではゆっくりと進み、来週末頃からお花見を楽しめそうです。

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【九州】福岡・長崎・熊本は長いお花見シーズン!

九州のつぼみの生長は、3月上旬と先週後半の暖かさによって北部を中心に順調に進み、福岡県では平年よりやや早い3月19日から咲き始め、県内の20%の桜が開花して開花シーズンに突入しました。22日に開花が始まった長崎市や熊本市と、すでに開花している福岡市周辺では、今週後半の花冷えによって桜の開花がゆっくり進み、来週末までお花見を長く楽しむことができそうです。一方、九州南部では、暖冬による休眠打破不足や先週前半の寒の戻りが影響し、つぼみの生長が昨年の同時期に比べても遅れ気味になっています。九州南部は、平年よりやや遅く開花し、早いところでは来週末から見頃を迎える予想です。


ウェザーニューズの桜開花日の定義

・1本の木の開花日
 木に“1輪以上”の花が初めて咲いた日を開花日と定義しています。

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・名所や主要都市の開花日
 同じ敷地や地域の桜でも、樹齢や生育環境によって桜の開花日は1本1本異なります。ウェザーニューズでは、敷地内に複数の木がある名所の開花日は、“敷地内の桜の開花(1輪)がピークを迎える日”と定義しており、施設管理者などの判断を基準としています。また、身近な桜の開花日をより感覚に合った形でお伝えするため、各主要都市の開花日は、エリアを代表するある1本の木の開花日ではなく、“エリア全体の桜が1輪開花のピークを迎える時期”として発表しています。

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ウェザーニューズの開花予想

ウェザーニューズは、(1)「全国つぼみ調査」や桜リポート、(2)全国700カ所の桜の名所への独自取材をして得られた実況データ、(3)近年の統計データ、(4)最新の実況気温と予想気温をもとに予想しています。 (1)「全国つぼみ調査」や桜リポートの分析  ウェザーニューズでは、全国各地の一般の方(ウェザーリポーター)と“つぼみ”の段階から“葉桜”まで桜の生長を見守る「さくらプロジェクト」を2004年から実施しています。2015年の参加者は1.3万人にのぼり、当社には昨年までの12年間にのべ約16万人の参加者から寄せられた200万通以上の桜リポートが蓄積されています。毎週木〜土曜日に実施する「全国つぼみ調査」や、日々寄せられる桜リポートを分析し、桜開花予想に反映しています。 (2) 全国700カ所の桜の名所への取材データ  全国の名所700カ所に電話などで独自に取材を行い、桜のつぼみの生長状況や開花状況を調査しています。 (3) 近年の統計データを分析  桜の開花予想を算出する際、過去の統計は分析の基本データとなります。通常、桜の開花予想には過去30~50年程度の長期間のデータを使用しますが、昨今の平均気温の上昇傾向により、長期の統計データでは、正確な開花予想の算出が難しくなってきました。当社では気温が上昇傾向にある過去20年の統計データを基本データとして使用し、各地点の開花予想を算出しています。また、近年の急激な温暖化を考慮するために過去10年の統計データも参考にして分析を行っています。 (4) 最新の実況・予想気温  休眠打破に必要な秋から冬の寒さと、つぼみの生長を大きく左右する3月の気温を予測に反映しています。3月の気温が高く、春の訪れが早いほど桜のつぼみの生長は促進され、開花が早まる傾向にあります。一方、開花直前の時期に寒の戻りがあると、寒さが強まった日数だけ開花日が遅れることがあります。寒の戻りによる開花の遅れは、開花時期直前のつぼみ調査や週間予報等から予測に反映していきます。